戻る
大塚ムネトの超不定期日記(2003年5月)
2006年 1月 2月 3月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 10月 11月 12月


2003年05月31日 もしも「演劇の神様」がいるとしたら・・・

ハプニングを未然に防いで、無事公演が終わるように守ってくれる「演劇の神様=演劇様」がいるとしたら、坂口裕介(「劇団坂口(仮)」の座長)は、きっと「演劇様の使い」に違いない。なにしろ、今日の本番だけで3つものハプニングを防いでくれたのだ!

ハプニング未遂その1
「クライマックスの1番カッコイイ場面」に出ようとしていた某男優が「思いっきり違うかぶりモノをかぶっていた」のに気づいて止めたのも彼。

ハプニング未遂その2
かぶりモノをかぶらずに出ようとした某女優を止めたのも彼。(あやうくギンギラ史上2度目となる「かぶり忘れ事件」を起こすところだった・・・・ふー危ない危ない。)

ハプニング未遂その3
まだ出番が残っているのに、違うキャラに着替えようとしていた某女優をさとし、無事遅れることなく舞台に出させたのも彼。

どうこの奇跡の数々。もし1つでもしくじっていたら、芝居全体が台無しになったかもしれない。その全てをギリギリで防いだのが、全て坂口裕介なのだ。すごいぞ坂口!これはもう間違いなく「演劇様の使い」だ。

ただ、残念ながら「演劇様の使い」にも止められなかったことがある。某男優が「ズボンのチャック全開」で客席に登場してしまったのだ!トホホ・・・。

2003年05月30日 「でも、なんで?−その2」

いつもギンギラを観に来てくれているお客様から宅急便が送られてきた。中を開けてみたら、なぜかメロンパンが箱一杯に入っている。その数何と50個!「なぜ・・・なぜメロンパンが50個も送られてきたんだろう?」と楽屋では大騒ぎになった。最初はちょっと不安にもなったが、まあ、そこは食いしん坊が一杯のギンギラ太陽’sなので、結局みんなでありがたく食べる。で、誰かが「あ、このパンおいしい!」と言ったら、あっという間にメロンパンが無くなってしまった。・・・本当に食いしん坊で一杯だ。もちろんボクもおいしく食べた。疲れているから甘いモノが嬉しいんだよね。

送ってくれたTさんありがとう!「でも、なんでメロンパンなの?」

初日の今日は早々と完売していた事もあって、開演直前の会場からは「お客様それぞれのざわめきが一体になった、何とも言えない会場音」が響いてきた。手前みそで恐縮だが、お客様の「よーし、今日は楽しむぞー!」という期待が大きい時ほど、この「ザワザワ音」が大きいような気がする。これってスゴク嬉しい事だが、反面「この空気を壊さないために、絶対にしくじれないぞ」と、ものすごく緊張もする。

で、ざわめいていた会場が、はじまる瞬間に「シーン」となり、(うわーこのときが緊張のピーク!)次の瞬間会場内が大爆笑に包まれる。あとは、一度起こした流れを止めてしまわないように「細心の注意を払いつつ大胆に」駆け抜けていく。

これってものすごい快感で、きっと何かの脳内物質が出まくってるんだと思う。「だから1度味わうとクセになってやめられないんだよなぁー」なんて調子に乗ってしまうぐらい、今日の初日はノリノリだった。明日もこの調子で頑張るぞ!

終わったあとは、いつもギンギラがお世話になっている方々がたくさん楽屋に遊びに来てくれた。観に来てくれた事、そしてなによりみんなが笑顔で会いに来てくれたのがスゴク嬉しかった。よかった気に入ってくれたみたいで・・・。

本日はご来場いただき本当にありがとうございました。

2003年05月29日 小屋入り

さあ、いよいよこれから週末まで、「ホールに通う日々」が始まる。今回はちょっと期間が短いのが残念だが、まあ短い分「密度を濃く」週末まで過ごしたいと思っている。

で、毎回何かしらのブームが起きる楽屋だが、今回はなぜか「誰が1番愛くるしい子供だったかコンテスト」が開かれていて、小さかったころの写真を持ってきた役者同士が「どっちが可愛いか?」を競っている。

「でも、なんで?」


それと、今日は「とある大事件」で、楽屋が大騒ぎになった。とりあえず、今ここで書くには壮大すぎるので「今日の大事件」については公演が終わってあらためて書こうと思う。まあ、「つらい悲しい事件」とかではなく、「出だしはハラハラだったが、最後は大爆笑」な事件だったので、心配はいらないです。

2003年05月28日 「13で61」ということは・・・

今日は音響もきちんと入れて、本番さながらに通した。今回ボクは岩田屋をはじめ、全部で4キャラを演じるが、着替えが10回あるので「自分の着替えポイント」を確認するので必死だった。

ギンギラは「役者の早変わり」もお楽しみの1つだったりするので、着替えるタイミングはとても重要。着替えを間違えて時間が掛かってしまったら「場面は変わったのに、役者が出てこない・・・」なんて事にもなりかねない。

絶対失敗は出来ないので、「ズボンの下に別のズボンをはいておく」とかは、もう当たり前。上着にいたっては「シャツ3枚重ね着」なんて事もある。すべては「とにかく早く着替えるため」なのだ。

ただ、慌てすぎて「ズボンのチャックがあいたまま」なんて、とても恥ずかしい失敗をする役者もいる。(もちろん、その回のアンケートには「チャックあいてましたね」と書かれまくっていて、本人はかなりへこんでいた。・・・かわいそうなので誰かは書かない)

13人の役者で61キャラを演じるのだから、ほとんど全員の役者が着替えまくる事になる。どうかみんなの着替えがうまくいきますように・・・。

2003年05月27日 映像準備

開拓史ではオープニングとクライマックスシーンの2カ所で映像を使っている。今日は公演で使用する映像の準備。準備といっても作業はすごく簡単。

すでに、マスターテープからパソコンのハードディスクに画像を取り込んでいるので、必要な本数をダビングするだけでいい。で、ダビングをする前に、映像編集ソフトでノイズが強かった部分の音を小さくして、ぶち切れで終わっていた映像をフェードアウトで終わるように加工。

いやーデジタルってのは、ホント便利だよね。映像の加工は簡単だし、画像もほとんど劣化しないし(前にマスターからダビングを3回した「孫テープ」を作って比べてみたが、ほとんど違いがわからなかった。)

夜はアクロスで稽古。明日の最終通しに備えて、細かい部分の確認。今日は舞監の横山君から仕込みの説明がある日なので、稽古を早く切り上げて全員で打ち合わせ。誰が倉庫に行くかとか、衣装をどう運ぶかとか、レンターカーをどうするとか・・・そんな話。うん、いよいよだなぁ。

2003年05月26日 かぶりモノチェック

今日は本番前最後の休みなので、倉庫にこもってかぶりモノのチェックをする。なにしろ300近い数のかぶりモノがあるので(200を超えたところから数えるのを諦めた・・・)、たくさんある中から、必要なかぶりモノを探すのが大変。

すでに「顔型の修正」で引っ張り出していた以外のかぶりモノを探して、壊れて無いかどうかを確認。開拓史には全部で61種類ものかぶりモノが登場するので、確認するだけでも一苦労だった。

2003年05月25日 通し稽古

ここ何回か細かく部分稽古をしていたので、今日は全体を通す。掛かった時間は1時間45分だった。まあ、本番では映像や登場の曲の時間が加わるので、全体の上演時間は2時間弱と言うところ。最初の「現在のシーン」をかなり短くしたので、去年より20分以上時間が短くなっている。

去年の「現在のシーン」は、枝葉のエピソードに走ってしまった反省があるので、今回はあらすじに関係があるパートだけを残した。その甲斐あって、全体の流れが去年よりもスムーズになっていい感じ。

で、「短くしてよかった」と言いながら・・・実は新たなシーンを増やそうと思っている。

この話を稽古場でしたらみんなが不安がりだした。そりゃそうだよね、本番まであとちょっとだってのに、「シーンを増やす」なんて言ったら不安になるよね。でもね・・・・でも「タイムリーなネタ」は、やっぱ入れないといかんでしょう。それでこそギンギラだし。そう言えば、昔の公演で、「その日ダイエーが勝ったか負けたかでセリフが毎回変わる」なんて事もあったなぁ。

たとえ本番当日であろうと、物語に関わる出来事があれば取り入れなきゃね!・・・まあ、増やすと言ってもちょっとだけだから心配ないって・・・本当だって!

2003年05月24日 初演から5回目

おかげさまで、金曜夜と、日曜昼が売り切れた。さすがに「即日完売」とはいかなかったが、思えば開拓史を上演するのは今年で5回目。これだけ再演を重ねている事を思えば、すでに80%近く売れているのはすごく嬉しい事だ。

2003年05月23日 国文祭

今日は博多駅のそばにある国文祭の事務局へ行く。(国文祭というのは国民文化祭の事。まあ、国体の文化版というヤツで、来年は福岡県が開催県になっている。)ご挨拶と、公演の宣伝をかねてだったが、すでに事務局の方がギンギラを観てくれている方だったので話が早かった。偶然、飯塚から担当の方が来ていたので、ついでにご挨拶。

帰りに、今日一緒だった「某制作会社の方」とお茶しながら、しばし地元の演劇事情などについて話す。長年東京から芝居を呼んでいる経験談や、地元の問題点、今後のギンギラについてなど色々話す。詳しい内容はとてもここには書けない。秘密、秘密。

今日は稽古が休みだが、パンフの入稿が明日なので、夜中まで作業。

2003年05月22日 青汁

最近、朝と夜の2回「キューサイの青汁」を飲んでいる。「あんな草の味・・・よく飲めますね」なんてあきれられたりするんだけど、(つーか、「草の味」ってなんだ?まあ、イメージでなんだろうけど。せめて「葉っぱの味」って言って欲しい。)

小さい頃から、マヨネーズもなにもつけずにレタスをそのままバリバリ食べるのが好きだったので、「葉っぱの味」が全然つらくない。というか、「ああ、確かにクセはあるけど、慣れるとおいしいな・・・」って感じ。

で、おやつ代わりにレタスを食べていた話を稽古場でしたら、「かわいそうな子供だったんですね」と言われてしまった。「ちょっと待ってくれ!ボクは好きで食べてたの!テレビを見つつ、1枚1枚むしりながらムシャムシャ食べるのが楽しかったんだって!」と言ったら、今度は「気持ち悪い子供だ」だって!

ちなみに青汁の裏には、「清涼飲料水」って書かれている。青汁好きのボクも、さすがに「清涼」って表現はどうなのかなぁと思うのだが・・・。

だって・・・清く涼しいかなぁ?

2003年05月21日 コムシティ倒産!

倒産の理由として、小倉地区に客足を奪われたからとのコメントが新聞に出ていて、「リバーウォークが出来たから・・・」なんて事まで書かれていた。「おいおい、どちらも同じ北九州市が関わっている事なんじゃないの・・・」とツッコミを入れつつ、まあ、仕方がないのかなという気もする。

北九州市にとって、まずは「福岡市への人の流れを止める」というのが大きな課題だし。

リバーウォークの関係者によると、「福岡市からも、もちろん買い物に来て欲しいが、まずは北九州市から出る人を減らしたい」とのことだった。小倉の魅力が増せば、他地域の客足が減るのは仕方ないよね。

2003年05月20日 つながっていく

今日の夜から岩田屋ホームページで「ギンギラ倉庫探検記」が公開される。午前中は公開予定原稿の最終チェック。

昼から天神の西鉄本社で打ち合わせ。途中場所を変えてみんなで食事となったが、ちょうど天神を見渡せるレストランだったので、「さて、今後の天神はどうしたらいいのか?」という話しで盛り上がる。

岩田屋HP担当の方、そして今日の西鉄の方と、どちらも「ボクと同世代」だったので話が大いに弾んだ。こうしてネットワークがひろがっていくのがスゴク嬉しい。

稽古まで時間があったので本屋&CD屋巡り。今日は1991年公開「ロケッティア」のサントラを発見!もちろん作曲は大好きなジェームズ・ホーナー。このサントラもベスト版でしか持っていなかったヤツだった。映画の方は、DVDで再販されているので比較的簡単に手にはいる。ボクはこの映画も大好き。監督は「空を舞台に気持ちのいい映画」を作る名人、ジョージョンストン。

ロケット作りに熱中する少年たちが主役の「遠い空の向こうに」も同じ監督の作品。(これ泣ける傑作!ボクは映画館に何回も通って、毎回泣いていた。ホント泣けるいい映画!)マーク・アイシャムのサントラもスゴクいい。

夜は稽古場に新聞社の方が見学に来る。昨日取材を受けて、稽古を見学したいという事になっていたのだ。で、ボクが「目線や呼吸などについて」かなり細かく演出していたのを見て驚いていた。

2003年05月19日 チケット週報

ローソンから週報がFAXで送られてきた。今回は、各公演ごとに400席発売しているが、一番売れているのが金曜日で残りが23席。次が日曜昼で残り36席となっている。あとは、まだまだ絶賛発売中という感じ。

ちなみに、昨日までの全体販売率は71.7%とのこと。まあ2000席の70%なので1400席分ぐらい売れているという事になる。

2003年05月18日 こんなところで手に汗握るとは・・・

「今日こそは遅れずに稽古に行こう!」と外に出たらマンションの自転車置き場からものすごい音が聞こえてきた。

何事かと見に行ったら、うちのマンションに住み着いているノラ猫が、今まさにスズメを捕ろうとしているところだった。絶妙のタイミングで、ボクが邪魔してしまったらしく、ノラはボクとスズメを交互に睨んでいる。

で、何となくお互い睨み合ったまま時間だけが過ぎていく。

「ああ・・・どうしよう?このままほっといたら間違いなくスズメがやられる。でも、スズメを助けたらせっかくノラが追いつめた苦労が台無しになってしまう・・ああ、どうしよう・・どうしよう・・・」

まさかこんな「弱肉強食なシチュエーション」に巻き込まれるなんて、夢にも思わなかったのでどうしていいかわからないボク。と、地面でばたついていたスズメが不意に空に飛び上がった。どうやら一時的に飛べなくなっていただけらしい。

「ああ・・・どうしようか迷っているうちに、結果的にスズメを助ける事になってしまった!」ノラを見ると思いっきりボクを睨んでいる。あの目は「くそーオレの方が大きかったらお前なんか食べてやるのに・・・」と言ってるようだった。

結局稽古には遅刻するし、散々だったなぁ。

2003年05月17日 稽古復活!

さあ今日から稽古復活だ!しっかり休養もとったので、もちろん調子がいい。昼過ぎには、もうやる気マンマンで「いつでも稽古OK」の気分になっていた。「おおーみなぎる体力!うん、完全復活だぜ!こんなことなら昼から稽古にすればよかったかなー」なんて、調子に乗ってたほど。

7時からの稽古に遅れないように早めに家を出て、5分前に稽古場に着く。稽古場にはすでに、大体のメンバーが揃っている。ますます気分がいい。で、「おー!みんな早いねー」と、声をかけたら、

「はぁー・・・なに言ってるんですか、今日の稽古は5時からですよ・・・」と、寂しそうな返事が返ってきた。

ぎゃー!なんてこった!今日は昼過ぎから、もうやる気マンマンだったのに・・・。ホントだよ!信じてくれみんな!

今日は、「迷惑かけてごめんよ!」との思いを込めて、バリバリ稽古する。

2003年05月16日 文藝春秋に

「ぎんさん解剖記」が載っていた。まずぎんさんが解剖されていた事にビックリ。「医学的見地から遺族の了解を得て解剖した」という説明から始まる記事は、ぎんさんの体内、特に脳について詳しく書かれていた。

この記事を読んでいたら、人体の不思議展を思い出してしまった。聞いた話だが会場は女性の方が多いそうだ。確かにボクもあまり行きたいとは思わないし・・・。なんでだろう?女性の方が怖い物好きって事かな?

2003年05月15日 完全休養

朝1度起きて何本か電話する。で、今日するはずだった打ち合わせなどをすべて延期してもらうことに。先方には申しわけないが、今のうちに何としても風邪を治しておかないと。

昨日みんなに約束したとおり、今日は「完全休養」をとって、家でおとなしく過ごす。

2003年05月14日 昔はここで営業してたのに!

コラム用の写真を撮りに呉服町へ。かぶりモノをかぶって「つぶれてしまったエレデ寿屋さん」が呉服町の交差点で泣いている姿を撮影。道行く方々が「納得しながら笑ってくれていた」のが、何だかおかしかった。

帰りにブラジレイロによってコーヒー豆を買う。ボクが買ったのは「クラッシック」というオリジナルブレンドの豆。取材でお邪魔したときに飲んで以来、すっかり気に入っている味で、今日のところは200グラムだけ買って帰る。すぐなくなりそうな気もするが、多すぎて悪くなるのもイヤだしね。

夜は稽古。・・・だったのだが、急に体調が悪くなって稽古に行きそびれてしまった。どうやら風邪がぶり返したらしい。今日は稽古場が家の近くだったので、終わりがけに稽古を休んだ事をあやまりにちょっとだけ顔を出す。

「明日は必ず安静にしてるから」と約束して、明日も休ませてもらう事にした。

2003年05月13日 かぶりモノ見学

事務所へ岩田屋の方々がやってくる。先日の取材の続きで、かぶりモノ倉庫の写真を撮りに来たのだ。倉庫の様子は「ギンギラ取材第2弾」ということで、岩田屋ホ−ムページで紹介するとの事。ちなみに、今、岩田屋のホームページでは「ギンギラ取材第1弾インタビュー」が公開中だ。

夕方稽古前に博多の旧冷泉小学校で「博多人形講座」の説明会。「自由研究の場」として、引き続き講座が開かれる事になったのだ。本格的に勉強したいと思っていたので、もちろんボクも参加する事に。

2003年05月12日 こんなことなら

明日締め切りの原稿を書いて、かぶりモノの修正作業をしてと、何だかバタバタ過ごす。まだ熱が下がらないので、本当は寝てたほうがいいんだろうけど・・・仕方ないもんね。

途中休憩をとってコンビニへ。「せめて、なんか健康になるモノをとろう」と色々さがしていたら「青汁豆乳」という商品を発見。「うん?青汁で・・・・しかも豆乳。うん、これは体に良さそうだ!」さっそく買って飲んでみた。

「うえーこれを飲むくらいなら、今日1日ゆっくり寝てればよかった・・・」

2003年05月11日 脚本作業が終わると

大体いつも熱を出してしまう。脚本を書いていると、生活時間がめちゃくちゃになってしまい、徹夜が多くなるのがいけないんだろうな・・・・まあ、それはわかっているんだけど、「じゃあ9時5時でひらめいて書くということで」なんてうまくいかないしねぇ。たとえ徹夜続きであろうとも、調子に乗ったら(いわゆる降りてくるってヤツね)、そのまま書き続けるしかない。

でも、調子が出てきて書いてる時って、徹夜でも全然つらくないんだよね。つらいどころか、逆にすごく気持ちよかったりする。もしかしたら、マラソンの「ランナーズハイ」ってヤツに似ているのかもしれない。

ただし、その反動で書き終わったあとはもうボロボロ。そりゃ熱も出るよね・・・以上、今日の稽古を休んだ言いわけでした。

2003年05月10日 手直しが続く

最後まで残っていた部分の書き直しを終了。今回の開拓史は何とか2時間以内に収まりそうでホッとする。カットになったシーンはどれも捨てがたいけど、全体のバランス、テンポを考えるとこれで正解だと思う。

さあ、脚本作業が終わったので、次はかぶりモノ。

今回、新たに製作するモノはないが、キャストが変更になっているかぶりモノがかなりあるので、役者それぞれの顔型に合わせて「かぶりモノの顔が出る部分」を作り直さないといけない。

激しい演技をしても大丈夫なように「演じる役者にジャストフィット」するように作ってあるので、キャストが変わると「顔が出る部分」をほとんど作り直さないといけないのだ。

2003年05月09日 CD中古市で

1988年の米映画「ウイロー」のサントラを発見!大好きな作曲家ジェームズホーナーの作品なので即買いする。

「タイタニックのサントラの人」として一般にも有名になったホーナー。初めてホーナーの音楽を聴いたのは今から20年以上前、「宇宙の7人」というロジャーコーマン製作のどうしようもないダメ映画のタイトル音楽だった。

「映画がダメダメなのに比べて、何てけたたましくて、かっこいい曲なんだろう!」というのがその時の感想。

その後、どんどん人気が出てきたが(といっても、SFとかアクションとかかなり限られたジャンルだったけど・・・)「けたたましく管楽器が鳴り響くホーナー節」にしびれまくっていた。

ただこの人、同じメロディーを、よく他の映画に使いまわしたりするんだよね。ディープインパクトのサントラの中にフォーウエディングと題された曲があるんだけど、このピアノのフレーズを他のアルバムで何回聴いた事か(ベートーベンも同じような事やってるし、これが「らしさ」ということになるのかな。)

まあ、文句を言いつつも、大好きなのでホーナーのサントラは集めている。

集めたアルバムは今日のウイローを入れて28枚になった。輸入盤や、とっくに廃盤になったモノなど、まだまだ欲しいアルバムはたくさんあるが、とりあえずベスト版でしか持っていなかった「ウイロー」が手に入ったので大喜び。

今日は1日中曲を流しながら原稿を書いていた。

2003年05月08日 みんな大喜びで食べました

岩田屋本館で取材。今日はボクが取材される側だったが、担当の方がギンギラをいつも観てくれている方だったので話が弾む。昔の話から今後の話まで色々な事を聞く事が出来た。

本館北側の階段が昭和初期のままだったなんて知らなかったなぁ・・・。

お土産にほうらく饅頭を山ほどもらい、「頑張ってください!」と激励される。いつもながら「老舗の懐の深さ」に降参のボクだった。

2003年05月07日 目指せ世界制覇!

オンラインで注文していたバンダイのエンタープライズ号を取りにローソンへ。受け取りは、「到着お知らせメール」に書かれていた番号をロッピーに打ち込み、出力された受け取り券をレジで商品に交換するという仕組み。

全然嬉しくない人形が当たったり、何度も広告メールが来たりと、ちょっと、めんどくさい事になってしまったが、ようやく手に入れる事が出来た。

ダッシュで家に帰って、箱を開けてみたら、これが噂通りとても出来がいい。各パーツは完全着色済みで、「実際の撮影で使われたエンタープライズ号」を見事に再現している。更にスゴイのは「電飾で船体が光る」ということ!とにかく気合いが入りまくりのプラモなのだ。さすが海外市場をターゲットに作っただけの事はあるなぁ。

2003年05月06日 チケット週報

ローソンからチケットの週報がFAXされてきた。金曜と日曜の昼が1番人気で、売り切れ間近。あともだいたい半分ぐらい売れている。

ギンギラの場合、まず平日からチケットが売れるという傾向がある。うちは社会人のお客様が1番多いから、「会社帰りに観る」というのが1番予定を立てやすいのかもしれない。

あと次によく売れる日曜の昼については、「遠方からのお客様」と、「月曜は仕事なので日曜は早く家に帰りたいお客様」の両方が集まるからではないだろうか、という意見が出ている。

これについては、まだまだ検証が足りないが、他劇団の公演でも「日曜の夜はあまり売れない」というのを聞くので、案外この意見が正しいのかもしれない。

2003年05月05日 もしかして自粛した?

西鉄ホールへあんみつ姫を観に行く。オープニングのレビューシーンは照明、音響のタイミングなどすべてが見事にきまっていて本当にかっこよかった。ただ、ダンスシーンに磨きがかかっているのに比べて、合間のネタがちょっと弱い気も・・・。

振り付けが決まっているダンスのように、細かく演出された「芝居っぽいネタ」が入ってもいいんじゃないかと、ボクは思うんだけどなぁ。

2003年05月04日 欠席者多数

風邪が流行っているようで欠席者が多い。今日は、欠席者の所に代役を入れながらの稽古だった。軽く通したあと、来ている役者の場面を細かく止めながら、改めて1つ1つのセリフ、場面の感情などを確認する。

再演だからといって、これまでの芝居をただ再現するのではなく、「出来ていた表現はより確実に、更に磨きをかける」という目標をたてて稽古を重ねている。


2003年05月03日 ヨイトマケの歌

夜中に教育テレビで「美輪明宏の特集」を放送していた。本人が演出と主演をする黒蜥蜴の稽古風景とインタビューを交えた番組で、生い立ちから、三島由紀夫との交流、さらにはヨイトマケの歌(この歌って放送禁止じゃなかったっけ?)も流れるという、もう美輪明宏の魅力全開の番組だった。

今日は同じく教育テレビで放送の「仁義なき戦いを作った男たち」という番組を楽しみにしていて、それだけでかなり満足だったのだが、夜中の「美輪明宏の特集」を見て、もうお腹一杯。

2003年05月02日 財界九州五月号に

福岡3点セット「球団、ドーム、ホテル」のうち、「ドームとホテル」の2つがついに売却される!との記事が出ていた。早ければ売却先が連休明けには一つに絞られるだろうとのこと。「球団だけは維持する」とダイエー高木社長のコメントがでていたが、果たしてどうなる事やら・・・。

この記事を読んでいたら、「あーもう!せっかく俺たち調子がいいのに!」と悔しがる3点セットの姿が浮かんでしまった。

2003年05月01日 どうなるハウステンボス?

西日本新聞の朝刊1面に「オリエンタルランドがハウステンボスの援助を断念!」という記事が出ていた。他の新聞には「援助先をこれから決める・・・」ぐらいの記事しか出ていなかったので、これって西日本新聞のスクープかも。

そう言えば、「岩田屋の伊勢丹傘下入り」を真っ先に報道したのも西日本新聞だった。やはり、地元のニュースには地元新聞社が強いということか?ただ、これで困ったという話も聞いた事がある。今は無き老舗百貨店が(どこかわかるよね?)、提携先を探していたときの事、やっと候補が見つかったと思ったらすぐにスッパ抜かれて話が流れてしまったというのだ。

これは関係者から聞いた話なので、たぶん本当だと思うが「もう少し記事にするのを待ってくれればもしかしたら・・・」と悔しそうに話していた。