大塚ムネトの超不定期日記(2001年12月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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酔っぱらっての朝帰り。 とりあえず風呂に入り、酔いを醒ますことに。 まずは掲示板に、「今年1年の感謝」の書き込みをして、 いよいよ「年忘れ脚本仕上げ大会(もちろん、参加はボク1人)」がスタート! 夕方、一時大会を中断して太宰府天満宮へお参りに行く。 帰ってきて引き続き「年忘れ脚本仕上げ大会」。この大会が終わるまでは、ボクは年を越せません! |
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夜中から「あんみつ姫」の忘年会に参加。 深夜1時30分から「焼き肉パーティー」という、常人では考えられないようなパワフルな忘年会。まあ、営業が終わってからの開始なので、遅いのは仕方がないのだけど・・・・でも、これって、何時に終わるんだろう?というか、ちゃんと終わるのかな・・・。 「明けない夜はない」なんていうけど、あんみつ姫の場合は「いえいえ、明けない夜もあるわよ」と、とまとママなら言いそうだもんね。 ・・・なんて言いつつも、最近脚本作業に追われて、ちょっと引きこもり気味だったので、すごく楽しみ。案の定、朝まで大騒ぎとなりました。結局解散になったのは朝の6時頃だったかな・・。(でも、帰ったのは、どうもボクだけのような感じだった。「次行ってみよー!」という叫び声が聞こえていたような気が・・・。) |
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年末になると、何だか漫画をまとめて読みたくなります。「寄生獣」とか「ぼくんち」とか「藤子不二雄SF短編集全3刊(ものすごくぶ厚いヤツ)」とか、あと「漂流教室」とかね。(あっ、「漂流教室」に手を出すと確実に徹夜コースになるけど・・・) ミカンとジュースをこたつの上に置いて、ごろんと横になって、読み終わって気がつくと、すっかり外が暗くなってしまうぐらい、時間を忘れて作品世界にどっぷり浸かる。 そんな風に1日中漫画を読む日を、年末になると、かならず取るようにしています。 おすすめの「超大河漫画」があったら、是非教えて下さい。 |
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「福岡電話物語」の方は、だいたいOKなので 、今日はちょっとだけのんびり過ごす。 今日の夜、日テレ系で放送された「マジックのトリック全て見せます」という番組にはあきれてしまった。この番組、CSのFOXチャンネルで放送した番組を「ほとんどそのまま流しているだけ」の超手抜き番組。しかも、番宣であおっていた超目玉のマジックについては「タネは明かせません」だって、ふざけんなよ! 何だか、日テレの番組ってこういうのが多い気がする。UFOモノにしてもそうだし・・・。 古くはスターウォーズ日本初放送の時もひどかった。番組が始まってすぐ本編を放送すればいいのに「どうでもいいタレントたち」が番組冒頭でワイワイ騒いだあげくに、なんと本編の1部がカットされて放送されたのだ。(時間が足りなくなるんだったら、番組冒頭で、バカ騒ぎなんかするなっての!) 当時発行されていた「スターログ」というSF雑誌では、みんな日テレを、「けちょんけちょん」に言ってたもんね。 今日はキムタク版の忠臣蔵も放送されていたが、まるでトレンディドラマのような、現代語バリバリのセリフに、ちょっとひいてしまった。もうちょっと時代劇らしさが欲しかったんだけど・・・今風なのがウリなのかなあ。 忠臣蔵といえば、萬屋錦之介が大石内蔵助を演じていた映画「赤穂城断絶」が1番好きですね。当時、燃える赤穂城をバックに萬屋錦之介が「赤穂が燃えてござる」と言う、映画のCMが放送されて、あまりのかっこよさに子供心にしびれたもんです。小学校では、このセリフが流行って、理科の時間には「アルコールランプが燃えてござる」なんて言ってました。 この映画は「赤穂浪士」というタイトルでTV版も作られたが、(もちろん内蔵助は萬屋錦之介!)こっちは今CSで再放送しているので、欠かさず見ています。 吉良邸に討ち入りしたとき、「お上に知らせますか」という家来を叱りつけて、浪士たちにねぎらいの言葉をかける 「となりの屋敷の主」役とか是非やってみたい。ちょっとだけしか出番がないけど、ほんといい役なんですよ、この「となりの屋敷の主」役は。 だいたいこの役は大物スターがやることになっていて(例えば三船敏郎など)この役を誰がやるかで、その忠臣蔵の格がわかったりします。 |
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CSのMTVで、クリストファー・ウォーケンが「ひたすらに一人で踊りまくっている」プロモが流れていた。そのプロモが誰の曲かわからなかったが、踊り狂うクリストファー・ウォーケンの姿に、思わず釘付けになってしまった。だって、超個性派俳優の「クリストファー・ウォーケン」ですよ! この人が出ている映画は、どれも強烈だったなあ 「戦争の犬たち」のラスト近く、敵の司令部に乗り込んでいくシーンで、撃たれた足を引きずって歩くシーンがあるんだけど、この時の歩き方がやけにリアルで、ビデオ見ながら何回もマネしたもんです。 「ディアハンター」での狂気も凄まじかった・・・。 そんな彼が、全編、踊っているなんて・・・彼は一体どうしてしまったんだろう。「マウスハント」では、それまで演じてきた自分のキャラを、自ら壊すような役を演じているし(まあ、それなりに面白かったけど・・・) 「デッドゾーン」に登場する、絶望をつねに心の中に抱えている主人公とか、たまらなく好きなんですけどねえ・・・。 |
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わしは、ビデオデッキ長老じゃ。 昨日の日記について「どうしてソニーに対して怒っているんですか?」との質問を受けた。 なるほど、今どきの若者たちは、その昔ビデオ戦争があったことなど知らんようじゃな・・・。 よいか、今どきの若者たちよ、そのむかしビデオの録画方式には「ベータとVHS」という2種類があってな、この2種類の間で「録画方式戦争」があったのじゃ。 ベータの代表はソニー、VHSは日立や松下などの連合軍で、どう考えてもベータの方が不利だったんじゃが、マニアは画質がいいといわれていた「ベータ方式のビデオ」を使ってたんじゃよ。 そういえば、当時ソニーが繰り広げたキャンペーン「ベータは決してなくならない」というのがあったのう・・・。わしはその言葉を信じてベータのデッキを買ったんじゃよ。 「ソニーよ!ベータはなくなったも同然じゃないか!」 という、わしの魂の叫びで今日は終わりにするかのう・・・。 どうじゃ、わしの悔しい思い。わかってもらえたかのう。 |
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「天国と地獄」に出てくる神様とか、「おばけ騒動」のラジオの声とか、登場するキャラのマネをするのが大好きだった。物心ついたときから、ほぼ毎日見ていたので、吹き替えのセリフは、今でも頭に残っている。 でも残念ながらレーザーディスク版もDVD版も、吹き替えの声が昔のTV放送の時と違うんだよねー。もう1度、昔の吹き替え版を見たい・・・。 実はボクだって、ちゃんと「TV放送を録画したヤツ」を持ってるんだけど、今はなきベータ方式のテープで、しかもデッキが壊れてしまったので見ることが出来ないのだ! 「きー、くやしー!!ソニーを信じてたのにー!」 |
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NHK教育で「宇宙船レッド・ドワーフ号」の再放送中。放送が深夜0時50分からなんて中途半端な時間なので、いつも録画するのを忘れそうになる。 この番組って、NHKの「Mr.ビーン」のあと枠で始まったイギリスのコメディーシリーズなんだけど、知ってる人が全然いないんだよなー・・・。 吹き替えなんかやりたい放題だし、かなりおバカで面白い番組なんですよ。(イギリスではかなり人気があって、なんと劇場版も作られるとのこと。・・・でも、日本ではぜった公開しないだろうな) 夜寝る前に、トムとジェリーの「メリークリスマス」を見る。クリスマスの恒例行事となっているが、何度見ても飽きない。芸術な香りぷんぷんのディズニーアニメよりは、スラップスティックなトムとジェリーの方が、ボクは大好きですね。 |
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ギンギラに参加している劇団坂口のメンバーが家に来る。 プレステ2のゲーム「夜明けのマリコ」で大いに盛り上がった。このゲームは、画面の登場人物にあわせてマイクでセリフをしゃべるというやつで、いわば「カラオケの芝居版」みたいなモノ。 でも、「セリフをただ言えばいい」なんて簡単なゲームじゃなくて、登場人物によって声の調子を変えたり、画面に出てくる演技指導に従ってしゃべらないといけないので、これが、結構難しい。 ちゃんと、声の大きさ、セリフのタイミング、声のトーンなどをチェックされるので、油断していると、すぐゲームオーバーになってしまう。 やってる本人は、だんだん真剣になってしまうのだが、その様子が、周りで見ていると、おかしいおかしい。 かなり盛り上がりました。 |
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ある美容外科のテレビCMが、「微妙に修正」されていることに気づく。 この美容外科のCMはネコが主人公で、このネコが行く先々に幸せそうなカップルがいるという設定。「イメージとしての幸せ」を表現しているのはわかるんだけど、このCMで流れる「オリジナルの歌」は、ちょっと強烈だ。 歌詞は、CMで色んな女性が登場するのにあわせて、「となりのあの子も○○美人、あの子も○○美人(○○にはその美容外科の名前が入る)、ああ、なんて素敵なー・・・」と続くのだが、 これって、つまりは「CMに登場する女性が、みんな○○美容外科で美容整形をした」って事を表現してるんだよね? ・・・歌詞の意味を考えたら、ちょっと怖い。「相手の男の人は真実を知ってる上でつきあっているんだろうか?」なんて、よけいな想像が膨らんでしまう。 最近、このCMソングの「○○美人」と歌っているところが、「○○娘」と、微妙に表現が変わっている。一体何があったんだろう?でも、結局言ってることは一緒だよね。 やっぱり怖い歌だ・・・。 |
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午後から天神にあるエルフ編集部へ。 福岡の演劇事情についての取材ということで、ギンギラについて色々しゃべった。最後に、地元で頑張ってる若手に何かメッセージをといわれたので、いつもボクが芝居をやる上で心がけていること、 「自分たちにしかできない表現とは?」「地元でやる意味とは?」という2つの事を追求するのが大切。・・・・なんてことを語ってしまいました。(ちょっと、説教オヤジが入ってますよね。ああ、はずかしい。) 夜は脚本の作業。脚本がどんどん遅れているので泣きそうになる。・・・こりゃあ、若手に語ってる場合じゃないぞ! |
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先週末から2月公演チケットの一般発売が始まったが、早くも土・日の4ステージ分が残席わずかとなっている。 地元の方々に幅広く見てもらいたいと思って活動しているボクとしては、こうしてプレイガイドできちんとチケットが売れているのがすごく嬉しい。 いつも言っていることだけど、全てはお客様との信頼関係が出来ているからこそだよね。「ギンギラは面白い」そう信じてチケットを買ってくれているお客様の期待を裏切らないように頑張ります! 今となっては、笑い話だが、昔、あるヤツに「ギンギラは宣伝がうまいだけ・・・」なんて言われたことがあって、かなりくやしい思いをしたことがある。 「宣伝だけじゃあ、毎回来てくれないし、なにより公演を重ねるごとにお客様は増えないぞ!」 と、言ってやればよかったかな・・・。 |
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今回の稽古場で「ダイエットの体操」が流行っている事は前にも書いたが、なんと、女子の全員が「やせる」と信じてがんばっていた「ダイエットの体操」が、実はダイエットに全然関係ない事が判明! 「えー!やせるって信じてたのにー!」 稽古場は女子の叫び声で、大騒ぎに!(ボクを含め、毎回不思議そうに眺めていた男子全員が大笑いしました。) |
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新聞に、変わった裁判の記事が出ていた。 仕事でミスをして1時間半以上にわたって「ばか、あほ」と上司に言われ続けた人が、言った上司を裁判で訴えたんだそうだ。 記事によると、罵倒が続いた約1時間40分の間に、「ばか・あほ」という言葉が、74回あって、その間、今回裁判に訴えた被害者の方は「言い返せないまま泣きじゃくっていた」んだって。なんだか、どっちも格好悪いよね。「ばか・あほ」しか言えない方も大人げないし、言われて泣きじゃくるだけってのもねえ・・・。 この記事には、被害者の年齢と性別はでてなくて、両方の仕事上の肩書きだけが書かれていた。それによると、「ばか・あほ」と言った方が「ある病院の理事」で、言われて泣きじゃくった方が「その病院の元事務局長」なんだって!・・・・これって、いい年したおじさん同士の「口げんか」って事だよね?そう思ったら、不謹慎かもしれないけど、ちょっと笑ってしまったぞ。 いい年して、何やってるんだかなぁ・・・。 なお裁判の方は、被害者の言い分を認めて30万円の賠償命令が出たんだって。「74回、ばか・あほを言われて30万円」 これって、高い、安い? |
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九州ウォーカーの編集部で、コラム用の写真撮影。そのあと西鉄ホールでうち合わせ。 来年2月の公演もまだだというのに、はやくも再来年の西鉄ムーブ(ムーブというのは西鉄との提携公演のこと。)についての打ち合わせ。 西鉄ホールから、毎年ムーブで声をかけてもらえるなんて、本当に有り難いことだ。 |
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ずいぶん前に、日記に書いたゲーム「ピクミン」の歌が大流行らしい。 「あーあ、ピクミンやりたいなー」 でも、今ハマってしまったら、ただでさえ遅れている脚本が、ますます遅くなるだろうからなー・・・第一、ゲームキューブ持ってないし・・・。 稽古場でゲームの詳しいヤツから聞いたんだけど、ピクミンと同じゲームキューブ用のソフトで「どうぶつの森」というのがあって、このゲームの目的は「何をするでもなく、色んな動物と一緒にどうぶつの村で楽しく暮らすこと」なんだって! 「あー。もう全てを捨てて春まで動物の村に逃げたいなー」 なんて、現実逃避に走りそうな自分と戦いながら、脚本書いてます。 |
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今日は稽古が終わったあと、天神で打ち入り。 天ぷら食べ放題という店での飲み会だったが、天ぷらを自分で揚げないといけないので、ちょっとめんどくさい。 みんなで天ぷらを食べていたら「ポン」という音がして「きゃー」という悲鳴が聞こえた。見ると、油がはねて、やっちゃん(Z−サイド役)がヤケドしている。・・・不思議なことに、こんな時にケガするのって、大体やっちゃんなんだよねえー。 まだギンギラがドームで公演をしていた頃に、こんな事件がありました・・・本番当日、やっちゃんがなかなか来ない。いつも時間に正確なのにどうしたんだろうとみんなが心配していると、やっちゃんが足をさすりながら遅れてきた。その遅れた理由を聞いてみんなビックリ。 「自転車で来る途中にサボテンにぶつかって足にとげが刺さって遅れました。」だって! サボテンだよ、サ・ボ・テ・ン!メキシコじゃあるまいし「どこをどう走ってきたらサボテンにぶつかるのか?」痛そうなやっちゃんを心配するより、みんなそっちのほうが気になったもんね。 やっちゃんは、なぜか普通はケガをしないところでケガをしてしまう星の下に産まれているようだ。 そんな事もあって、やっちゃんは「さち薄い役をやらせればNO.1の女優」と呼ばれている。 |
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コンビニで「思い出の恋の味ガム」という商品を発見。 すごい味だよね。ミカンとかリンゴなんて具体的な味じゃなくて、恋の味だよ。しかも「思い出の」ときた!・・・「思い出の恋の味」って、どんな味だ? 色々想像していたら、なぜか、幼稚園で芋掘り遠足に行った時のことを思い出した。そういえば、幼稚園で同じバラ組だった「まつもとみかちゃん」が好きだったなあ。 遠足で、みかちゃんと一緒だったのがすごく楽しかった・・・。うん?待てよ、ということは、ボクの「思い出の恋の味」は「サツマイモ味」ということになるのか? でも、「思い出の恋=サツマイモ味」じゃあ、全然ロマンがないぞ・・。 さあ、ここで問題。「思い出の恋の味ガム」とは、一体どんな味だったでしょう? 正解は、ヨーグルト味でした! ・・・これって、「思い出の恋だけに甘酸っぱい」ってオチかな? |
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近所のコンビニで、「のどスッキリ」というドリンク剤を発見。 パッケージには「飲むだけで、のどの乾燥や、イガイガをス〜っとうるおす。」と書かれている。 ドラエモんが4次元ポケットから出してくれそうなネーミングに惹かれたので、試しに買って飲んでみた。 「うえー!なんじゃこりゃー!」・・・たしかにのどはスッキリしたけど、まるでのど飴を溶かした液体を飲んでいるような味で、全然おいしくないぞ。 「おえーまずいぞ!」というマッタリ気分と、「うーん、のどがうるおうわ〜」というスッキリ気分がボクの中で戦っている。 マッタリVSスッキリ・・・これって、かなりビミョーな気分。 うーんと、結局ボクはスッキリしたと言えるのか? |
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稽古場につくと、またしても女子が集まってわいわいやっている。今日もダイエットの体操かと思っていたら、 「今日は、きれいな歩き方講座です。」だって! ダイエットとか、歩き方とか、今回の稽古場は「女性を磨く」のが流行っているようだ。 稽古のあとは天神のロイヤルホストで打ち合わせ。 ボクと日下部君と舞台美術担当の権藤君の3人で、 「さて、どんな舞台を作りましょうか」とアイデアを出し合う。まさか、ロイヤルホストで「ロイヤル」が登場する芝居の打ち合わせをしているなんて、店の人は思いもしないだろうな・・・。 ロイヤルホストのメニューが写真に戻っていたのでホッとする。(ひところ料理の紹介にイラストが使われていたので、もう何の料理なんだか全然わからなくて困っていた。)だいたい、イラストだと全然おいしそうに見えなかったもんね。 |
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昨日からまた発熱。もう治ったと油断して、徹夜したのがマズかったんだろうなあ・・・。 昨日の夜からの予定を全部キャンセルして、ただ、ひたすらに寝る。 なんと起きたのは夜中の3時だった。途中1度も起きることなく夜中の3時まで寝続けるとは・・・レインボーマンでいうと、エネルギーが回復するまで絶対に目を覚まさない「ヨガの眠り」と言うヤツだね。 よっぽど疲れがたまっていたんだなーと、思いつつ携帯電話を見ると、ものすごい数の着信が記録されている!しかも、どれも仕事に関する電話ときた! 「やばい!どうしよう!」 今すぐ電話をした方がいいのかな?でも夜中の3時に電話したら、よけい怒られそうな気もする・・・。 こうなったら明日朝1番で「おもいっきりあやまる」しかない。 |
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2月公演は、ギンギラでは初の試みとなる、「かぶりモノがないシーン」が登場する。 「配役が決まるまでは髪を切らないように」と女子に言ったら、 「ウキー!」という叫びが聞こえてきた。 叫びの主はショートカットにしているギンギラの女優2人。この2人、「どうして、そんなに髪を短くするの?」と聞きたくなるぐらい、思いっきりショートヘアーにしている。さらに、ちょっと茶髪気味なので、その姿は「ティム・バートン版、猿の惑星に登場する猿」にそっくり! ・・・以来この2人は「サル1号、2号」と呼ばれている。もちろん呼ぶと「ウキー!」と怒るが・・・。 はなっから髪が短い2人にしてみれば、「配役が決まるまでは髪を切らないように」という、もはやどうすることもできない言葉に対しては「ウキ−!」としか、返しようがなかったわけですね。 この2人、立石さんが冷静に「明治時代のシーンとか、女性の髪は長いもんねー」というと、また「ウキー」と叫びを上げ、 ギリギリセーフだったコガキョが、「明日切りにいこうと思ってました。ふー、危ない、危ない・・・。」というと、それを聞いて、また「ウキー」との叫び声を上げる。 そのうちサル1号2号が、何かこそこそ相談をはじめた。 しばらく相談したあとに2人が出した結論は「毛の長いカツラをかぶるから、いいもん。」だって・・・。まさにサル知恵としか言いようがないぞ!さすがは「サル1号、2号」。 えっ、サル1号、2号というのは誰のことかって? ・・・ 怒られるからココには書けません。 |
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今日は練習2日目。 稽古場にちょっと遅れていったら、不思議な光景に出くわしてしまった。 女子のほぼ全員が、思わず「何か新しい宗教ですか?」と聞きたくなるような「へんてこなポーズ」で輪になってたのだ!どう見ても柔軟体操には見えない。 何だかわからないポーズを取りながら「フーフー」言っているので、恐る恐る「何をやっているのか」と聞いてみたら、 「ダイエットのポーズです。こうしてると、痩せるらしいんです・・・。」だって、 まあ、早くも2日目から、なんだか「ほんわかムード」な稽古場です。 練習が終わってからポスターのデータの仕上げ。結局、またしても徹夜になってしまった。 治りかけていた風邪が、ぶり返してきたような気が・・・。 やばいです。 |
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いよいよ練習初日。初めての合同公演ということもあって、稽古場は、なんとなく轍のメンバーとギンギラのメンバーに別れている。まあ心配しなくても、練習が始まってしまえば、すぐにみんなでワイワイやりだすだろう。 いつもだと初日は、練習がなかった間に起きた出来事を語り合う、「面白トーク」でおわるのだが、(ほら、初日は脚本が・・・なかったりするから・・・ね。)でも、今日は何たって脚本があるので、さっそくみんなに配る。 「まあー!脚本があるんですか!」と言う声と共に、一瞬、小さな子をほめるような視線をみんなから感じた。まるで、 「まあー!、鉄棒で逆上がりが出来たの、よかったわねー。やれば出来るじゃない」 って言われたみたいな感じ。こんなんで、いいのかな? メンバーの中で1番力強く、「脚本が初日にあるはずがない」と言いはっていたらしい中村卓二に、「初日に脚本があるぞー!まいったか!」と言ったら、「もう1本のオムレットの方は?」と、すかさず聞きかえされてしまった。 「ちぇ、まいったなー・・・。」 なにはともあれ、いよいよ練習スタート! |
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昼から日下部君と脚本の作業。もう、ひたすらに書き続ける。 「今日は力つきるまで脚本を書くのだ!!」 29日の日記に書いたドールハウスの本についての記事が新聞に出ていた。その記事によると、本は現在44号が発売中とのこと(なんと2年目に突入だって!) たしか、創刊時のCMでは「全部集めると、ドールハウスが完成!」と言っていたような気がするが・・・うーん、2年たってもまだ完成していないとは。おそるべし、ドールハウス。 |
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「意地でも、脚本を初日の練習に持って行くぞ(少しだけでも・・)」を合い言葉に、日下部君と一緒にひたすらに脚本を書く。気合いと、根性で半分ぐらいは形になってきた。 「もう、このぐらいあれば、初日の練習はいいんじゃないかな・・・」と、弱いボクの心がささやきはじめた。 さらに心のささやきは続く「・・・今日はモーニングの発売日だし、ジパングを読まないといけないでしょう・・・いけないでしょう・・・でしょう・・うう・・・」 このささやきに、ちょっとぐらついたが(すみません、この程度でボクの決心はぐらつきます。もうすぐぐらつきます。ボクの決心は重症の歯槽膿漏のごとくグラグラです。) でも、ほぼ劇団の全員が「きっと初日に脚本はないよ」と言っている以上、くじけるわけにはいきません。(しかも、「きっとないよ・・・」の言い方が、怒って言ってるんじゃなくて、「まあ、そんな大塚さんに優しく接してあげようよ」みたいな、変な優しさに包まれていたらしいので、よけいにくやしい。) 引き続き、ばりばり書く。 |
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日下部君と脚本の作業。 前回宿題となっていた構成の弱い部分をどうするかについて話す。 先週のDM作業の時に「初日の練習に、脚本があるはずがない」と言うことで、ほぼ全員の意見がまとまっていたと言う情報が入っているので、(この時も、もちろん日下部君とボクは脚本を書いていた。そんな時に、みんなで「脚本があるはずない」と話をしていたなんて・・・。) 日下部君と2人「意地でも、脚本を初日の練習に持って行くぞ(少しだけでも・・)」と決心する。 「少しだけでも・・・」と言うところに、ちょっと弱気な僕らの本心が見え隠れしているが・・・えーい!見てろよー、初日の練習に脚本を(少しかもしれないけど)持っていってやるぞー! 「もうボクは、今までのボクじゃ、ないんだからね!」 えっ、今までのボクがどうだったのかって?・・・・そんなこと、言えません。 |
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世界中で話題になっていた、謎の大発明「ジンジャー」がついに公開。 このジンジャーというのは「パソコンを越える世紀の大発明」と言うことだけが発表されていて、「マイクロソフトのビル・ゲイツが大絶賛」なんてふれこみで話題になっていたモノ。 一体何なのか、ボクもずっと気になっていたのだが、今日の新聞に「ジンジャーの正体は、一人乗りのスクーター」と書かれていたので「なーんだ、ただのスクーターか」と、正直ガッカリしていた。でも、TVのニュースで実際に動いている映像を見てビックリした。アレは、スクーターなんってモノじゃないよ! 本体は、「どっちに倒してもOKの掃除機」見たいな、両側に大きなタイヤがついたモノで、本体からまっすぐ伸びた棒についている自転車のハンドルみたいなやつにつかまって、立って乗るようになっている。 まるで自動車の前輪だけに乗っているみたいな感じで「おいおい、ひっくり返るだろう!」と不安になるのだが、これが不思議とひっくり返らないのだ。 なんでも、ヘリコプターを安定させるジャイロスコープと1秒間に100回以上バランスを計算するセンサーがついているとかで(・・・・うーんと、科学的なことはよくわからないんだけど・・・)とにかく絶対に倒れないんだって! これが乗っている人の重心移動に合わせて、前後左右どっちでも、スイスイ動くのだ。 この大発明は「セグウェイ」と言う商品名で1年後ぐらいに発売するらしい(値段は37万円だって!) 動いてるのを見たとたん、もう欲しくて欲しくてたまらなくなってしまった。 「セグウェイに乗りたいよー!」 |
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今日は1日中ポスターの作業。 基本はチラシと同じデザインなのだが、ポスターの場合、チラシと違って両面に情報を載せることが出来ないので、チラシのイラスト側と情報側の両面に入っている情報を、1つの面にまとめないといけない。 うえ五分の四をイラスト側、した5分の1を情報側という風にレイアウトをやり直す。 今週のスピリッツで、浦沢直樹の「20世紀少年」の連載がやっと再開、相変わらず先が読めない。 「ああー、もう、早く来週号が読みたい!」 「モンスター」の方があと3回で終わりなので(こっちもどう終わらせるのか興味津々)今後は、毎週「20世紀少年」を連載して欲しいなあ。あと、つい読んでしまうのが、伊藤潤二の「ギョ」」。走り回っている魚の中にイカが混じっているのに気がつきました? 「イカまでシャカシャカ走るとは!」・・・もう、降参です。 |
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携帯電話のメールって、1日何通ぐらい出されてるか知ってる? ドコモの発表によると、NTTのiモードセンターでは、1日平均で9億5千万通のメールを扱ってるんだって・・・。 9億と書いてあるのを見て、「さすがiモードは人気があるんだ」と思ったんだけど、そのあとに続く文章を読んで驚いてしまった。なんて書いてあったと思う? 「9億のうち8億は、あて先不明で、大半が迷惑メールとみられる」だって!! 9億のうち8億が迷惑メール・・・・おもわず「なんだそりゃ」って大声出しちゃいましたよ。ということは、9通のうち8通が迷惑ってことだよね。 ・・・マイナスの方が圧倒的に多いシステムって、存在する意味があるのかな? |
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ケーブルTVでウッディ・アレンの特集が始まった。今日は、「誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう。」と「バナナ」の2本が放送。最近じゃ、すっかり芸術家なウッディ・アレンだが、初期の作品は、かなりバカパワーが全開なので大好きだ。 なかでも「誰でも知りたがってる〜」はビデオも廃盤になっていたので、久々に見ることが出来て大喜び(もちろん録画して永久保存版にすることに。)この「誰でも知りたがってる〜」は、短編のオムニバスなのだが、最後のエピソード「射精のメカニズム」と言う話が最高に面白い。 物語は、まるで宇宙船の操縦室のような部屋でたくさんの人々が、忙しく機械を操作しているところから始まる。(じつは、この部屋は「人間の頭の中」と言う設定で、「ある男性」を、操縦している司令室なのだ。) 操縦されている「ある男性」は、今まさにデートしている女性を口説き落とそうとしているところ・・・彼の頭の中では、「今日こそ最後までいくぞ!」と司令室の全員が闘志を燃やしていた。(ね、おバカな話でしょう。もう、ぼくはこの話が大、大、大好きなのです。) ちょっと前に、広末涼子が出ていた焼きそばのCMが、この話を思いっきりパクっていた。あまりにも、そのまんまなので、「まんまパクりとは、芸がないよな」とあきれたのを覚えている。 |