大塚ムネトの超不定期日記(2003年4月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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去年上演した開拓史は「現在のシーン」だけで40分以上もあった。もともとは10分ぐらいしかなかった場面なのだが、あれこれ新ネタを書き足しているうちにどんどん増えてしまったのだ。 今回は基本的には去年の再演と決めているが、現在のシーンだけは少し短くしようと思っている。で、キャラや、出来事など「シーンを構成している要素」をすべて抜き出して、再構成しようとしているのだが・・・・うーん、どれも捨てがたい・・・。 とりあえず、今週いっぱい時間をもらって悩むことに。 |
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たった15分ぐらいだけど、バリバリの新作を上演。公演は11時半と2時半の2回のみ。一回目が11時半と聞いたときには「ああ、1回目は時間が早いからきっと関係者だけだろうなあ・・・」なんて思ってたんだけど、会場が人で一杯だったので驚いた。いやー子供は早起きだねぇ。ただ、作品が「じゃまもの扱いされた人工島が、同じく嫌われ者のケヤキと庭石を乗せて旅に出る」という話だったので、たぶん(というかきっと)観ていた子供たちは何のことだかわからなかったと思う。保護者の大人とボクらだけでワイワイ盛り上がっているうちにイベントは終了。 3時過ぎには片づけも終わったので、「せっかくだし、みんなで香椎花園で遊ぼう!」という事になった。まずは打ち上げと称してビールで乾杯。「昼間っからビールなんて、なんてダメな大人だろう・・・」なんて言いつつ「でも、このダメダメ感がいいんだよね〜」とみんなで酔っぱらう。で、パットゴルフをしたり、ジェットコースターに乗ったり、ゲームをしたりと園内で大はしゃぎ。 途中、「チケットを取ってからイベントを観に来ました!」と声をかけてくれるギンギラのお客さんに出会う。遊んでいる間に何回か同じように声をかけられた。わざわざ来てくれるなんて、本当にありがたい。 |
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コンビニで、梅図かずおの恐怖マンガ「神の左手 悪魔の右手」を発見。最近増えてきた「コミックス2冊分ぐらいを1つにまとめた廉価版」で、上中下の3冊に再編集されてるやつ。 恐怖マンガは苦手なんだけど、「漂流教室」以来、梅図マンガだけは恐怖モノも読んでいるので、つい買ってしまった。 で、読んだらものすごく怖い。理不尽だし、残酷シーンは容赦ないし・・・あまりの怖さに、読み終わってすぐ本棚の奥に隠してしまったほど。ボクには、「漂流教室」や「わたしは真悟」などの、「恐怖とSFが合体した作品」ぐらいが丁度いい。ほとんど全編、残酷な恐怖のみの「神の左手 悪魔の右手」は、刺激が強すぎた。もう全然救いがないんだもんなぁ・・・。 |
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今日は嘉穂劇場で予算の打ち合わせ。制作担当の立石、仲、ボクの3人で嘉穂劇場へ。立石、仲の2人は今回が初嘉穂劇場なので、もう騒ぐ騒ぐ。レトロな小屋にキャーキャー、奈落などの舞台の仕掛けを見せてもらってキャーキャー・・・・。うんうん、わかるぞその気持ち!この前のボクも同じ反応だったし。 小1時間ほどキャーキャー言ってから打ち合わせへ。予算、チケットの配券についてなど、どんどん具体的な話が進んでいくのがすごく嬉しい。 「おー、ついに実現するんだなぁ・・・」 |
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タイマー録画していた「住宅番組」をまとめてみる事が多い。金曜放送の「完成ドリームハウス」(毎週、一建の家が建つまでを追いかけるドキュメントバラエティ)と、今朝の「建もの探訪」、そして、昼間に再放送の「ビフォーアフター」。 今一番のお気に入りは「完成ドリームハウス」かな。どうでもいいスタジオトークなしで、現場の映像だけで番組が進んでいくので、「設計家や建て主のイメージが具体化するところ」をじっくり見る事が出来る。 今日も稽古から帰ってきてまとめて見た。で、見終わったあとは「賃貸だから家をいじるわけにはいかないし、せめて家具ぐらいこりたいなぁ・・・」と、イームズのカタログを見て「でも、値段がなぁー」といじいじ過ごす。 |
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最近、毎朝5時から6時ぐらいの間に、うちのベランダに3羽の鳩たちが飛んでくるようになった。で、この連中がうるさいうるさい。カーテン越しにこっそり観察したら、小さな1羽を巡って大きな2羽が争っている。 「おいおい、朝から人んちのベランダで恋のバトルかよ!」 眠りをジャマされてむかついているボクの横で、バサバサ羽ばたきながら「ポーポーハボー!ハボー!」と大騒ぎが続く。最初は「争う大きな2羽」に怒っていたが、ここ数日、鳴き声を聞いていてある事に気がついた。「小さな1羽」の鳴き方が「ほらほら、どっちがあたしをものにするの?さあ、あたしのために戦いなさいホホホ・・・」と、まるで戦いをあおっているような鳴き方なのだ! とりあえず、うちのベランダを舞台にするのはやめてくれないかなぁ。「なるほど、これが強い相手を求める種の本能なのだねぇー」なんて感心する余裕、寝起きのボクにはないぞ! |
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西鉄広報誌の取材を受ける。事前打ち合わせの時には3人ぐらいだった人数が、今日は10人ぐらいギャラリーがいてちょっとビックリしてしまった。ちょっと緊張しつつ、ギンギラの事や天神について思う事を話す。 話をしている中で、「もし今の天神からバスがなくなったら・・・」という話になった。ある調査によると、バスが天神に運んでいる人数を、一般乗用車で運ぶとした場合、今の3倍の車が必要との事。今の3倍の車が入って来たら天神がパンクするのは目に見えている。 この先、天神はどうなってしまうんだろう? 次々開発が進んで、新しい建物が出来る事にワクワクしていたけど、ちょっと開発が落ち着いて気がついてみたら、車が増えて渋滞はひどくなる一方。今やオーバーストアー状態といわれるほど百貨店が出来、商圏が福岡都市圏から九州全体まで広がっている以上、集まる人数が、天神のキャパを越えてるのは明らか。 昔から天神界隈の道路の渋滞は言われていたが、まだ人が少なかったから何とかなっていただけで、ずっと問題が先送りされてきたんだよね。これといった対応策もないまま流入する人や車が増えてるんだから、そりゃ車で街が一杯になるよなぁ。 思い切って、天神へ一般車両が進入するのを禁止したらどうだろう。渡辺通りを歩行者天国にして、中央にバスが走る道だけを造る。で、いずれは、無公害の燃料電池式バスにするか、あるいは段階的に路面電車にかえていく。 都市の中心部をバスや路面電車だけが走るってのは、すでにヨーロッパの都市では実施されている。(まあ、ヨーロッパの場合は、背景として市民の環境意識が高く、選挙でも環境問題が中心になってたりするからって理由があるんだけど・・・)全国に先駆けて福岡が「ヨーロッパ方式」を採用して、日本中に「福岡モデル」がひろがるなんてなればものすごくカッコイイと思うんだけどなぁ。 ・・・・なんて事を話しているうちに取材終了。 |
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今回は遠藤さんという方が音響をしてくれる事になっている。(じつは、こっちのスケジュール調整ミスで音響のTKが参加出来なくなってしまい、アラマッキーの紹介で遠藤さんにやってもらう事になったのだ。)で、今日は顔合わせと音響引き継ぎを兼ねた打ち合わせ。 遠藤さんはギンギラにお客として来てくれていて、本番中に知り合いがキャラに絡まれた事もある、いわば「ギンギラのノリを知っている方」なので、安心してお任せしている。 |
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昔の「科学と学習の教材」を復刻した「大人の科学」を発見。復刻版の教材と雑誌のセットで1600円と、値段の方も「大人向け」になっている。 科学と学習といえば、小学校低学年の頃は毎月学校に業者が売りに来ていた。(もちろん我が家では「おもちゃは買わない」という決まりがあったのでボクは買ってもらえなかった。)「おもちゃじゃないよ、教材だよ。きっと勉強にだって役に立つし・・・・」とか何とか言って必死に頼んで、やっと買う事を許してもらったのを覚えている。おもちゃを買ってもらえなかったボクは、月に1度の教材を本当に楽しみにしていた。 どうやら「大人の科学」は月イチで発売になるようだ。まいったなぁ・・・きっと、毎月買ってしまうだろうな。 |
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このところ、BSで昔の時代劇映画を放送している。今日は、昭和34年に東映京都が制作した映画「風雲児 織田信長」だった。当時東映のスターだった中村錦之助(後の萬屋錦之介)が主役の織田信長を、兄弟の中村嘉葎雄(魔界転生では柳生十兵衛の父を演じている)が木下藤吉郎を演じ、豪華な出演陣、セットの大きさ、エキストラの人数など、今の時代劇からは考えられないような壮大なスケールのエンターテインメント映画だった。 ボクは、これら昭和30年代のチャンバラ時代劇が大好きだ。「戦前からの大物俳優の貫禄のある演技」と「今やバリバリ主役を演じている俳優の若い頃の初々しい演技」の両方がみれるし、なにより、テンポがよくておもしろさを追求している姿勢が好きなのだ。当時は子供から大人まで、みんながチャンバラ映画に熱中して映画館に詰めかけていたんだよね。 海外で評価されているせいか、時代劇といえば東宝制作の黒澤映画と思われがちだけど、当時の東映時代劇にも面白いモノはたくさんある。今時代劇ブームなんだし、再評価してもいいと思うんだけどなぁ。 |
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せっかくの日曜日だってのに、宅配の人に朝っぱらから起こされて、かなり御機嫌ななめ。 で、とうとう来ましたよ、「限定生産セレブジェニー人形」が! 実際手にしたら、少しは嬉しくなるかなぁ・・・なんて一瞬思ったけど、やっぱり全然嬉しくないぞ! ホントもったいないよね。人形が1万2千円で送料も別にかかって・・・その分、ギフト券でもくれればいいのに。というか、注文したスタトレのプラモをタダにしてくれればいいのになぁ。 ジェニーは稽古場に持っていって、欲しい人にあげちゃいました。 |
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今回発送する総数は6100通。今日は一日中、ひたすらチラシと挨拶文を封筒に詰める作業が続く。 6100通という事は送料だけで、6100×80=48万8千円になる。DM発送費だけで50万円近くになるので、少しでも安くなるように、郵便局の割引制度を利用している。まず料金別納扱いにして、まとめて郵便局に持ち込む。(ある程度の数がまとまると、送料が割引になるのだ。で、このときに、ちゃんと区域ごとに分けておくと、さらに割引がある。) 裏技も含めて「とにかく1円でも安くなるように」制作チームが工夫して頑張った結果、バラバラに出したら50万近くかかる料金が、何と40万円を切る料金で済むようになった。10万円近く節約するとは、さすがギンギラ制作チーム!・・・とはいえ、もともと500通ぐらいのDMしか出していなかった頃から思えば、送料だけでも大変な金額だ。 |
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トイザらスのオンラインショップから「注文完了しました」とのメールが送られてきた。「あれ?注文した覚えはないけどなぁ・・・」と、不審に思い確認してみたら、何と、「限定版ジェニー人形」を買った事になっている!おいおい、そんなもの頼んでないぞ!しかも値段が1万2千円とある。で、慌てて問い合わせてみたら・・・なんだったと思う? 「50万人キャンペーン当選です。おめでとうございます」だって! 改めてオンラインショップのページを見たら、たしかに「50万人キャンペーン実施中!」とある。で、毎週抽選で当たるヤツの2等がジェニー人形だった。 ・・・なんかさぁ、全然嬉しくないよ。登録したときにわかっているハズなんだから、せめて男子と女子の商品を変えるぐらいすればいいのに・・・。だいたい、「当選お知らせメール」じゃなくて、通常の「注文完了のお知らせメール」を使い回しているあたりに、ものすごくやる気のなさを感じてしまった。「形だけのサービスってどうなのよ?」って気分。 当たったのに文句言い過ぎかな? |
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昼から秀巧社で打ち合わせ。昔お世話になった編集H氏からの依頼だったので、即答でOKした仕事だった。(この世界は義理と人情ですからね。) 夕方からは香椎花園の下見。(29日に10分ぐらいのミニライブをやる事になっているのだ)今が1番いい時期なだけあって、園内は色とりどりの花が咲いている。あんまりきれいなのでしばらく見とれてしまったほど。 一時期、香椎花園も絶叫マシンを次々作っていたが、最近は絶叫マシンを減らして植物を増やす方に路線変更している。これ正しい選択だとボクは思う。元々、香椎チューリップ園として誕生し、博物館相当施設に指定されている「由緒正しい植物園」なんだし・・・。いっそ思い切って全部遊具を無くせばいいのにとさえ思ってしまう。 で、周りにはたくさんマンションが建っているんだから、地域の住民に愛される植物園を目指して、マンションに住む方々のための「ベランダガーデニング講座」をするとか、到津遊園の市民オーナー制を取り入れて、園内のチュ−リップ1つ1つのオーナーを募集するとか(もちろん、植え替え時期にはオーナーにプレゼントするし、場合によっては植え替えを楽しんでもらい、経費を節約するとかね)。世界のハーブ園をつくって「ここでしか飲めないハーブティ」とか出せば、カップルだって来ると思うんだけどなぁ。 電気仕掛けはネズミに任せて、「本物の自然の美しさ」で存在を主張しましょうよ! |
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西鉄福岡駅で告知の映像を流してくれることになったので、簡単なコメントを撮る事に。収録は1分程度だったが、昨日の「すでにある映像のダビング」とは違い、着替えなどで準備の時間がかかってしまう。撮影が終わったときには、稽古をするには中途半端な時間になっていた。 で、急きょ、土日のDM作業に向けての準備をすることにした。今日の作業は、全部で6000近くある宛名ラベルのチェック。 もちろん、ボクも参加。で、せっかくなのでボクがチェックを入れた宛名ラベルには「イムズマン」の絵を描いてみた(これ、途中で見つかって「そんな事してたら他の人に遅れますよ!」と、軽く怒られたけどね・・・。) この日記を読んでいて、ボクのチェックが入ったDMをもらう人って、何人ぐらいいるかな? |
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ギンギラの画像をネット配信するという事で、DV(デジタルビデオ)で素材を渡す事になった。DVムービーとビデオデッキをつなげばすぐにダビング出来るのだが、専用の接続コードが見あたらない。 それぞれを個別にパソコンにつなぐコードはあったので、ちょっと面倒だが「ビデオからパソコンに取り込んで、パソコンからDVムービーにダビングする」という方法をとることにした。必要な素材は1、2分だったので、ダビングはすぐに終了。 が!「どうせパソコンに取り込むなら画像を色々加工しよかなぁ・・・」なんて、うっかり「やらなくていい作業」に手を出してしまい、半日近く熱中してしまった。 だって、映像の編集ってものすごく楽しいんだもん・・・。 |
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チラシ見本の確認。今回は、これまでの開拓史で使ったイラストの中から印象的なモノを集めて再構成。背景や、枠線などもシンプルにして、とにかくイラストメインのチラシになっている。 前回のひよ子チラシは古い感じを出すために、再生紙っぽい紙で、つや消し仕上げにしたが、今回はいつも通り、光沢のある紙できれいに色をのせることにした。 |
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今日の夜から教育テレビでサンダーバードの放送が始まった(残念ながら、稽古があったので見る事はできなかった)。ビデオ、LD、DVDと、ほぼすべてのメディアで同じモノを持っているにもかかわらず「録画した方がいいのかな・・」と、不安に駆られてしまった。どうも、いまだに小さかった頃の「ビデオがなくて、1度見逃すと2度と会えないかもしれない緊張感」がトラウマとして残っているらしい・・・・。 サンダーバードといえば・・・今ボクがかぶりモノを作ったり造形の仕事をしているのは、この番組のおかげといっても過言ではない。 (この日記でも何度も書いてるが、)ボクの父親は「既製のおもちゃは子供の想像力をダメにする」と信じていたので、絶対におもちゃを買ってくれなかった。例えクリスマスでも、大工セットと木の板を買ってきて「欲しいものは自分で作れ!」と無茶な事を言う父親だった。 小さかったボクは、番組に登場するメカの中でサンダーバード2号が1番好きだった。サンダーバード2号は、「小型メカを積んだコンテナを運ぶ大型輸送機」という設定で、その丸いスタイルに惚れ込んでいた。当時、イマイからかなりリアルなプラモデルが発売されていたが、もちろん我が家で買ってもらえるはずもなく、欲しかったら自分で作るしか道はなかった。 初めて作ったのは小学校低学年の時、作ったといっても、上から見た姿を紙に書いてハサミで切っただけの「平面2号」だった。高学年になって「面で構成する技術」を身につけると、今度は「立体2号」を製作(でも、まだ曲面を作るまでの技術はないので「角張ったヘンテコ2号」だった・・・)。そうやって、「その時その時の自分の精一杯の技術」で、とにかくサンダーバード2号を作っていた。 今では「樹脂を使って番組に登場した小道具さながらに再現」出来るぐらいの技術は身につけたかな・・・というわけで、ボクが「イメージしたモノ」を自由に作れるようになったのは、「よりリアルな2号を作りたい!」と、何度も2号を作ってきた経験からだったりする。 |
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4月にバンダイからエンタープライズ号の半完成キットが発売になるが、これがかなり出来がよくて発売前から色んな雑誌で話題になっている。すでに予約受付を終了している店も多いらしい。またしても出遅れてしまいネットで予約出来るところを探していたら、トイザらスのオンラインショップでまだ予約を受け付けているのを発見!しかも、割引されていて値段も安いので、即予約を申し込んだ。すると、申し込んで5分もしないうちに、注文受理のメールが届いたので驚く。 で、支払いの方法だが、ボクは「コンビニ払い」というのを選んだ。これは近くのローソンでお金を払い、そのローソンで品物を受け取るというシステム。 いやー便利な世の中になったよねぇ。 |
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昼から香椎花園でやるイベントの打ち合わせ。今日の打ち合わせの相手は、ドームでの定期公演をする時に間に入ってくれていた人なので、ついでに「ギンギラが5年後、10年後に目指すべきところ」についても話す。 ボクはこの人をものすごく信頼している。ギンギラが300人ぐらいしかお客様がいなかった頃からずっと制作に関わってくれていたし、劇団が解散の危機を迎えたときも(そんな事があったんですよ!)、「大塚君!絶対大丈夫だよ」と励まし続けてくれた人だった。 「そうか、あれ(解散の危機のことね)からもう5年か・・・」と、しみじみしながら色々話す。イベント制作会社で「仕事としてエンターテインメント」を追求している方なので、甘い理想論だけじゃなく現実的な厳しい話もしてくれて、とても参考になった。 あと、この人とボクは「おもちゃ仲間」でもあるので、トイザらスやボークス(天神のホビーショップの事)などを一緒に巡って大喜びする。 ・・・・今日は、「おもちゃ巡り」の方がメインだったりして・・・。そんな38歳の誕生日だった。 |
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昭和6年に誕生した嘉穂劇場。当時の姿そのままに伝統を誇る芝居小屋は、どこを見ても素敵だ。柱、天井、もちろん舞台。どれも、まるでそれ自体が「舞台セット」のよう。 「江戸時代の歌舞伎様式」をそのままに伝える劇場だけあって、どこを見ても絵になる。いちいち感動して「うーん」とうなってしまった。「うん、やはり、ひよ子侍を上演するのにはここが1番だ!」と改めて思う。劇場の方も、「ね、この雰囲気、ひよ子侍にピッタリでしょう」と声をかけてくれる。 何が嬉しいって、劇場の方が「やりましょう!」という気持ちになってくれているのが1番嬉しい。 一通り劇場を見学させてもらってから、公演の打ち合わせ。打ち合わせの席で、劇場の方から「とにかく、ギンギラさんが1番やりやすいようにやって下さい!」と言われて、更に感動してしまった。 恋い焦がれていた相手に「好きにして」と言われたようで、本当に嬉しい。 |
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メンバー総出で引っ越し作業のつづき。「まったく、一体いくつかぶりモノがあるんだ!」と叫びたくなるぐらい、運んでも運んでも旧倉庫のかぶりモノが無くならない。「そんなに作ったのかな・・・」と思ったりもするが、見ると確かに見覚えがあるモノばかり。 で、普段忘れていたモノでも、改めて見ると「ああ、これを作ったときは徹夜だったなぁ」とか「このときは風邪で大変だったなぁ・・・」など、作ったときの思い出がよみがえる。初期のかぶりモノを不思議そうに見ている若手に「これはなぁ・・・」と説明をするボク。 引っ越しが進むにつれて、倉庫の奥にあった荷物(つまり、かなり初期の公演で使ったモノ達)も出てきた。「うわーこれなつかしい!」とか、みんなで大騒ぎしながらひたすら荷物を運ぶ。 頑張った甲斐あって、何とか引っ越しが終了。あとは新しい事務所の整理・・・って、まだまだ大変そうだなぁ。 |
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今日でチラシの入稿データを仕上げないといけない。今のところ作業は順調に進んでいる。が、この順調というのが少し気になっている。いつもだと、必ず1つか2つ文字ミスがあるのだが、今のところそのミスが見つかっていないのだ。 怖いのでプリントアウトして稽古場でみんなに確認してもらう事に。 |
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かぶりモノ整理用に大きな棚がいくつか必要だったので、高宮のホームセンターで棚をまとめって買った。で、店員さんに、「いつなら配達出来ますか?」と聞いたら、間髪入れず「今からすぐでも大丈夫です!」と返事が返ってきた。店員さんは、今すぐにも運び出しそうな勢い。 「まあ、2、3日中に配達してくれたらいいなぁ・・・」なんて思っていたボクはビックリしてしまった。あわてて、「あっ、いえ、えーっと、今からまだ用事があるから、すぐ持ってこられても困るんですが・・・」と、やる気マンマンの店員を引き留めるボク。 と、ちょっと離れたところで何か話していた客と店員の会話が聞こえてきた。「え?今すぐ?・・・・ちょっと待って、まだ買い物済ませてないの・・・」そのおばちゃんもまさかすぐ配達とは思ってなかったようで、慌てている。 まったく、なんてやる気マンマンのホームセンターなんだろう。 |
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明日のアトム誕生日を前に、新作「鉄腕アトム」の放送が始まった。子供向けかとバカにしていたら、これがものすごく出来がよかった。で、続けて、今度はケーブルで放送された「旧アトム」の第1話を見る。こっちはほとんど画が動かない、アニメと言うより「まるでマンガのコマを1つずつ並べた」ような感じ。時々、顔の「目」とか「口」だけが動く。(これは、制作の時間と費用を節約するためにあみ出された手法で、これでアニメがダメになったという意見と、ここから日本独自の演出がうまれたという意見がある。) いつもながら、この「旧アトム」を見ると、ちょっといやな(と言うか、天才のエゴな)話を思い出してしまう。天才というのはもちろん手塚治虫の事なのだが、この人、自分が「テレビアニメ制作第1号」になりたかったばっかりに、「わざと他が引き受けられないくらい安い制作費」で、アニメの仕事を引き受けたらしいのだ。 これについては、あるドキュメンタリー番組で当時の関係者が「手塚治虫は最初から赤字になるのをわかっていて引き受けた。彼はマンガで売れてるから、はじめからそのお金をアニメにまわす気だった」と語っていた。 いまだにアニメの制作費が安いのは、この「アトム」が原因と言われている。いまでは、中国や韓国の下請け会社で日本のアニメを作る事が多い(新アトムでも、中国の制作会社がクレジットされていた)。アカデミー賞を受賞したが、決して日本のアニメ産業が順調なわけでもなんでもなく、産業の空洞化が問題になっている。 そんなこんなも含めて、すべてはアトムに始まったんだよねぇ。 |
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もともと小さな一軒家を「倉庫兼事務所」として借りていたのだが、かぶりモノと衣装が増えすぎて、事務所どころか、倉庫としても荷物が入りきれなくなってしまった。今回のひよ子侍で間違いなくパンクする事はわかっていたので、ついに引っ越しをする事に。 新しいところはこれまでの倍の広さなので、「よし、これでしばらく大丈夫だろう」と思っていたら・・・・これが、甘かった。「どこに入ってたんだよ!」とツッコミたくなるくらい、次々荷物が出てくる。あっという間に新しい事務所は荷物で一杯。 「あれ?ここは倍の広さのハズなのに・・・・」 しかも、1日で引っ越しが終わらず、続きはまたという事に。果たして今月中に終わるんだろうか? |
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天神開拓史にも登場する博多の老舗カフェ「ブラジレイロ」。今回のコラムはこのカフェを取り上げる事に。 親子2代に渡ってコーヒーに人生をかけているオーナーに話を聞いて、もちろん自慢のコーヒーをごちそうになる。そのコーヒーのうまいこと! 普段原稿を書きながら、がぶがぶインスタントコーヒーを飲んでいるボクなので、よけいにおいしさを感じてしまった。いやーコーヒーがこんなにうまいモノだったなんてすっかり忘れてた・・・・インスタントをやめて、ちょっとコーヒーに凝ってみようかなぁ。 |
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BSで劇場版スタートレックを連続放送中。もちろん、大喜びで毎日見ている。宮城版週刊スタートレック14号も送られてきたし、もうすぐ劇場最新作も公開されるし、近年まれに見る「スタトレな日々」が続いている。 でも・・・きっと劇場版については(いつものごとく日本ではコケて)すぐに打ち切られる運命なんだろうなぁ。 劇場版第1作が公開されたのは1980年、ボクがまだ中学生の時だった。確か久留米の劇場で見た覚えがある。以来、映画ができるたびに必ず映画館に通っているが、「館内がお客さんで一杯だった事」は一回もなかったもんね。 せめてボクが何度も映画館に通って、微力ながら興行収益に貢献しなければ! |
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来年の予定をみんなで話し合う。まだ4月なのに、もう来年6月までの予定を決める事になっているので、「そんな先の事は・・・」と戸惑うメンバーもいた。で、話し合っていたら、そのうち「ギンギラはこの先何を目指すのか?」という、もっと大きな話になった。それぞれが将来への思いを語って、もちろんボクも「ギンギラとして目指したい事」を話す。 ありがたい事に、これまでは先方から面白い話が次々飛び込んできていたので、それを実現するだけも十分楽しかったのだが、今後はもう一歩踏み込んで「攻めの姿勢で頑張ろう!」という話になった。とりあえず「決まったスケジュールを頑張る」という事は変わらないが、みんなの気持ちが「よーしガンガン攻めるぞー!」と1つに意思統一出来たという事は、とても意義があると思う。 みんなで一丸となって、西鉄ホールや嘉穂劇場のプロデューサーの方など「実際にギンギラを観て気に入ってくれた方々」と、面白い事をどんどん実現していきたいと思う。 |
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全国的な演劇制作者のためのHP「fringe」(興味ある方はfringeで検索を)でギンギラの記事を発見。トピック過去ログの3月分記事の中に「ギンギラが嘉穂劇場で上演!」と出ている。この記事を読んで、「嘉穂劇場で出来るという事がいかに光栄なことか」と改めて感激する。「嘉穂劇場でひよ子侍上演」というのがボクの目標だったで実現するのが本当嬉しい。 それと、思わぬところでこの日記が読まれていた事にちょっと驚く。 |