戻る
大塚ムネトの超不定期日記(2005年2月)
2006年 1月 2月 3月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 10月 11月 12月


2005年02月28日 1/31の日記の続き

午前中に最後の補講。これで全ての授業が終了。偶然かもしれないが、路地で気になっていた「亡くなったかも・・・」と心配していた犬も元気な姿を見せていたので、何だかホッとする。相変わらず愛嬌一杯のカワイイヤツだった。こっちが心配してたなんて思いもしてないんだろうなぁ。

あと、「7枚のエサ皿が並ぶ謎の犬小屋」の件も解決。色々と想像を膨らませていたのだが、ただの雑種で、しかも一匹だったのでチョット期待はずれ。

でも、どちらも解決して気分良く締めくくれたかな。

2005年02月27日 YSのラストも完成

あとはYSのラストをどうするかだけだったが、H2の書き直しが気持ちよく進んだのが弾みになって、徹夜で一気に新たなバージョンを書き上げる。「役者としての自分が演じたいコテコテの要素を残しつつ、作品のバランスをふまえて、あえて最後はあっさりと」みたいな感じに仕上げてみた。うん、今度こそうまくいってると思う。さっそく稽古場で読んでもらったが、みんなもこのバージョンを気に入ってくれた。

よかった。これで書き直しは全て終了。これからは、かぶりモノ作りと役者に集中だ。

2005年02月26日 H2A打ち上げ成功&頼りになる方

「果たして公演前に結果が出るのか?」と、心配だったH2Aロケットが無事打ち上げに成功。よかった・・・これで「成功バージョン」で上演出来る。まあセリフが何行か増えるだけなので劇的に変わるわけではないが、「成功バージョン」は自分で書いていて泣いてしまったぐらい、いい話になっている。

打ち上げが成功して本当に良かった。

稽古の後は、フリンジプロデューサーの荻野さんがワークショップで来福していたので、何人かで飲む。「ギンギラ1万人動員作戦」なんて話で大いに盛り上がった。

2005年02月25日 ユニホーム完成!

今日は草野球チームのユニホームが出来上がる日。公演と重なって全然練習には参加できていないが、今日はちょうど稽古も休みだったので、「ユニホーム授与式&宴会」に参加。まずはみんなですき焼きを食べて、近況報告をして(ソフトバンクホークスの職員もいるので、その方から話を聞いたりとか)いよいよユニホームのお披露目。一人ずつ名前を呼ばれてユニホームをもらうたびに歓声と拍手で大騒ぎ。色、デザインとかなり細かく注文を出したオリジナルユニホームなので、嬉しくて仕方がないのだ。

さっそく明日の練習はユニホームを着て集合とのこと。残念ながら稽古で参加できない僕は、せめてチームの帽子をかぶって稽古場に行くことにした。

2005年02月24日 H2の場面も書き直し

H2Aロケットの打ち上げが中止された。理由は天候の悪化による「強風と雷」を避けるためとのこと。前回6号機の失敗から1年。絶対に失敗が許されない状況なのでかなり慎重になっているようだ。

今回の芝居にH2ロケットが登場するので、「ちゃんと打ち上げをふまえた最新ネタ」を書き加えることにしているのだが・・・さて、打ち上げは何時だろう。あまり公演直前にならないといいんだけどなぁ。

ちなみに今は、「成功バージョン」と「まさかの失敗バージョン」の両方を準備して待っている状態。

2005年02月23日 補講

1限から7限まで(朝9時から夜7時まで!)ぶっ続けで授業。公演で休講にしていた分を全て消化するためなのだが、こっちの都合で長時間の授業になった生徒たちには本当に申し訳ない。せめて楽しく過ごせるように色々息抜きを考えつつ授業を進める。

2学期からピンチヒッターを頼まれて3学期まで教えてきたが、これで終わりかと思うといとしい気持ちになる。4月から忙しくなるので先生は辞退しようと思っていたが、教務の方から「空いてる時にワークショップを出来ないか」という話をもらっているので、来年度も授業があるかもしれない。

2005年02月22日 自分VS自分

あと、YS11のラストさえ決まれば書き直しは全て終了。ただ、これがなかなか思ったような仕上がりにならない。「作・演出のボクが納得する最後」と「役者としての自分が演じたい最後」が、うまく折り合わないのだ。

役者大塚としては、「長ゼリフをはきながら大立ち回り」みたいな、派手な場面を望んでいるが、作・演出の大塚としては「物語の展開上無理のない場面」で締めくくりたい。で、折り合いがつかないと言うわけ。

もちろん、お客様に楽しんでもらうというのが第一だが、今回、「しっかり役者としても登場する」という目標を立てているので、もう少し粘って書き直すつもりだ。

2005年02月21日 外国飛行機たち

今回の書き直しで、外国飛行機たちの場面も増えている。今日は新たな場面を稽古したが、これがいい感じでバカバカに出来上がりつつある。素晴らしい。

調子に乗ってくると立ち上がって一緒に動きながら演出をしてしまうが、あまりのバカ素晴らしさに、今日は1日中動きっぱなしだった。

2005年02月20日 かぶりモノの数

数えてビックリ。飛行機を新たに20機近く作らないといけない。あれ、そんなに書き直したのかなぁ・・・。

脚本を書くときは、「作品世界を成立させる」のが最優先で他のことを全然気にしていないので、いざ書き上がると、かぶりモノの数がとんでもないことになってるんだよねぇ。

現実逃避の掃除により、きれいな状態を保っていた部屋も、これからはかぶりモノ製作に入るので一番汚い状態へと突入する。

2005年02月19日 3月公演が終わった後のご褒美は

3月下旬に「究極のサンダーバード2号」が発売になる。何が究極かというと、着陸状態から電動で着陸脚が伸びるようになっていて、「コンテナだけを残して本体が上がっていく」というテレビさながらの動きが再現できるのだ!こりゃあすごいや。何と、この仕掛けを内蔵したおもちゃは世界初とのこと。値段は1万4700円ナリ。

もう、絶対買う!

ということで、3月公演が終わった時のご褒美に決定。ニンジンを目の前にぶら下げると頑張れるタイプなので、かなり効果があるはず。

2005年02月18日 サンプルDVD完成!

ついにDVDのサンプル版が完成した。ジャケットの見本、小冊子の見本と、これでDVDに関する全てが仕上がったことになる。

今日は関係者で集まってデザイン、文章などの最終確認。そのあとは発売後のプロモーションについて打ち合わせ。

もしかしたら、ちょっとしたイベントをするかもしれない。

2005年02月17日 自分にご褒美

前回のミーティングをふまえた書き直しが終了!徹夜でヘロヘロだが、書き直しにより「新たな見せ場」も増えて大喜び。きれいで泣ける場面が出来たよ。うん、これ凄く嬉しい。で、今日の稽古場はパピオなので、ちょっと気が早いが、稽古前にトイザらスで自分へのご褒美を買うことに。

色々迷ったあげく、「ダース・ベイダー ボイスチェンジャー」を購入。これは、ヘルメットとボイスチェンジャーがセットになったヤツで、実際にかぶって、さらに自分の声がダースベイダーの声に変わるという、かなり楽しいおもちゃ。3,990円と値段も安い。

出来上がった脚本とおもちゃを持ってワクワク稽古場へ行きましたよ。

2005年02月16日 長崎空港が怒りそう

中部国際空港が開港した。で、引き合いに出されるのが成田と関空の2つだが、関空を紹介する時に、「初の海上空港」と紹介するフレーズがちょっと気になっている。だって、日本初の海上空港は長崎空港のハズ。というか、長崎空港のHPを見ると「世界初の海上空港」って書いてあるし。

どうして長崎空港じゃなくて関空なんだろう?長崎空港の場合、元々島だったところを平らにして作った、「一から埋め立てた空港」じゃないからかな?

長崎にちょっとしか国際便が飛んでこないから、無かったことにしてたりして・・・。

2005年02月15日 書き換え終了か?

いつものごとく、「やりたい事全てを入れたバージョン」の脚本を持って稽古場へ。で、みんなで読んで、それぞれの意見を聞く。

YS11のラストについてと、今回新たに設定した悪役の動機について、良いアイデアが出たのでそれをふまえて書き直すことに。もうじき、もうじき。

書き換えない場面に関しては、順調に稽古も進んでいる。うん、このペースでいければいいなぁ。

2005年02月14日 小冊子も完成間近

西鉄エージェンシーでDVDに封入する小冊子の検討。小冊子はハガキサイズで8ページ構成になっている。内容は、嘉穂劇場の歴史、主な登場お菓子の紹介、ギンギラの公演記録など。

今日は、ほぼ出来上がっているデザインを見ながら、細かい修正作業。

ジャケットの見本、サンプルDVDももうすぐ完成。さあいよいよ。なお限定生産ですから、予約がまだの方はお早めに!

2005年02月13日 「プルートゥ」はどうなってんのかな?

気晴らしに出かけると言ったら、近所のコンビニでの立ち読みぐらい。スピリッツの「20世紀少年」、モーニングの「ジパング」、ビッグコミックの「太陽の黙示録」と「宗像教授異考録」。

こっちは展開で煮詰っている身なので、相変わらずの巧みな物語に唸ってしまう。でも、早朝や深夜に立ち読みしながら唸ってるのって、店員にしたらかなり迷惑だろうなぁ。

2005年02月12日 0系新幹線は登場しないかも

今回の書き直しで「0系新幹線」が登場しない可能性が出てきた。場面の書き直しはもう終わっているのだが、上演時間を考えると「抜いた方が良いかなぁ・・」という感じ。うーん面白い場面ではあるんだけど・・・。前回の嘉穂で、やりたいことを全部入れて上演時間がえらいことになったしなぁ。

戦後の復興を象徴する「YS」と「0系新幹線」が語り合う場面とか、かなり気に入っている。引退が決まりぼやいている0系新幹線に向かってYS11が「お前は新型に受け継がれているから羨ましいよ。オレは受け継いでくれる飛行機も生まれずに、オレだけで消えていくんだ・・・」と語る場面とか切なくていいんだけどね。

2005年02月11日 現在、ラストは3パターン

書き直し作業もいよいよ追いこみ。コタツの天版をお馴染みのコンパネ板(90cm×180cm)に変えて、場面を書いたメモをズラリと並べて脚本作業。脚本の基本部分はあるので、そこを破綻させないようにしながら、新たに「YSのサブストーリー」を組み込んでいく。現在3パターンあるラストのどれがうまくハマるか検討中。

ラスト候補は、「1,クライマックスから逆算して出来た話」「2,順番にいくとこれかなという話」「3,理不尽だけど大好きな話」の3つ。

出来れば1と3を合体させて、破綻しない程度に2を取り入れられたらなぁ・・・・と構成をやり直しているところ。

2005年02月10日 挑戦は続く


夏に予定している芝居用の写真撮影で空港近くのスタジオに集合。忙しいメンバーばかりなのでなかなか日程が合わずやっと今日の撮影となった。前回の顔合わせに続いて2回目の全員集合。まあ2回目といっても、お互いよく知っているので、コーヒーを飲みつつ撮影は和やかに進んだ。あー早く稽古が始まらないかなぁ。

撮影は夕方迄で終了。そのあとは、同じプロデューサーと別の芝居(昨日の日記にも書いた「企画を聞いただけで、ぜひやりたいと返事を出したやつ」)の打ち合わせ。渡された脚本をその場で読んだが、これが面白いのなんの!ぜひ挑戦したい。

夜はギンギラの稽古。夕方の打ち合わせでは「今後のギンギラの話」も出たので、そのことをみんなに報告。ワクワクする内容に、みんなもかなり盛り上がった。

今年も新しい事に挑戦できるのがとても嬉しい。

2005年02月09日 キッカケは

ある芝居の脚本を読んで、気に入ればやらないかというメールが来る。これが企画を聞いただけでワクワクする内容だったので、まだ脚本も読んでいないのに、「ぜひやりたいです」と返事を速攻で出した。あーやりたい!ぜひやりたい!まだ企画段階なので秘密だが決まり次第(いや、何としても決めて)発表したいと思う。

嬉しい事に、今年はすでに何本か「役者だけで参加する芝居」が決まっている。一時は作・演出だけになっていくのかなと、責任のような諦めのような気持ちになっていたから、こうして「役者としての現場」が増えているのがとても嬉しい。

思えば、迷っていたボクが「やっぱり役者もやる!」と決心できたのは、きららで存分に役者をやらせてもらったおかげだ。

今年の夏に予定している芝居も、「某劇団の演出」がきららの公演を観に来てくれたのがキッカケで決まった。それまでにもこの演出に「役者をやりたいから演出をしてよ」とずっと言っていたが、きららの公演で役者をやっているボクを見て、その気持ちが本気だと感じてくれたらしい。

作・演出の池田さんをはじめ、きららのみんなには本当に感謝している。早朝に読み合わせをしたり、深夜まで稽古が続いたり・・・どれも楽しかった。日々、役者のボクはワクワク過ごしてましたよ。

熊本の劇団きららは、いわば役者大塚の恩人。池田さん、いつでも声をかけてくださいな。

2005年02月08日 DVD試写&いけなかった事が悔やまれる

関係者を集めての試写会。いやー長い道のりだった。本編編集の立ち会い、特典映像選び、DVDに同封する小冊子の構成と、打ち合わせをしているうちに徹夜になった事もある。最長は何とぶっ続けで22時間!ふー・・・ようやく完成だ。はじめてのDVDなので全て完璧とはいかないが、出来る限りの事は各スタッフが頑張ってくれた。ぜひ楽しみにしていてほしい。というか、ボクが楽しみ。

夜は、若手劇団で一番注目している「非・売れ線系ビーナス」の公演を観に行く予定にしていたのだが、音声の最終確認などで手間取ってしまい間に合わず。是非観たかったのにスゴク残念。田坂君、ゴメン。

2005年02月07日 ボクにしては・・・

午前中は授業。月曜の朝9時20分からというのは、ボクには考えられない時間だったが、これまで一度も遅刻することなくちゃんと授業をしている。まあ公演でつぶれて休講も多かったので、皆勤というわけではないが、少なくとも授業日の遅刻欠勤はナシ。

当たり前と怒らないで欲しい、これってボクにしては奇跡的な事だったりする。

高校時代、遅刻3回で1日欠席扱いになる事を知らずに、遅刻が多すぎて危うく出席日数が足りなくなるところだったダメ人間なので、これでも「ようやっとるなぁ」という感じなのだ。

ただ、来年度は今まで以上に芝居が忙しくなるので定期的な授業は無理かもれない。2学期、3学期と授業をしてきてとても有意義で楽しかったので残念だが、本業の芝居が最優先。ありがたいことに教務の方から「空いてる期間だけでもいいですから」と言ってもらえているので、何とか調整がつけば特別講師という事で引き続きとなるかも。

2005年02月06日 さっそく立ち稽古

今日は「福岡空港での飛行機達の日常」を描いた場面を稽古。登場するのは、いやらしいぐらいに優雅な大手、あいだで気を使いまくるジャスさん、そして滑走路の一番端っこでポツンとしているスカイマーク。

それぞれ取材した情報をふまえて「人間くさいキャラ」に設定している。この「見立て」がギンギラの魅力だと思うので、それぞれのキャラをしっかり作り込んでいく。

2005年02月05日 ちょっとズル

脚本を抱えている事もあり、「今週やる事リスト」がなかなか消化出来ない。悪いとは思いながらも、今週中と言われていたいくつかを「週明け朝イチ」にずらしてもらう。ちょっとズルいけど、これで日曜日を作業日として確保。遅れている分をとにかく今日で片付ける。

夜は稽古。まずは「書き換えずにそのまま上演する部分」を固めていく。もともと気に入っている脚本の、さらに「気に入っている部分」なので読み合わせを聞いているだけでも楽しい。

2005年02月04日 DVDいよいよ完成へ

ほぼ編集が終わった本編をもう一度確認。午後からは殺陣担当の次賀君にも立ち回り場面を中心に観てもらう。メニュー画面のデザイン、特典映像「まさかのかぶり忘れ事件」に入れるテロップも決まり、いよいよ完成間近。

夜はDVDに同封する小冊子用の原稿を書く。簡単ながらギンギラの歴史について紹介する予定。

2005年02月03日 佐賀空港へ

ギンギラ新聞用の写真撮影で佐賀空港へ行った。佐賀空港は驚く事ばかり。まず一番の驚いたのが、ターミナルビルに飛行機が「ただの一機」もいなかった事。取材で昼過ぎから2時間ぐらいいたが、何とその間一度もジェット機は飛んでこなかった。佐賀空港にいた旅客機は、引退したYSさんだけ。

「こんな状況ならYSさんを飛ばしてやれよ!」なんて思ったよ。

あと驚いたのが、佐賀空港の周りの風景。見渡す限り田んぼが続き、視野に入ってくるのは空ばかり。いかにも「気球が飛んで来そうな風景」だった(本当は飛んでこないけど、なんかそんな雰囲気だったという事で)。

2005年02月02日 H2計画復活!

1年前の打ち上げ失敗で中断していたH2計画が復活。一時はゴミになるのかと心配されていたロケットが再び宇宙を目指す事になった。嘉穂公演では、皆を救い宇宙に消えた「H2兄弟」。

打ち上げ予定は24日。何としても、今度こそ宇宙に行って欲しい。

このH2ロケットが初登場したのも、3月に上演する「翼をくださいっ!」だった。この作品からは、ホント色んなキャラが生まれているなぁ。

2005年02月01日 飛んでく気か?

脚本作業でモニター画面を見つめる日々が続いている。どうかすると一晩中マシンの電源が入りっぱなし。やってるボクが煮詰まってくる様に、マシンだって熱を持ってくる。で、本体を冷やすためにファンの回転数が上がるのだが、どうも最近このファンの音がおかしい。

「ブゥウーン」と、まるでプロペラが回るような音がするのだ!

「今書き直しているYS−11がプロペラ機だからって、お前がマネしなくていいんだぞ。っていうか、お前大丈夫か?」とマシンを心配しつつ作業が続く。故障が近いのかな?