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大塚ムネトの超不定期日記(2002年11月)
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2002年11月30日 人間失格な「脚本モード」

明日のイベントでボクは福岡市役所を演じるが、かぶりモノが「別の役者の顔サイズ」になっているので、ボク用に再調整。(かぶりモノは、使う役者によって顔型のサイズが違う)

ところが、この作業中に右手にやけどをしてしまった。原因は「全神経が作業に集中していなかったから!」。いわゆる「うっかりミス」ってやつ。いかんなー・・・脚本を考えてる時っていつもこうなってしまう。「現実に対応している自分」がおろそかになって、「頭の中で脚本を考えている自分」に集中してしまうのだ。

「頭の中で役者が演じている舞台」に見とれている感じかなぁ・・・。

この時のボクは(自分で書くのもなんだけど)かなり気持ち悪い!いつまででもじっとしているし、かと思えば急に「ニヤッ」と笑ったりするし・・・。もちろん「頭の中のステージ」へのリアクションなんだけど、そんなこと周りの人にはわからないしねぇ。

夜8時からはイベントの稽古だったが、「脚本モード」なので全然セリフに集中できていない。たった10分のステージだからって、このままではヤバイ。今夜は徹夜してでも気分を切り替えなければ!

2002年11月29日 香椎の某有名菓子店へ

某有名菓子店の店長さんから「取材OK」の許可をもらう。昨日の日記にも書いたが、当事者の話はとても面白いのでホント有り難い。約2時間ほどだったが、お店の事、お菓子へのこだわりなどを聞かせてもらった。

もちろん、本音の部分「自分の会社のダメなところは」とか「他の会社でおいしいと思うお菓子はなに?」なんて事もしっかり聞いちゃいましたよ!これがまた面白い話で・・・・・って、もちろん本番のお楽しみなので、ここではナイショ。

2002年11月28日 TVチャンピオンはタイマー録画にして

午後からももちの図書館へ。切りとってまとめてある新聞記事のなかに、某おかし会社の創業者が「自らの歴史」を語っているやつを発見、これが面白いのなんの!やっぱりどの業界も「当事者の話」はとても面白いなぁ。さっそく印象に残ったところをリポートにまとめる。予定外の資料に出会えたのは良かったんだけど、「前から目をつけていた資料」を読んでいる途中で閉館時間の7時になってしまった。続きはまた今度。

きっとこれから何回も通う事になるんだろうなぁ。まあ、持ち出し禁止の本が多いので仕方がないんだけどね・・・。

天神に戻って書店めぐりをしてから警固の「かりん塔」へ。今日は大将と「とことん飲もう!」と約束していたのだ。昨日に続いて楽しく飲み食い。

2002年11月27日 アンケート集計

夜7時に稽古場に集合。みんなで11月公演のアンケートを「なんで知ったか?」とか「何回目か?」などの各項目ごとに分ける。いつもながらお客様の大半は「公演案内のDMを見て」という方。リピーターに支えられているのが良くわかる。さらにそのリピーターの方が「新しいお客様」を連れてきてくれている。(「観るのが初めて」と答えたお客様のアンケートのほとんどに、「友達に進められて」と書かれているのだ!)。リピーターと口コミの力に支えられてるのが本当に嬉しい。

だって、「また観よう!」とか「今度は友達を連れて行こう!」っていうのは、観て気に入ってくれたからこそだと思うんだよね。

アンケートの集計が終わったあとは忘年会の日にちを決めて、イベントの脚本を軽く読み合わせして解散。帰りに「立石さん行きつけの店 煮こみ」へ寄る。ここの大将が「翼をくださいっ!」以来、ずっとギンギラの公演を観てくれているとのことなので「じゃあ挨拶がてらみんなで食べにいこう!」ということになったのだ。残念ながら大将は休みだったが、「休みのお詫びに1杯目をサービスします。」と店員さんに言われてみんな大喜び。「これからも大将の休みの日を狙って行けば一杯目がタダになるかもね・・・」なんてバカ話をしつつ楽しく飲み食い。ここのホルモンはとても美味しかった。

2002年11月26日 「ひよこ侍」を書きつつ

今週の人形講座も「楽しいヤスリがけ」。先週の失敗を踏まえて、今日は「うっかり表情にでないように」気をつけながら、楽しくヤスリがけをする。

家に帰ってきてから、徹夜で九州ウォーカーのイベント用脚本を仕上げる。担当の方から「10分ぐらいの話を・・・」と言われていたので、大体それぐらいの長さのヤツ。前半5分はお馴染みのキャラが登場、でもそれだけではつまらないので、後半5分は「いまの福岡の話題」を入れた新ネタにした。

2002年11月25日 某おかし会社に取材できるかも・・・

いつも書いていることだけど、ボクの脚本は「まず取材ありき」で出来あがっている。毎回必ず、「テーマにしている業界の方に直接話を聞く」という作業をしているが、これがなかなか大変だったりする。

自分の知り合いに「その業界の人」がいればすぐに取材は出来るのだが、知り合いが全然いない事のほうが多いんだよねぇ・・・そんな時にいきなり「ギンギラ太陽’sの大塚ですが・・・」なんて電話しても、まず相手にしてくれないだろうし。で、ボクがまず頑張るのが「知り合いの知り合い探し。」直接その業界にかかわっていなくても、業界に知り合いがいる人を探すところから始めるのだ。

いままでで1番大変だったのは「翼をくださいっ!」で航空業界を取材しようとした時で、この時「パイロットの方」にたどり着くまでには、もう「知り合いの、知り合いの、知り合い」ぐらい間をつないでもらって、やっとのことでたどり着いたのだった。

じつは、いま書いている「お菓子業界」もたどり着くまでに苦労しているが、今日「某おかし会社の担当の方に会えそうだよ」という連絡がボクに入ってきた!(そう、今回も「知り合いの知り合い」作戦なのだ!)

すでに何社かの関係者から話は聞けているのだが、取材は多く出来るならそれに越した事は無い。それに、何より今回の取材が楽しみなのは「某筑豊の会社」に取材が出来そうだから!

脚本の構成はもう始めているが、「1から構成をやり直したくなるような面白い話」を聞く事が出来たら良いなぁ・・・

※ここでちょっと業務連絡。「関係者を知ってるよ!」という方がいたらぜひ掲示板にお知らせを!ボクが、喜んで取材に行きます。

2002年11月24日 最近お気に入りの新聞

ギンギラの取材用に新聞は何紙かとっているのだが、最近は毎日新聞がお気に入りになっている。とくに経済面の「迫る」というインタビュー記事がとても面白い。

毎回、「地元経済界のキーマン」にインタビューしているのだが、相手が怒るような事もズバズバ聞くし、そのまんまギンギラの脚本に出来るような「赤裸々な裏話」で一杯なのだ。

しかも相手の答えているコメントがとても生々しくて、質問に対して相手が「怒ったり、困ったりしながら答えている」ニュアンスが、凄く良くわかるように書かれているのがたまらない!(たぶん担当記者の方の狙いなんだと思うけど)

前回のベスト電気社長のコメントは半分ぐらい切れながら答えてるような感じで、読んでるこっちがドキドキしたもんね・・・

あと、ここ何週か掲載が休みだった「毎日かあさん」も復活していた。昨日の経済面のマンガがカラーだったので「もしかしたらカラー連載に変わっているかな」と期待していたが、残念ながら白黒のままだった。西原マンガは色使いも魅力的なのでぜひカラーで見たかったんだけどなぁ・・・。

2002年11月23日 たぶん脚本には関係ないと思うけど・・・

ひたすらお菓子関係の取材をしているおかげで、「お菓子マメ知識」がどんどん増えてきた。例えば、鹿児島の会社が作っている「兵六餅(ひょうろくもち)」について・・・。

兵六って名前から「なんとなくノンキなオヤジ」を連想していたが、じつはこの兵六さんていうのは鹿児島の民話の登場人物で「妖怪退治の主人公」なのだそうだ。そう言われて改めてお菓子の箱を見てみると、確かに兵六さんは険しい表情で、手は刀にかけている。決して「ノンキに餅を食べてるオヤジ」ではなかったのだ!

「はーなるほどねー」

でも・・・きっとこの話は「ひよこ侍」には全然関係無いんだろうなぁー。

まあ、そんなこんなもひっくるめて、とにかくひたすら取材の日々。

2002年11月22日 料理が凄くおいしいお店「かりん塔」

警固にある「かりん塔」というお店へ。嬉しいことに、このお店の方々が「天神開拓史」を見てえらく感動してくれて、「公演が終わったら是非食べに来てくれ!」と誘ってくれていたのだ。

料理はうまいし、店の方は昨日観たかのように芝居の感想を嬉しそうに話してくれるし、何だか、とってもいい気分。

2002年11月21日 リフォーム王選手権

今日のTVチャンピオンはリフォーム対決。狭い2軒の家を「それぞれに住む家族の要望」に合わせてリフォームするという内容だった。

5日間という時間制限の中でリフォームをするのだが、まずは思いっきり家を壊すところから始まったので、それぞれの家族はあっけに取られていた。最近のリフォーム番組は豪快なものが多い。壁を壊すのなんか当たり前だもんね。なにかを作り足すというより、全部チャラにして1から作りなおすというのが最近のパターンみたいだ。

しかし、相変わらず「制限時間ギリギリでの作業」は、自分のことのようでドキドキしてしまう。最後はどちらの家も見事に「新しい空間」として生まれ変わっていた。ボク的には「もう勝負なんてどうでもいいじゃないか!どっちも優勝だよ、うん、よくやったよ!」と言いたかったね。

来週はペーパークラフト王対決とのこと。こりゃ2週続けて見ごたえがありそうだ。

2002年11月20日 忙しいのは良い事だけど・・・

昼から天神でコラムの取材。取材が終わったあとは12月にあるイベントの打ち合わせ。

公演が終わったばかりと言うのに何だか忙しい。「ひよこ侍」の脚本が遅れ気味なのに、こんな調子で大丈夫なんだろうかと、チョット不安になる。今年こそは何としてもクリスマスや正月という「人として当たり前の行事」をちゃんと楽しみたいのだが・・・。

参加者がボク一人だけの「年忘れ脚本書き大会」は、今年はごめんだ!

2002年11月19日 うっかり楽しい一時

「芝居の打ち上げで最初のビールを飲むとき」とか「待ちに待った映画を劇場で観る瞬間」などに負けないぐらい楽しいのが「ヤスリがけをしている時」。

無心になって材料の表面をヤスリで磨き、だんだん表面がツルツルになっていくのを指で触って感じる・・・。600番ぐらいの紙やすり(番号によって目の粗さが変わってくる。数字が小さいほど目が粗くなる)で磨いているときが1番楽しいかなぁ。

で、今日の人形講座の話なんだけど、なんと今日は「彩色前の下地作り」ということで、授業時間の全てが大好きな「ヤスリがけ」だった!

もう大喜びで「ヤスリがけ」をしていたボク。もしかしたら「うっかり笑顔」になっていたかもしれない。・・・しまった!「ヒゲが笑顔でヤスリがけ」うーん、これってかなり気持ち悪いよね。今度からは気をつけなければ。

2002年11月18日 もしかして知り合いの方?

ボクが演じていた「宇宙海賊キャプテン・スペースワールド」は、もちろん「キャプテンハーロック」がモデルになっている。シーガイアの人工波に負けないキャプテンが、「このドクロの印はロマンの印だ!機械や電気など歯が立たない熱い血潮の力なのだ!」というセリフを言うが、これなんて、まさに松本零士大先生の世界。

松本マンガは小さい頃から大好きなので「宇宙海賊キャプテン・スペースワールド」は演じていてスゴク気持ちが良かった。あの衣装を着ただけでテンションが上がりまくりだったもんね。

なんとかひよこ侍にも登場させられないかなぁ・・・なんて考えながら最終日のアンケートを読んでいたら、感想のところに「今度松本先生に会った時に話しておきますね・・・」と書かれているアンケートを発見!

「え?今度会った時に話す・・・松本先生に!?」

ということは・・・ま、まさか松本先生の知り合いの方なのか?!アンケートに書かれている住所をみると東京の住所になっている。ああ・・・スゴク気になる。

アンケートを書いてくれたあなた!もしこの日記を見たら「ことの真相」を掲示板に書きこんでくれませんか?ドキドキしながら待ってますよ!

2002年11月17日 無事公演が終了

出番の直前にかぶりモノが無くて慌てる役者がいたり、そでのパネルに激突する役者がいたりと、今回も本番中に様々なハプニングが起きていた。

しかし、お客様に「あら、何かあったのかな?」なんて不安をあたえたら、もうお芝居を楽しんでもらえなくなってしまう。

ハプニングを起こした当事者達は、みんな必死で「何でもないフリ」をしながら芝居を続けていた。(まあ、中には「しくじったな・・・」ってバレバレな事もあったけど・・・)

まあ、ハプニングは「生の舞台の良い所」ということで・・・・ね。

2002年11月16日 大丈夫かオレ?

カーテンコールでの出来事。キャスト紹介をしていたら、突然「ある役者」の名前が出てこなくなった!もうビックリ。どういう訳か、名前が出てこないのだ!その役者の顔を見つめたままボー然としてしまったボク・・・。

最初はみんなも「もう、忘れたフリなんかしないでくださいよ」みたいに笑っていたのだが、ボクが本当に名前が出てこなくて困っていることに気がついて驚いていた。そりゃ驚くよね、何年も一緒にやっている役者の名前が出てこないなんて・・・自分でも信じられない。大ショック!

でも、1番ショックを受けていたのは忘れられた本人だったようで・・・。モチロン終わったあとは楽屋で何度も謝りましたよ。

2002年11月15日 開場の1時間をどうするか

前回公演のアンケートに「開場時間が30分ではゆっくり料理が注文出来ない」という意見が多く書かれていた。今回はこれを解決するため開場時間を1時間にすることに。ただし、何もないまま1時間待たせるのでは芸がなさすぎる。

で、開場時間中にバス軍団で客席に乱入して「記念写真大会」をすることにした。

開場して30分ぐらい経った頃、突然会場に鳴り響くテーマ曲と共にバス軍団が登場して「今から記念写真大会をやるぞ!」と宣言。突然のハプニングに会場は大盛り上がりだ。

芝居の上演中だと、時間やテンポを気にしてゆっくり写真を撮っていられないが、今回は「開場時間を楽しんでもらう」というのが目的なので、時間を気にせずに会場中のお客さんと記念写真をとっていた。途中色んな話をしたり、テーブルの食事をご馳走になったり・・・この「記念写真大会」はとても楽しい時間だった。

2002年11月14日 今日から会場のバクーで仕込み。

前回は夜にクラブ営業があったので舞台を夕方までしか使えなかったが、今回は夜まで1日中使えることになったのでかなり時間に余裕がある。

ギンギラの公演は、照明・音響のきっかけが多いので、きっかけ合わせに時間がかかってしまう。そんなわけで、仕込みの時間が長いのは本当にありがたい。今回は時間に余裕があるので、いつも以上に細かくきっかけ合わせをする事が出来た。

かぶりモノのほうも、いつもなら「半泣きになりながら本番ギリギリまで製作」している事が多いのだが、今回は計画通りほとんどの作業を終了しているので安心。

「ああ、毎回こうありたいなぁ。」

2002年11月13日 間に合ったぞ!

部屋の中が「完成したかぶりモノ」で占領されつつある。しかし、今回もよく作ったなぁ・・・。

ふと、「今回の芝居にいくつのかぶりモノが登場するのか」が気になったので数えてみたら、何と30個を越えていた。あれ?1時間の作品で30個登場って・・・

「おいおい、2分毎に1回キャラが登場するのか?」

自分で脚本を書いておいてなんだけど、そりゃ出し過ぎだよね。

2002年11月12日 彩色

原型が無事焼きあがったので、次はいよいよ人形の色付け。今日の講座では、自分の人形に色を塗る前に、まず小さな人形を使って彩色の練習をした。

講座は8時半に終了、そのあとは稽古場へ。ここ何回かが通し稽古ばかりだったので、今日は細かく部分練習をする。

2002年11月11日 アキラも実写になるそうで・・・ 

今朝のニュースで、ハリウッドの映画ブローカーが日本映画のリメイク権を買っている話が紹介されていた。日本の映画会社は「すでに作った映画」がお金になるとあって大喜びしているらしい。

ハリウッドの企画不足が深刻なのかなぁ・・・そういえば、「日本マンガの実写化」と言う話題もよく聞くし。

ちょっと前に「ドラゴンボール」がハリウッドで実写化と言うニュースが流れたがその後どうなったんだろう?ちゃんと計画は進んでいるのかな。

2002年11月10日 今年は12時間

1年に1度、ケーブルTVで一日中スタトレを放送する日がある。今年は今日がそうで、昼12時から夜の12時まで「12時間ぶっ続け」で放送だった。題して「スタートレック丸ごと12時間」。

「うおー見たいよぉー!」

もちろん今のボクに12時間見続けるヒマはない。まあ最初の9時間はすでに見ている分の再放送なので、今回放送の目玉である「DS9の最終回」と「新シリーズ第1話」だけビデオに録画。

よーし、公演が終わったあとに見るぞー!・・・・って、なんか、録画したままで見てない番組がどんどん増えていくなぁ。

2002年11月09日 スプレー日和

朝から天気が良かったので、家の中にあふれている「塗装前の真っ白なかぶりモノ達」に色付け作業をした。

公演直前のこの時期に天気がいいと本当に助かる。例え冬でも太陽が出ているほうが塗料がすぐ乾くので作業が早く進むし、さらに今日は風もないのでスプレー塗料も周りに飛び散らなくてきれいに仕上がる・・・なんてすばらしい天気なんだ!

「まさにスプレー日和!」

おかげで、かぶりモノ作りと塗装の同時進行で作業を進める事が出来た。この調子なら本番前日までには作業が終わりそうだ。

2002年11月08日 まるで「TVチャンピオン決勝戦」のような・・・

今日は稽古前の最後の休み。でも、のんびりなんかしていられない。家でひたすらかぶりモノ作り。まるで昨日のTVチャンピオンの決勝戦のように、時間に追われながらひたすら作る。

昨日のTVチャンピオンで優勝した人は、決勝の制限時間を目一杯使おうと「食事の時間を削り徹夜」までして作品を仕上げていた。

制限時間に追われて半泣きになりながら作品を作っている姿は、本番前の自分を見ているようだったなぁ・・・。

本番前日に徹夜はしたくないので、とにかく今日はひたすら作る。

2002年11月07日 発泡スチロール王

TVチャンピオンの造型家対決はスゴク刺激になる。木工、ペーパークラフト、ダンボールアート、模型などなど・・・さすが「その道のプロ」だけあって、どの対決も出来あがる作品には感動してしまう。

ただ、ボクの場合は「出来た作品」よりも、「どうやってその作品が作られていくか?」に一番興味がある。どの道具を使い、どんなテクニックで作っていくかを見ることによって、自分自身のモノ作りの参考になるのだ。

今日の番組は「発泡スチロール王選手権」だった。スチロ−ルはボクもよく使う材料なので、「なるほど、こうやって加工すると早いなぁ・・・」とか「おお、こんな道具があるのか!」など、いつも以上に自分が製作に参加しているつもりで番組を見ていた。

今日は稽古だったので留守録して帰ってきてから見たが、ビデオに録画していたおかげで、同じ場面を何度も見て研究することが出来た。

2002年11月06日 大丈夫でした!

「おさわがせしました。ボクが作った人形は無事焼きあがってました!」

テレビの故障から始まった昨日は本当に泣きそうだったが、無事人形が焼き上がってくれたので、すべては「結果オーライ」。もう嬉しくて嬉しくて・・・講座のあとの稽古場でもすっかりゴキゲンだった。


今日は朝6時に起きて、かぶりモノ作り。テレビのほうも、午前中に修理の方が来てくれた。丁度かぶりモノ作りの真っ最中だったので、修理の方から「何事ですか」と質問される。「じつは芝居の本番が近いんですよ・・」なんて話から会話が始まりつつ、それからの時間は、ボクはかぶりモノを作り、修理の方はテレビを分解しと、それぞれの作業をしながらの会話が続いた。なんだか「工房の一日が始まった」みたいな感じで、ちょっと楽しい一時だった。

で、この修理の方が電気業界の裏話を色々聞かせてくれた。この方から聞いた話だけで一本芝居が出来そう。ヨドバシカメラも出来た事だし、タイミング的に「電気業界戦国史」もいいかもしれないなぁ・・・しばらくの間、頭の中でストーリーを考えつつかぶりモノを作る。

テレビの修理は昼に終了。いつのまにかギンギラの取材のような感じになったが、修理の方も楽しく過ごしてくれた様だった。「電気ネタ」で印象に残ったことをメモにまとめてから、夕方の稽古までひたすら作りつづけた。

2002年11月05日 「虫の知らせ」ってこと?

ボクが作った人形が「無事焼けたか、それともバラバラに壊れたか」の結果が今日わかる。先週、炉で焼くために教室から運び出される時、「この人形、はじけないと(壊れないと)いいね〜」と先生に言われたのが気になって、この一週間ずっとドキドキしていた。

で、今日は、緊張のあまり朝6時には目がさめてしまった・・・まあ、どうせ、かぶりモノを作ったり、自分の演技プランを考えたりと、やる事は一杯あるので朝早いのはいいんだけど・・・。

が、いきなりショックな出来事が!

なにげにテレビを見ようとしたら、な、なんとテレビが壊れていたのだ!昨日の夜までなんとも無かったのに、よりにもよって「人形がどうなるか」でドキドキしている朝に壊れるなんて!

「うわー、何、これってお告げ?ま、まさか、人形が・・・!!」

もう一気にへこんだ。朝6時からへこんだ。晴れ渡る青空を見て泣きそうになった。

覚悟を決めたボクは、たとえバラバラになっていても復元できる様に家にある接着剤を全部集めて持っていく事にした。

※家にあった接着剤
糊、瞬間接着剤、ボンドG−17、セメダイン、2液混合タイプの接着剤、金属用パテと陶器用のパテ(パテとは、粘土状のモノで隙間を埋めるために使う)

何しろ初めての人形なのでどの接着剤が有効なのかがわからない。が、これだけ持っていけば例え粉々になっていても・・・うっ!いかん、「粉々」なんて縁起でもないこと書いてしまった!

「はぁー無事焼けてるといいなぁー・・・」

2002年11月04日 な、なんと今度は「週刊スタートレック」が創刊だって!

トレッキー(熱狂的なスタトレファンのこと)のボクとしては大喜び。ただし!問題が1つある。今回の販売は宮城だけのテスト販売なのだ。で、テスト販売の結果がよければ全国販売になるらしい。

「じゃあ、結果が悪ければ全国発売はナシか!・・・つーか、なんで宮城なんだー!!」

宮城とスタトレに何か関係があるわけ?逆に、まるっきり関係がないから「一般がどのくらい買うか?」のテストになるのか?でも、それだとヤバイ気がする。だって一般の人は買わないと思うもんなぁー・・・うーん宮城県民に雑誌の命運がかかっているとは!

なんかクヤシイので、発売元のデアゴスティーニに直接電話して「福岡のボクにも売ってくれ!」と直談判してみた。すると電話に出た担当者からは「テスト販売ですから途中で終わるかもしれないし、全国販売が決まった時に一部内容が変わるかもしれない。それでもよければ受け付けます。」との返事が!

もちろん「その条件でかまいません」と即返事をして、そのまま購入を申し込んだ。よっしゃー、これで「週刊スタートレック」ゲットだぜ!

2002年11月03日 まさに劇的大改造

稽古から帰ってきて留守録していた「ビフォーアフター」を見る。今日の番組は「廃業した銭湯を老夫婦の住まいに改造する」という内容だったが、これが本当にスゴイという言葉しか出ないくらい劇的に変わった。

今回の匠(この番組では、「家族の悩みをリフォームで解決する」建築家を匠と呼んでいる)は「古いモノ(建物、家具など)」を全て捨てるのではなく、「銭湯で使われていた番台をテーブルに改造」など、思い出を新しい生活に組み込む名人だった。

昨日の「建もの探訪」には「傾斜地に建てた斜めの家」が登場。これまた「建築家のアイデア」が見事な家だった。建物でもなんでも、考え抜かれたカタチってのは、ホントいいよねぇ・・・。

2002年11月02日 人間VSコンピューター

先日、ロシアのチェス世界チャンピオン「クラムニク氏」と、コンピューター「ディープフリッツ」のチェス対決があった。世界最強の座をめぐる人類とコンピューターの勝負は、2勝2敗4引き分けで終わったとのこと。

ただし、この引き分けは「コンピューターに勝てないまでも、せめて負けないように」という、人類側の必死の抵抗の結果だったらしい・・・今やチェスの世界では、機械が人類を超えつつあるというわけ。

ついこの間まで「人間のひらめきにコンピューターが勝てるはずがない」なんて言われていたのに・・・。

福岡でロボカップサッカーが開催されていたが、確かロボットを研究している人たちの目標は「2050年にサッカーで人類に勝つ」だったと思う。今はまだ、ボールにうまく反応できずヨロヨロ動くロボット達だけど・・・いずれ人類より強いチームが出来るんだろうなぁ。

2002年11月01日 4年に1度の祭典といえば・・・

色々あるが、ボクが今1番気になっているのは、熊本で今日から始まった「全国菓子大博覧会」。

4年に1度、全国のお菓子を集めた博覧会が開催されていたなんて知ってた?今年は全国から一万点の銘菓や伝統工芸菓子が出品されてるんだって!

ちょうど「ひよこ侍」の脚本を書いてる最中のボクとしては、ぜひこの博覧会に行きたいところなのだが・・・残念ながら、バクー公演の準備でとても行けそうにない。(そう、かぶりもの作りの日々がすでに始まっているのだ!)

公演まで2週間なので、今は11月公演に全エネルギーを向けなければ!