大塚ムネトの超不定期日記(2005年8月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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15時からピクニック事務所でスタッフ会議。全スタッフが集まるのはこれが初めて。すでに各パートでの打ち合わせは進んでいるので、そのすりあわせなど。今回舞監をお願いする松元さんは元々劇団四季にいた方で、パルコ劇場での経験もあるとのこと。パルコ側のスタッフに知り合いもいるので話が早い。 パルコを含め、全体をわかっている方なので、安心して「演出上どうしてもやりたいこと」を言ってみる。今日の所はひとまず持ち帰って検討と言うことになったが、ぜひ実現させたいなぁ。 |
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せっかくもう一度上演できるので、より効果的な「新たな演出案」をいくつか考えている。で、明日の「パルコに向けたスタッフ会議」で発表できるように、より具体的な案にしていく。全体のイメージはそのままに、たとえばどんな具体案があるかを色々と想定して「自分の中でのOKライン」を確定させる。 予算などの「大人の事情」で制約は色々出てくるが、「そこを理解しつつも、作品のために言い張る」のが演出の役目なので、まずはボク自身が揺らがないように「ボクのOKライン=最低ライン」を決めるのだ。 関係者には申し訳ないが、ちょっと高めに設定しますから・・・・・よろしく頼みますね。 |
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きららの池田さんのお誘いで、吹越満のソロライブ「フキコシ・ソロ・アクト・ライブmr.モーション・ピクチャー」を観に行く。池田さんは、毎回大人数で熊本からツアーを組んで観に来るぐらいお気に入りとのこと。今回キャンセルが出たのでボクに声がかかったのだった。 まずは、同じくキャンセルで声がかかった漂流画報の北島さんと天神で合流して、池田さんたちと待ち合わせ。北島さんとも久々だったので、しばらく芝居の話で盛り上がる。マニアックな曲や画像を焼いたCD−Rなど、北島さんは毎回お土産をくれるが、今回はYS−11のダイキャストモデルと画報の最新号だった。いつもありがとうございます。 会場には、とまとママ率いるあんみつメンバーや、コガキョ、若手の子たちなども来ていた。驚いたのはうちの立石さんが会場整理をしていたこと。どうやらチラシの折り込みに来て、制作の大立石さんに頼まれたらしい。さすが大立石さんだ(正確にはどちらも立石だけど、貫禄がある方なので大立石さんと呼んでいる・・と、こんな事書くと怒られるかな)。 で、ライブだが、どれもよく練ってあるし、映像とのシンクロもばっちりで見事だった。「レベルが高いおバカ」の集大成。ちょっと下品な所も素敵だった。うん、池田さんがハマるのもよくわかる。前々から「ギンギラ下品ユニット」をやりたいことは、お蔵だし公演やこの日記でも発表しているが、今回のライブを観て、ますますその欲求が高まったよ。 |
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企画の準備段階でボクが提案していたのは、「だざいふ園を舞台にした太宰府の話」と「嘉穂劇場を舞台にした飯塚の話」。その後話が二転三転し、公演スケジュールとかぶってしまったこともあって、ボクは企画からはずれたが、「嘉穂劇場を舞台にした飯塚の話」で準備が進んでいる。 中身はだいぶ変わっているが、ギンギラがお世話になった嘉穂劇場が舞台なので嬉しい。少しは恩返しになったかな。 |
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リモコンがどんどん増えて面倒くさいので、学習リモコンを買うことにした。学習リモコンというのは、「それぞれのリモコン信号をボタンに記憶させて1台のリモコンにまとめる」ってやつ。早速ネットで検索してみると、4,5千円から上は数万円のモノまで色々ある。と、たった999円のやけに安いリモコンを発見! が、しかし・・・商品名が「リモコソ」だって!リモコ・・・ソ?「ン」じゅなくて「ソ」?うわーパチくさいなぁーこれ。でも、この安さなら試してもいいか。隕石に続き「千円ぐらいなら」と購入。 「ン」と「ソ」を間違えるだけあって、でたらめな日本語の説明書に苦労したが、入力に慣れてしまえば後は簡単。これが面白いように次々記憶してくれるので、ほとんどのリモコン機能を1台にまとめることが出来た。 「リモコソ」侮るなかれ。 |
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勘違いで打ち合わせに大遅刻してしまう。しまった・・・ちゃんと忘れないようにメモに書いていたのだが、肝心の「スケジュール管理メモ」が複数になってしまっていて全体を把握し切れてなかったのだ。うーん・・・ここ数日打ち合わせが続いていたので、メモの整理が追いついていなかったんだよなぁ。 気がついた時点ですぐにお詫びの連絡を入れたので、何とか今日中に打ち合わせが出来たが、ホント危なかった。 と言うわけで、今夜は急きょ「メモ大整理祭り」を開催。 |
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照明のアラマッキー・音響の遠藤さんと打ち合わせ。10月に向けてキッカケの確認など。照明については、色々試したいアイデアがあるので、実現の可能性などを相談する。どのアイデアも「場面の意味をより強調する照明」なので、出来れば実現させたいのだが・・・。いくつかはアラマッキーへの宿題として考えてもらうことに。 トムとジェリーDVDの焼き上がった分1巻から3巻までを渡して、「いいアイデアが出たら残りを渡そう」と冗談で言ってみた・・・半分本気だったりして。 さあ、全部で16巻だよ! |
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東京情宣の時に撮影したイープラスとパルコの動画コメントを確認する。イープラスは後藤・山内両氏とボクの3人で喋ってるやつで、パルコのはボク単独で喋ってるやつ。特に問題はなかったので、来週ぐらいにはそれぞれ公開になるのではないかと思う。 |
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打ち合わせまでの時間をつぶそうと、インキューブの科学教材コーナーを眺めていたら、「ほんもの隕石観察セット」と言う教材を発見。箱には「本物の隕石が入っています!」と書かれている。しかも値段はたったの900円。 「おお!宇宙から地球に落ちてきた貴重な隕石が、たったの900円だって!」 もう大喜びで購入。「宇宙の神秘」が、たった千円でおつりが来るなんて、これは買うしかないでしょう。早速箱を開けて中を見ると、ビニールで包まれた小さな石のかけらが入っていた。「おお、これが隕石か!」。そりゃあ想像より小さいかけらだったけど、何たって貴重な石なんだから。 凄いよなぁ・・・隕石ゲットだよ!僕だけのマイ隕石だよ!ああ、万博で月の石を見ることが出来なかった悔しさが少し紛れるよ。 一緒に入っていた説明書には、「アフリカのサハラ砂漠の北、モロッコのタウズと言う街の郊外で発見された隕石です。石の中に見える小さな丸い粒は、約45億年前の原始太陽系星雲の物質が集まって出来たコンドリュールという物質です」と、何ともスケールのでかい話が書いてある。おーワクワクしてきたぞ! スゲーよ。たった900円で45億年前に想いをはせることが出来るなんて・・・なんと費用対ロマン効果が高いのだろう。 |
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夕方から天神のじゃんくうで某企画の顔合わせ。まずは企画についての簡単な説明をしてから飲み会へ。ぼくは稽古があるのでウーロン茶で我慢して、お初な方々と一通り喋ったところで稽古場へ移動。 稽古が終わった後はまだ飲んでいる連中に合流。さっきは我慢していたビールをまずはぐっと飲む。で、お互いのあれやこれやを、攻めたり攻められたりしながら「本音トーク」で大騒ぎ。おもろいメンバーだったよ。 |
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来春の新作用資料に目を通す。まだまだ足りないが、それでもだいぶ「業界の世界観」が出来てきた。1つ知るごとに「おお、こんな事実があるなんて、これは場面にしたら面白いぞ!」とワクワクする。今はまだ下調べの段階だが、この段階でこんなにワクワクしたのは初めてじゃないかな。 もちろん「作りたい物語のイメージ」はあるので、「勝手に想像していた世界」と「事実」をすりあわせながら、さらなる物語を考える。早くも「具体的なセリフを喋るキャラ」も生まれ、セリフメモも溜まり始めているので先が楽しみ。 下調べがすんだら、次は現場の方への取材。この感じだと「思わぬ出会い」がありそうだ。 |
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初めての方にも内容がわかるように、あえて3月と同じデザインでいくことに。ただ告知情報が増えるのでレイアウトを調整して「下側の黒帯部分」を増やす。さてさて、限られたスペースに、どう「今回のリベンジへの想い」を書こうかなぁ・・・。 チラシ同様「日記を引用したやつ」、「情報だけの一番シンプルなやつ」など、いくつかのパターンを制作。入稿は来週水曜日なのでしばらく考えよう。 |
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シアターガイドから「東京公演が終わった後にアフタートークをしませんか」との企画提案があった。ボクも、お客様の声を聞きたいと思ってたところなのでちょうど良い。 シアターガイドと言えば、9月号の最初にギンギラの一面広告が出ている。パルコ版のチラシがベースのかなり強烈なやつ。これ痛快。 |
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今日は後半の読み合わせ。5ヶ月ぶりなので感覚を思い出してもらいながら場面ごとに読む。終わった後はプロデューサーの堀さんと打ち合わせ。先週東京で受けた取材の原稿がぼちぼち出来上がってきているのでその校正など。 晩メシがてらだったこともあるが、校正から始まり、実務的なこと、更には来春新作の件まで、かなり長い間話していた。こうしてじっくり話すことで「公演に関する想い」をしっかり共有するのだ。 |
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遂に「EP3 シスの復讐」を観る。映画館は、THXサウンド方式があるトリアス久山のユナイテッドシネマ(もちろんプレミアムシートで鑑賞)。諸々忙しくてずっと先送りになっていた「ご褒美」が遂に実現した。長かったなぁ・・・でも、一ヶ月近くお預けになっていたおかげで、ほぼ貸し切り状態で観ることが出来た。集中できて何より。中身については、気になる点も多々あったが、まあそんな欠点も含めて「全てを愛している映画」なのでよしとする。 一番怖かったのは、「はい、これでスターウォーズはおしまいです」と言われることだった。これについては、某誌のインタビュー記事で関係者が「次は赤ん坊のルークが青年に(つまりEP4の主人公として成長するまで)を描く100時間のTVシリーズを作る」と語っていたので、ホッとしている。ぜひ実現して欲しい。 |
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今日からリベンジ公演の稽古がスタート。まずは初参加の彰田さん(劇団クレージーボーイズ)を紹介してから読み合わせ。彰田さんには昔から出てもらいたいと思っていたので、今回実現してとても嬉しい。 DM作業の時にいなかったメンバーもいたので、途中で情宣での手応えの話や、ものすごくワクワクする企画(まだ秘密)についてあらためて報告。みんなで大いに盛り上がる。 さあいよいよリベンジ公演だ! |
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すでに準備を始めている来春の新作に向けて、資料として買い込んでいた本を読みあさる。このところずっと忙しかったので、やっと時間がとれた(正確には、無理やり時間を作ったというか・・・でも、ここでやっておかないと間に合わないかもしれないので、仕方がないのだ)。 取り上げる業界はもう決めていて大まかなラインは決めているが、どう物語として切り取るかはまだ悩み中。なので、関係しそうな資料は(もしかしたら関係ないかもしれないモノまで含めて)全て目を通している。もう何冊読んだことか。こうやって情報に浸ることで、「思わぬ出会い」を求めているのだ。出来れば、物語全体を支配するような強烈な出会いを。 たとえば「翼をくださいっ」の場合。元々はスカイマークを主役に今の航空業界だけを描くつもりだった。それが雁ノ巣の資料に出会い、当時の話を聞き、ボロボロの格納庫を見た衝撃で「今と過去の両方を取り上げる作品」に仕上がった。 もちろん資料はあくまでも「その世界に飛び込む」スタートでしかない。資料を全て読んで情報に浸るのは、「物語を生み出すための第一歩」。で、ちゃんと世界を把握してから関係者へ取材を重ねて、さらに現場にも行く。物語が生まれるまでは、まだまだ遠い道のりなのだ。だから来春だからと言ってのんびりしていられない。 |
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仕事の合間にコツコツやっていたDVD化が全て終了。収録エピソードは全部で167話だった。一回3話で週5日の放送だったから、3ヶ月弱の間毎日帰ってたことになる。よく頑張ったよ。 資料によると放送されたエピソードは全部で189話なので22話たりないが、抜けているのは、どれもつまらない話ばかりで、実はテレビを録画しているときに「あえてカットしたやつ」だった。だから全然気にならない。 DVD−Rは1枚につき11話収録。ということは全部で16巻ということになる。ちゃんとメニュー画面で収録全タイトルをみれるようにして、もちろんケースのジャケットも作るつもり。それぞれに収録しているエピソ−ドの「一番お気に入り場面」を静止画で取り込んで印刷しようっと。 |
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昨日の夜、福岡空港が大騒ぎだったことを今朝のニュースで知る。午前中は残っていた原稿に手をつけて(そう、東京に行く前に全部片づけられなかったのだ・・・トホホ)。午後からDM作業を手伝いに行く。東京での情宣について報告しながら夕方まで作業。 今日はナックスの福岡公演の日だが、東京行きの日程が読めなったのでボクはチケットを頼んでいなかった。こんな事ならボクの分も頼んでおけばよかったなぁ・・・ナックスの方は嘉穂公演を観に来てくれてるし、ボクも公演を観ておきたかった。仕方ないので、行くメンツに挨拶を頼むことに。 |
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午前中半蔵門にあるチケットぴあの本社ビルへ。演劇担当の方と話してから、編集部に行って、お約束の「編集部に遊びに来ました!」的な写真を撮影。ついでに編集部の方々とたくさん記念写真も撮った。歓迎してくれるのは嬉しいね。 次は東京駅の近くのホテルで後藤ひろひと&山内圭哉の両氏と対談。こういう形で会うとはねぇとしばし感慨にふける。その後は丸の内の読売新聞社へ。 昨日からよく「物語は東京用にするんですか?」と聞かれるが、全てにボクは「いえ、福岡で、地元でやっている通りに上演します。」と宣言している。そりゃあ100%楽しめないかもしれないが、物語に流れる「福岡で必死に生きてきた方々の思い」は伝わるはず。 最後は、非・売れ線系ビーナスの田坂君経由で依頼があった取材を受ける。担当が田坂君と高校が一緒だったらしい。まあ、これも何かの縁でしょう。一緒に取材で来ていた子が芝居をやっているとのことで、色々話しているうちに「どうすればギンギラのようになれるんですか」みたいな話になった。ただひたすらに地元を追求してきた僕らの活動が、東京の若手たちにも刺激になっている事を知って、なんだか嬉しかった。 福岡に戻ったのは夜10時過ぎ(ちなみに帰りはJALだった)。楽しい2日間だったが体はヘトヘト。昨日に続き倒れるように寝る。 |
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朝9時に一緒に行くピクニックの堀さんと待ち合わせ。撮影に使うYS−11のかぶりモノと衣装をもって空港へ向かう。もちろん乗るのはスカイマーク!カウンターでかぶりモノを預けたら受付の方が笑っていた。機内で打ち合わせをすることになっていたが「すみません、徹夜で原稿を書いていたので寝かせてください」と泣きついて何とか睡眠を確保。今日と明日の2日間は予定が詰まっているので、なんとしても寝ておかねば。 昼に渋谷のパルコ劇場へ到着。いきなりニューヨークで活動しているプロデューサーを紹介されてちょっと驚く。ギンギラのDVDを気に入ってくれたとのこと。嬉しいよね。次はニューヨークかぁ・・・なんて、ちょっと妄想がふくらむ。 まずはローソンチケットの方の取材。次はシアターガイドの編集長との対談。編集長はギンギラを観るために福岡まで来てくれた方なので、話も色々と弾んだ。で、「せっかくだからキャラになりきって(つまり、かぶりモノをかぶって)渋谷のど真ん中で写真を撮ろうよ」ということに。というわけで、メンバーより一足先に東京でかぶってきたよ!パルコをバックに交差点の真ん中で撮影。いや楽しかったなぁ。公演時には、ぜひメンバー全員で撮りたいと思う。 その後は事務所に戻ってHP用のコメント収録と写真撮影。いったんホテルに荷物を置いて、次は関係者での飲み会。新たにギンギラの情宣を担当してくれる方を紹介される。まだ動き出したばかりなのに、早くも僕らは「もっと先の壮大な構想」まで話し合い大いに盛り上がった。もう嬉しすぎて焼酎をガンガン飲んでしまったよ。 実家が江戸川にあるので家に帰っても良かったのだが、せっかくホテルを用意してもらったので甘えて宿泊。 |
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いくつかの原稿が遅れている。やばい・・・とりあえずは朝までに挨拶文を仕上げて、引き続き別の原稿へ。明日から2日間、情宣で東京に行くことになっているのでなんとしても今日中に仕上げないと。ただ、「昨日の夜中に仕上げる原稿」が今朝までかかったので、「今日の分」が、そのままずれ込んで明日の朝までかかりそうな予感。 ああ間に合わない!・・・・なのに猛烈に眠い・・・。 ああ・・・・。 |
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昼から11月公演チラシの色校。今回はシンプルなデザインにしているので、紙の光沢も少し押さえることにした。DMにはパルコ公演のチラシも同封するので「ハデハデ」と「しんみり」の両方を楽しんでもらえればと思う。今回、日記の文章(決意表明)をギンギラ版のチラシに載せている。このHPを見てくれているお客様には繰り返しになってしまうが、「新たな伝説への決意」をぜひ知ってもらいたかったのだ。 夜はDM用の挨拶文作り。今回の「リベンジにかける意気込み」と、公演中止の時にたくさん送ってもらった励ましのメッセージへのお礼など。 |
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高校時代トムとジェリーをひたすら録画した話は以前(6月26日の日記を)書いたが、こうして改めて見るたびに、彼女と別れることになっても録画し続けた自分を褒めてやりたいと思う。 録画していた当時、ビデオの2時間テープは高かった。ノーブランドの安いテープもあったが、「永久保存版にするんだ!」との強い思いがあったので、一番高い国産のハイグレードテープだけを使っていた。これで小遣いの全てが消えていったが、妥協せずにハイグレードだけを使い続けていた。昼の飯代もテープに使ってたなぁ・・・よく頑張ったよ。 でも、テープ代が無いからと言って画質が落ちる長時間モードで妥協なんてしなかった。もう、ひたすらに標準モードで録画。タイマー録画では一週間もたなかったので、毎日ダッシュで家に帰ってCMをカット。1話大体7分ぐらいだから、CMをカットすれば毎日1話分の時間を稼ぐことが出来る。こうして何とか1本のテープで一週間以上もたせていた。毎日ダッシュで家に帰っていたことが「私よりマンガが大事なんて」と彼女に言われる原因になってしまったわけだが、くじけずに帰り続けた・・・いや、ホントよく頑張ったよ。版権の都合で2度と見ることが出来ない今、このテープは貴重なんだから。 ただ、「ベータデッキを選んだのは失敗だったぞ」と言うダメ出しはしたいかな。 |
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性能よりデザインに走りがちなことは書いたが(最近買った複合機とかね)、今日買った外付けハードディスクもデザインで「アイ・オー・データのHDC−Uシリーズ」ってやつに決めてしまった。シンプルで、長方形で、アルミボディと、もう言うことなし。 見た瞬間に即決で買ってしまったよ。 このお気に入りのハードディスクに、着々とデジタル化しているトムとジェリーを全て記録して「テレビ版トムとジェリーBOX」を作るぞ! |
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リハーサルはなんと朝の7時半から。ちょっと勘弁してくれよって感じだが、会場の都合なのでどうしようもない。前日は仕込みが朝方3時までの予定だったので、当日の朝しかなかったのだ。1時間もしないうちに準備は終了。昼過ぎの本番までソラリアホテルの一室で待つことに。せめてもの救いはホテルの一室を控え用に確保できたこと。 一休みした後はみんなでコーヒーを飲みにパサージュ広場へ。なかなか目が覚めないボクはダブルエスプレッソを注文。ゆっくりコーヒーを飲んでもまだまだ時間があるので女子チームは衣装を見に行き、ボクは買い物がてら新地下街の探検へ。一通り用を済ましてホテルに戻ってもまだまだ時間がある。パルコの打ち合わせ、チラシの確認と、とうとう仕事まで済ませてしまった。 一回目の途中で子供が泣き出したが、こういうハプニングがあるのもイベントならではなので、あえて進行を中断して泣いてる子供とそのお母さんに話しかける。イベントはハプニングを楽しんでこそ。「出だしはいつものギンギラで後半ヒーローショーのノリ」という構成なので、狙い通り「チビッコとその親世代」の両方に楽しんでもらえた。 終わった後は行けるメンバーで煮込みへ。やっぱり終わった後はビールでしょ。 |
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明日用のかぶりモノ作り。新たに作るキャラは「道路を象徴した善玉と悪玉」の2つだけなのだが「道路を象徴した」って感じをどう表現するか悩んでいたので時間がかかってしまったのだ。 結局、一番オーソドックスな「奥に行くほど小さくなる」遠近法的な道路を頭につけることにした。2体とも道路を象徴したキャラなので基本型は一緒にして、長細い先を縦にそびえ立たせたのが「善玉」で、途中で二またに分かれて角のように左右に広がったのが「悪玉」。これならチビッコにもすぐに見分けがつくと思う。 |
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イベント稽古最終日。今日は音響さんが機材を持ち込んでリハーサルをすることになっている。でっかいスピーカーにMDデッキにアンプとミキサーなどなど、ほぼ本番と同じセッティング。が!準備が出来たところで、MDで持ってくるはずの音源がCDしかないことが判明。どうも連絡が行き違ったらしい。 急きょ事務所からCDラジカセを借りることにしたが、「本格的な機材を用意したのに、結局CDラジカセとは・・・」と音響さんはがっかりしている。仕方なく「ただのオブジェと化した機材」の上に、ちょこんとラジカセを置いて操作している音響さん。その状況がおかしくて・・・ちょっと笑いそうになってしまった。 でも、さすがというか、何とかCDからMDに録音する作戦を考えて、最終的には持ってきた機材で音を出してくれていた。笑いをこらえるのが大変だったから助かったよ。 |
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イベントの後半で悪キャラが良いキャラを捕まえる場面がある。で、一度つかってみたかった「歌舞伎でおなじみのクモの糸」を使うことにした。ただし、歌舞伎用のちゃんとした奴は、一つで3千円ぐらいするらしいので、まずは100円ショップで見つけた「なんちゃんてクモの糸」を試してみる。説明書に書かれている通り、相手の斜め上に向かって思いっきり投げるが・・・「うーん・・・なんかショボいぞ」。クラッカーの紙テープがいつもよりは多く出たかなぁという程度。所詮は100円だから、こんなものか・・・。 よし、この際、歌舞伎用の本物をつかってみよう! |
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朝からイベント用のかぶりモノを作り。午後からはチラシの裏側(情報面)に手をつける。名前や公演データなど間違いが怖いので、早めに形にして関係者全員でチェックしてもらうのだ。裏面には公演情報と、「中止からリベンジ公演に至るまでの想い」を載せようと思っている。どう書くか、いくつかパターンを作って検討。 夜はFPAPの高崎君と飲む。東京物語でずいぶん力を貸してもらったのでそのお礼など。本当はもっと早く席を設けたかったのだが、お互い忙しくて。話をしていると、彼が積極的に色々な表現者と関わろうとしているのがよくわかる。これからの展開が凄く楽しみ。つながっていくと、それぞれでは思いもしなかったような「スゲー事」が出来るようになるし。 |
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イベント脚本の修正がいくつか出てくる。どうやら「ギンギラのことを全然わかっていない、ちょっと偉い人」というのが色々言ってるとのこと。こう書くと「じゃあ、何でそもそもギンギラを呼んだの?」と疑問に思うかもしれないので説明しておくと、言っているのは「プレゼン段階で落ちた、ギンギラじゃない企画に賛成していた方」らしい。現場サイドはみんなわかった上で「気に入って呼んでくれている」だけに、申し訳なさそうにしている。まあ、言ってくることが小さな事ばかりなので、気にせず修正することに。 たくさんの方が関わる現場だから仕方ないよね。それに今回は、純粋な公演ではなくて、「発注を受けて制作した仕事」だし。制約の範囲で存分にやるのも、腕の見せ所と言うことで。 |