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大塚ムネトの超不定期日記(2001年11月)
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2001年11月30日(金) 「メール打ってるヒマがあったら、会いに行け!」と言いたい。

携帯電話でメールを送ろうとしている人を見ると、よけいなお世話かもしれないが「電話なんだから、話せばいいだろう」と言いたくなってしまう。さらによけいなことだけど、「というか、電話じゃなくて会いに行けよ!」と言いたくなる。
メールにハマっている知り合いに、「メールじゃなくて会いに行けばいいやん?」と言ったら、会うのはめんどくさいと言い返された。
「メールぐらいの距離感がいいんだ・・・」だって。

「なんだそりゃ?」と言いたい。まったく電話の役割って何なのだろう。離れている同士をつなぐのが電話の役割じゃなかったの?どうも、携帯電話というのは、わざわざ人と人の間に入って「距離を遠くする道具」になっているような気がして仕方がない。

「遠くを近くする道具」だったはずが、「近くを遠くする道具」に変わってしまった。
どうしてかな・・・

てなことを考えながら「福岡電話物語」の脚本を書いています。

全然関係ない話だけど・・・交差点で信号待ちをしていたときのこと、隣の若者が携帯でメールを送っていた。やれやれと思ってよく見たら、若者が持っているのは携帯電話じゃなくて、なんと電卓だった。若者は信号待ちしながら必死に何かを計算していたのだ!
・・・・交差点で、必死に計算している人が隣にいるのはちょっと怖かったです。

2001年11月29日(木) 「ドールハウス王選手権」

TVチャンピオン「ドールハウス王選手権」を見る。ペーパーークラフト王など、「造形作家対決」の時は必ず見るようにしているのだが、今回のチャンピオンはセンス、技術共にぶっちぎりだった。とくに、作品の緻密さは1番だった気がする。

そういえば、ドアとか壁とかのパーツがテキストと一緒になってる「週間ドールハウス」という本があったよね・・・・あれって、まだ本は出てるのかな?
ボクの周りで、作ってる人は一人もいないが・・・・・あのハウスは完成したんだろうか・・・だれか作ってる人知ってる?

2001年11月28日(水) ハムレットなオムレット

今日は「外食王オムレット」の脚本作業を進める。タイトルの「オムレット」でわかるように、シェイクスピアのハムレットがベースなのだが、さてどこまでハムレットにしようか、ちょっと悩んでいる。だってハムレットと言えば、「殺し、殺され」で、登場人物のほとんどが死んでしまうし・・・・外食産業の話で最後にみんなが死ぬというのも、なんだかねえ・・・・
とりあえず、狂牛病など、目が離せない事件が次々起こっているので、ギリギリまでの出来事を脚本に落とし込めるように、構成をやり直すことにした。
夜は、田中真紀子そっくりな室井滋をみたいばっかりに、日テレ系ドラマ「レッツゴー永田町」を見てしまった。(漫画が原作の「人物薄っぺら」なドラマ。でも現実の政治もこの程度だったりして・・・・)ドラマの中では、改革派の総理が、守旧派と組む展開になってるけど、気がつくと現実の方でも改革があやしくなってるような・・・。
田中外相の「指輪無くし事件」が、さっそくドラマの中に取り入れてあったので、「このドラマ、一体どういうスケジュールで撮影してるんだろうか」と、ふと疑問に思った。ギリギリまで、何か起きるのを待ってたりするのかな?

2001年11月27日(火) 今日発売の九州ウォーカーに・・・

今日発売の九州ウォーカーに来年2月公演の情報がでるので、HPの公演情報も最新版に更新、正式なタイトルも発表する。

午後から日下部君と、合作の「電話物語」の脚本作り。今日は2人で話しながら、具体的にセリフをおこしていった。
全体の構成はだいたい出来ているのだが、まだシーンとして弱いところが残っているので、お互いの宿題にして今日は終了。

2001年11月26日(月) 「藤岡弘パワー」を分けてもらいたい

チラシの作業が終わり、あとは完成を待つだけ。でも、まだDM用の挨拶文、ポスターなど、作らないといけないモノがたくさんある。ぼちぼち作業をしながら、同時に脚本も進める。
夜は、気分転換に、ケーブルテレビの留守録でたまっていく一方の「ダメ映画」を見る。今日は東宝特撮映画「ヤマトタケル」を見た。
ヤマタノオロチ(というか、首が多すぎるキングギドラにしか見えない)と戦う中途半端な怪獣映画だが、この映画の前半45分はオススメだ。前半はクマソの討伐を命じられた主人公がクマソの王を倒すまでのお話。
これが予想以上に面白い。みんなが知らないのを良いことに世界観は何でもアリのまるで日活無国籍映画のようなキャラ達が、ロケシーンを多用した雄大な風景の中で物語を展開する。さらにクマソの王を藤岡弘が迫力満点に演じていて、前半だけで満足。(というか、前半だけしかダメ)だって、後半次々に出てくる怪獣が、どれも「人間・藤岡弘」より弱そうにしか見えないのだ。
まあ藤岡さんの迫力がすごすぎるともいえるけど・・・。以前、藤岡さんと仕事をしたときの事を思い出した。ちょうどタイタニックが公開される直前のこと。藤岡さんは「この前キャンペーンで来日していた、キャメロンくんとデカプリオくんがウチに来てね、寿司が食べたいっていうからボクがご馳走したんだよ」と迫力たっぷりに語ってくれた。
ハリウッドの大監督を捕まえて「キャメロンくん」といえるのは、藤岡弘さんだけに違いない。

2001年11月25日(日) ビミョーに、一方的な日本語

最近、TVのニュースなどの終わり際に、キャスターが、「では、また明日おめにかかります。」とキッパリ言うのがちょっと気になる。

いつから「おめにかかります!」とキッパリ言うようになったんだろう?
でも、一方的に「おめにかかります!」ってキッパリ言われても困るよね。そんな「勝手に決めるなよ」とツッコミを入れたくなる。

昔は「明日もご覧下さい」とかの、「お願いですから」というニュアンスのコメントだったような気がするんだけど・・・。

こっちのことなどお構いなしに、「おめにかかります!」って言われると、「明日も見るかどうかを、お前が決めるなよ」て、つい心の中で言い返してしまう。

あとファミレスで「ご注文がお決まりのころ参ります。」って言うでしょう?
あれも言われると、なんだか、もやもやーっとした気分になってしまう。

「お決まりのころ」って・・・・・「ころ」ってなに?
「どうして、お決まりのころがわかるの?」

しかし、ほとんどの場合、せっかくボクの心が何を食べるか「お決まり」になっていても、注文を取りに来やしない。結局は呼んで注文を言うことになる。
ボクが悪いのかな?もっと「あっ、あの人は決まったな」って、お店の人にわかるような雰囲気を出さないといけないのかな・・・。
どうすればいいんだろう、「わーい、注文が決まったぞー」って、スゴク嬉しそうな顔をしていればいいんだろうか・・・・。

というか、最初から「注文が決まったらお呼び下さい。」って言ってくれないかな。

2001年11月24日(土) 夢天神ホール

オタクアミーゴスのライブを見に行く。会場は夢天神。じつは、夢天神に行くのはこれで3回目。(1回目は岩田屋イベントの下見、2回目がイベント当日、そして今日が3回目)
岩田屋のイベントで天神開拓史を上演するまで、夢天神に行ったことがなかった。

下見で初めて行ったとき、見るもの全部めずらしくて、あっちこっち、きょろきょろ見ていたら、ホールスタッフの方に「さては大塚さん、ここ初めてでしょう!」と見破られてしまった。(ご免なさい。別に避けてたわけじゃないんだよ、何だか縁がなかっただけなんだからね。)

岩田屋のイベントで1回使っただけなのだが、スゴク気に入ってしまったので、来年の天神開拓史は、夢天神でやろうと思っている。

2001年11月23日(金) 映画天国?それとも映画地獄?

朝起きて、今日は久々に予定が何もないことに気がついた。しかし習慣は恐ろしい。何も予定がないのに、ハッとして目が覚めてしまった。まったく、風邪が治ってないんだから起きなくてよかったのに・・・。

今日こそゆっくり休養が取れる。今日こそ風邪を治さなければ!・・・というわけで、今日は1日、家でおとなしく映画を見て過ごすことに決定!ケーブルテレビの番組表を見て1日の予定を立てることにした。

おおー!午後1時から押井守監督の「うる星やつら2」があるぞ!
おおー!夜10時からは「スタートレックボイジャー」がある!
おおー!夜10時50分からは「エイリアン2完全版」が放送だ!

今日は、なんて素晴らしい日なんだ!さっそく「全てを見る」予定を立てることにする。
まず1時まで寝て、「うる星やつら2」を見ながらご飯を食べて、また寝て10時に起きて「スタトレ」を見て、1時間モノのドラマは45分で終わるから5分でトイレに行って50分から「エイリアン2」を見て、そして寝る。
・・・いいぞ、映画三昧な上に、風邪も治るという素晴らしいスケジュールが完成した!
さっそく実行に移す。

ところが、押井守つながりで、うっかり「パトレイバー2」のビデオを見てしまった。まあ大好きな映画なのでつらくはないが、昼になってしまったのでそのまま「うる星やつら2」を見る。
さすがに疲れたので、今度こそ予定通りに寝る。

なんと、今度は寝過ごしてしまった!せっかく立てた予定が台無しだ。
スタトレを見損なってしまった!(まあリピート放送があるからいいか・・・。)
気を取り直して、途中からになってしまったが「エイリアン2完全版」を見る。これも何度も見ている映画なので、途中からでも大丈夫。
「エイリアン2完全版」が終わったのが、午前1時30分、ここで寝るはずが、ついチャンネルを変えたのがまずかった。

「おおー!戦国自衛隊を放送しているぞ!」

・・・・・・最後まで見てしまった。

あれ?今日は1日ゆっくりしたはずなのに、何だかヘトヘトになっている。
・・・・今度こそ寝ることにした。「風邪が治りますように!」

2001/11/22(木) ビバ博多!

今日はウォーカー連載コラムの取材の日。今回は書道用品を販売している「平助筆復古堂」という店を取りあげることにした。(この「平助筆復古堂」は、なんと創業が1501年という「超老舗」!もちろん博多で1番古くから営業しているお店ということになる。)
今回は、超老舗のお店がどんなところか探検に行ったというわけです。

しかし創業1501年とは、恐れ入った。室町時代ですよ、室町!キリスト教や鉄砲が日本に伝来するより前から営業していたなんて!

お店の方の話によると・・・
古くから貿易が盛んだった博多では、中国から伝来した毛筆をお手本にしてすぐれた筆が作られたんだそうだ。博多で作られた筆は「筑紫筆」と呼ばれて全国的に有名なんだって。
(この「筑紫筆」も歴史が古い。記録によれば、1300年ぐらい前にはもう作ってたらしい)この筑紫筆を作る名人だったのが「初代平助さん」、以来ずーっと筆を作ってるんだそうだ。ちなみに今の店主は初代から数えて10代目の平助さん。平助が作る筆だから「平助筆」というわけ。「復古堂」というのは4代目平助の時に、黒田藩から与えられた名前なんだって、両方をあわせて、「平助筆復古堂」というわけだ。しかし凄いよね、筆一筋500年だよ。こんな「超老舗の店」があるなんて、博多って凄い街だよね。

取材の帰りに、那珂川をはさんでちょうど「平助筆復古堂」の向かい側にある屋台「一竜」でラーメンを食べる。食べ終わって外に出ると、あっという間に行列が出来ているのでビックリしてしまった。さすが「行列の出来る屋台」は違う。取材も楽しかったし、おなかも一杯。今日は博多を満喫した1日だった。

2001/11/21(水) 門司電気通信レトロ館に大感激!

まさかの徹夜で、風邪がぶり返してしまった。
今日は門司港にある「門司電気通信レトロ館」に取材に行くことになっている。
朝10時30分に博多駅で日下部君と待ち合わせ。徹夜明けで、なんだかどんよりとした気分で待っていたら、日下部君もどんよりとやってきた。聞けば、彼も風邪が長引いていて苦しいそうだ。

どんよりした2人で門司港に向かった。ちょっとなさけない・・・。

JR門司港駅でギンギラを追いかけているドキュメンタリーのスタッフと合流。僕らがどんよりしているのでビックリしていた。「スミマセン、風邪でぼろぼろだったんです。」
TVの取材を受けながら「門司電気通信レトロ館」へ。
「見たいものが何もなかったら、どうしよう」と、ちょっと心配していたが、そんな心配は無用だった。

館内は昔の電話機など、今回の脚本を書く上で、どうしても知りたかったモノたちで一杯。まさに見たかったものばかりなので2人とも大はしゃぎ、朝のどんより気分は、すぐに吹っ飛んでしまった。
さらに、ありがたいことに、この博物館の館長である渡辺さんが、僕らの疑問に1つ1つ丁寧に答えてくれた。もう風邪なんて言ってられない。テンションを上げて、渡辺さんに電話のことをガンガン取材した。
渡辺さんの話を聞けば聞くほど、自分の中で、作品のイメージがどんどん広がっていくのがわかる。スゴクいい感じ。脚本の神様が降りてきそうな感じだ。

「渡辺館長、取材に協力してくれてありがとうございました。」

取材の途中、チラシの修正が間に合ったとの連絡もあり、ホッとする。
えっ、風邪?・・・・休めば治るんでしょうけどねー・・・。

2001/11/20(火) 緊急事態発生!

無事印刷所にデータを入稿したとの連絡アリ。この辺で風邪を治しておかないとシャレにならないので今日は1日休養をとる。夜にはだいぶ元気になった。このままゆっくり休めば、明日には復活できそう。
明日は、電話の取材で門司港まで出かけることになっているので、なんとしてもこのまま風邪を治したい。・・・・と、思っていたのに!
夜になって、入稿したチラシのデータにミスがあることが判明した。
「2002年」と書かないといけないところが「2001年」になっている!
そんなバカな!!あれほど何回も何回も、確認したのに!
どうにも取り返しがつかない、致命的なミス!!このミスに気がついた瞬間、ボクの頭の中に恐ろしい光景が浮かんだ。

「すまなんだー、すまなんだー、ミスに気がつかなくてすまなんだー」と泣きながら、ぼくが3万枚(今回の印刷予定数は3万!)のチラシ1枚1枚に、修正した数字の紙を貼っているのだ!
だだっ広い部屋のなかで、ひとりぼっちで泣きながらチラシの修正をするボク・・・

うわーなんて恐ろしい光景なんだ!そんな目に遭うのはいやだー!
もう「このままゆっくり休めば」なんて、言ってる場合じゃない。急いで修正データを作ることに。藤尾君に連絡を取ってデータを修正して、2人で何回も確認する。
「よし、今度こそOK」とデータが完成したときには夜が明けていた。あとは、このまま朝1番で印刷所に持っていって、修正が間に合うことを祈るだけだ。

結局徹夜になってしまい、風邪は確実に悪化している。
「ああー、せっかく風邪が治りかけていたのに!」

2001/11/19(月) 「しし座流星群」を見て思う。

待ちに待った「しし座流星群」の日。昨日から寝ずにチラシの作業をしながら、午前3時を待つ。前回は曇っていて見ることが出来なかったが、今回は天気もバッチリで朝方の5時近くまでベランダで星を眺めていた。結局いくつの「流れ星」を見たんだろう。

星が降ってくるのを見つけるたびに「願い事」をしていた。さすがに流れ星の数が多すぎて、そのうち「願い事が無くなるかな」なんて思っていたが、いやいや甘かったね。
「オレはこんなにも、煩悩のカタマリだったのか」と自分に驚くほど、もう、あとからあとからいくつでも「願い事」が出てくる。「脚本の神様が降りてきますように」とか、「(買ってもいないのに)宝くじが当たりますように」とか、もうきりがない。一通り自分のことをお願いしたところで、ようやく他の人のことを願ったりしてみた。自分のことをさんざんお願いしたあげくに、やっと他の人のことを思うあたりに、オレの「せこさ」がよく現れている。

ちょっと情けない・・・・。

壮大な宇宙のショーを見ることで、逆に「とっても小さなせこい自分の姿」を、見ることになってしまった。

ちょっと仮眠をとって午後から西鉄ホールで舞台の打ち合わせ。起きられなくて遅刻してしまった。(調子に乗って5時まで星を見てたので、寝過ごしました。なんて、口が裂けても言えない。)ひたすら謝る。とりあえず、みんなにジュースをおごってみた(120円で済まそうとは!相変わらず、せこいオレだった。)

夜はいよいよチラシの仕上げ作業。このHPの管理人でもある藤尾君に、最終的な入稿データ作りを手伝ってもらう。
日下部君や、轍の制作の小林さん、かさいさんがチラシの文章の最終確認をするために家に来る。

みんなでの確認作業が進む中、・・・風邪がひどくなったボクだけが、ぼーっとしていた(調子に乗って5時まで星を見てたので、風邪がぶり返しました。なんて、口が裂けても言えない。)とりあえず、みんなにお茶を入れてみた。
わいわい騒ぎながらの最終確認も終わり、いよいよ入稿データを仕上げる。明日の朝1番で印刷所に持っていく手はずを整えて今日の予定は全部終了。気がつくと朝の4時近くになっていた。皆さんお疲れさまでした。

2001/11/18(日) つづき&チラシ

やったー!1件だけだけど、「ムーンベースまだ予約受け付けてます。」という返事が来ました!さっそく、予約のメールを出す。よかった、よかった。発売予定は11月中旬とのこと、今から楽しみだ。番組の資料写真と比べると、プラモの方はいくつか省略されている部分があるようなので、ばりばり改造して、番組に登場していた姿に忠実に再現してやるぞー!
そうだ、保存用と、組み立て用と改造用で。最低でも、3つは買わないといけないな。
「うん、追加注文しよう!」

いつまでも、このまま「ディープな自分の世界」で楽しく過ごしたいところだけど、
そう、忘れちゃいけないのが明日に迫っているチラシの締め切り。

もうだいたいの形は出来ているのだが、表のイラストに添える文章が、いくつか残っている。「内容のことを語りすぎずに、でも期待できるような文章」にしようと思うと、これが難しい難しい。ギリギリまでねばって考えることにした。

ボクはチラシというのは、お知らせだけじゃなく、公演当日までを「さて、今回はどうなるんだろう?」とワクワクしてもらうためのアイテムだと考えているので手は抜けない。
(時々、タイトルと時間だけのチラシというのがあるが、アレはどうなんだろうか?スゴク名の売れてる人ならともかく、名も知られていないし、内容もわからないでは、お客として、どう判断したらいいの?と思ってしまう。映画みたいに、ちゃんと、お客様に対して期待してもらえる宣伝をしないとねえ、とボクは思うんだけど・・・。)

少なくともギンギラはエンターテイメントですから、チラシから楽しめないとね!

2001/11/17(土) 「謎の円盤UFO」ってわかる?

水曜に買っておいたハイパーホビー12月号に、謎の円盤UFOに登場する月面基地「ムーンベース」のプラモデルが再販されるという記事が出ているのを発見。嫌な予感がして、ネットで調べてみたら、案の定の「限定生産」だった。ネット通販の模型店をいろいろ検索して見るも、どこもすでに予約受付が終了している。キ〜ッ!もう悔しくてしょうがない。せっかく再販だったのに!手に入れるチャンスだったのに!小さいときに、買いたくて、買いたくて、でも高くて買ってもらえなかった、どうしても欲しかったプラモなのに!

情報を知るのが遅かったばっかりに、みすみす逃してしまうとは!こんな事なら、風邪だろうがなんだろうが、関係なく水曜に読んでおくべきだった。3日違えば、もしかしたら買えたかもしれない・・・・・。諦めきれないので、いくつかの店にメールで問い合わせる。
「あーあ、まだ買えるといいんだけどなー・・・。」

もしかして・・・・今日の日記で、ボクが何のことをいっているのか全然わからない人がいるかな?(ほとんどの人が分からなかったりして・・・)

ここで「謎の円盤UFO」について、ちょっと解説。

「謎の円盤UFO」とは、サンダーバードなどを作ったゲーリー・アンダーソン・プロダクションが1970年に製作したSFテレビシリーズ。日本でも昭和45年に放送されている。(当時ボクは5歳!本放送を見た覚えはないので、ボクの記憶にあるのは再放送で見た分だと思う。)
地球侵略を狙う「謎の円盤」と地球防衛組織SHADO(シャドー)が戦う物語で、このシャドーの秘密メカが、とにかくかっこよかった。毎回番組のオープニングでメカを紹介するんだけど、このオープニングが大好きで、矢島正明のナレーションを覚えてマネしてましたもんね。(この「謎の円盤UFO」に限らず、サンダーバード、キャプテンスカーレット、スペース1999など、どの番組もメカがすごくかっこいい!)

この「謎の円盤UFO」に登場する月面基地が「ムーンベース」なのだ!
そして、この「ムーンベース」をかなり忠実に再現した「幻のプラモ」と呼ばれていたプラモが再販されるんですよ!!

ボクは、これを買い損なって、悔しいんです。きー!!

・・・・今日の日記、わかってもらえたかな?

2001/11/16(金) 秘技!「鼻水出し尽くし作戦」の巻

鼻水がとまらない。早く風邪を治そうと思って食べているモノのエネルギーが、全部鼻水を作る方にまわされてる感じ。とうとう、鼻をかむのにティッシュを1箱使い切ってしまった。鏡を見ると、僕の鼻は、もう真っ赤になっている。やけになって、丸めたティッシュを両方の鼻の穴に思いっきりつめてみた。・・・すぐに、鼻が「爆発する気かよ、おい!」というぐらいに熱くなってきた・・・「よーし、こうなったら・・・」
僕は「鼻が詰まってどうしようもないとき」に使う最後の手段を実行した。

「大塚式(超簡単)鼻づまり撃退法」
1. まず、ティッシュを抱えて、いくらでも鼻をかめる体制をつくる。
2. あとは、家にある「火乗るの墓」のビデオを観て、わんわん泣く。

たったこれだけ。
もう鼻詰まりにはこれが1番効く。「火乗るの墓」を観たら、もう泣けて泣けて、鼻水がガンガン出てくる。
思いっきり泣いたのと、鼻水を出し尽くすことで、見終わったあとは「何だかスッキリ」する事間違いなし。
さらに「あの子達の人生を思えば、風邪で苦しいぐらい何だ、オレは生きてるし、食べ物だっていっぱいあるじゃないか!」と、風邪を苦しがっていた自分が恥ずかしくなることで、「風邪とか、そんなちっぽけなこと、どうでもいいや!」って気になる。

薬も使わず副作用の心配も無し。
私は言いたい、「火乗るの墓」こそ、鼻づまり解消のファイナルウエポンだと!(ただし、家に「火乗るの墓」のビデオがない場合は、まず借りてこないといけないが、あとは何にも要らない簡単治療法だ。)

風邪で、鼻が詰まって苦しいとき「火乗るの墓」は効きますぜ!

2001/11/15(木) 27日発売の九州ウォーカーをお楽しみに!

ウォーカー編集部から、12日に撮影した写真を入れた記事の見本がFAXで送られてきた。いくつか文章を修正してOKを出す。(記事は27日発売号に掲載されるので、お見のがしなく!ちなみに、いま発売号には、ライオンキング探検記が載ってます。)

風邪が全然治らないが、チラシの作業が遅れているので寝ているわけにもいかず、毛布にくるまりながらパソコンに向かう。表側のイラスト面のレイアウトを考える作業をフォトショップでやりながら、裏の情報面に載せる文章を一太郎で考える。さすがにフォトショップと一太郎の二つを同時に立ち上げると、うちのマシンが苦しそう。動きが遅い遅い。いつもなら「早く動けよ」とイライラするところだが、今日はこっちも体調が良くないので、優しい気持ちでマシンが動くのを待つ。
「頑張って保存してくれよ」とか、「おいおいここまで作業したところでフリーズなんてなしだぞ」など、マシンと励まし合いながらチラシの作業を進める。昨日休んだ分の遅れを何とか取り戻せたかな。

2001/11/14(水) EP1が最高の風邪薬?

今日はシティ情報の編集部で、公演についての取材を受けることになっている。・・・が、相変わらず風邪でボロボロ。取材のあとに脚本の打ち合わせもするはずだったんだけど、体調が悪いので打ち合わせはパスさせてもらう。

あんまりつらいので、ビックカメラに寄って「スターウォーズ エピソード1」のDVDを買って家に帰る。

すぐに寝た方がいいのは分かっているんだけど・・・スターウォーズを見てしまった。でも、ちょっと元気になった気がする。これって、「肉体的なつらさを、精神的な楽しさで乗り切った」のかな?・・・・「いや、風邪ばりばりです。乗り切ってません」とすぐに体から返事がきた。やっぱり寝ないと治らないよね。・・・・うん、それはわかっているんだけど、スターウォーズでテンションが上がってしまい、なかなか寝付けない。頭の中では、いつものテーマが鳴り響いてる(ほんと、大好きなんです)。仕方がないので、作っていないプラモデルの山から、スターウォーズモノを引っぱり出して、しばらく眺めた。

「ああー組み立てたいなー・・・」

いかん!先ずは風邪を治さなければ!!慌てて箱の中に戻して、無理やり布団に入った。ふーっ、あぶない、あぶない、
危うく朝まで楽しくプラモを作るところだった。

2001/11/13(火) 結局ダウンしてしまった・・・。

あれほど、倒れてはいけないといっておきながら、朝から思いっきり熱が出て起きることが出来ない。声もガラガラ。あまりにも苦しいので午前中は起きるのを諦めた。こんなひどい風邪をひくのは何年ぶりだろうか・・・。

午後から何とか起き出してチラシの作業を始める。まずは、庄ちゃんが描いてくれたイラストをスキャナーで取り込んでフォトショップで色づけ。熱が出ていて、もうろうとしながらの作業なのだが、2時間ぐらいたったら、何だかそれが心地よくなってきた。なぜか作業も進んでいるような気がする。・・・・気がするだけかな・・・。

夜は舞台の打ち合わせ。最初から現実的なプランでは面白くないので、とりあえず「実現できるのか?」という事は気にせずに、今度の公演でやりたいことを出し合う。

「ドリフのように、まわり舞台にしよう」とか「役者を宙づりに」とか、ついには「後ろの壁が壊れて岩田屋が見えたらいいのに」などと、とりあえずどころか、絶対実現できないことばっかり言ってしまった。
しかし、言うに事欠いて「岩田屋が見えたらいいのに」とは!テント芝居じゃあるまいし・・・。
オレは一体何をしゃべっているんだろうか?

全ては熱にうなされてのご乱心ということでお許しいただきたい。

2001/11/12(月) 九州ウォーカーの撮影日

今日は写真撮影の日。かぶりモノと衣装を持って長浜のスタジオへ。九州ウォーカーの巻頭1ページに載せる写真なのでちょっと気合いが入っている。約3時間ほどで撮影は終了。どんな写真が出来上がるのか、とても楽しみだ。

今回の撮影用に「あんみつ姫」から衣装を借りていたので、代表の石川さんにお礼の電話をする。何だか話が盛り上がって、「来年、ギンギラとあんみつ姫で何かやりましょう!」ということになった。今度、具体的なことを相談する約束をして電話を切る。
「いいぞー、うん、何だか燃えてきた」と思っていたら、ほんとに熱が出てきた。どうやらイベント疲れで風邪をひいてしまったらしい。
これはまずいぞ!チラシを今週中に作らないといけないのに・・・脚本だってまだまだ残っているのに・・・取材もまだあるのに・・・おおー!考え出したら、よけい熱が出てきたー!

「いかん、今倒れるわけには行かないのだ!」

2001/11/11(日) 今日までイベント

しかし、今回のイベントに関わったことで、「ボクに何が出来るか?」という、何だか、とても難しい宿題を出されてしまった気がする。・・・そんなことを考えながら今日も1日ゼファで司会の仕事。さすがに2日間しゃべりっぱなしの、立ちっぱなしだったので、ヘトヘトになってしまった。

今回自分が1番印象に残ったのは、カンボジアの地雷撤去をボランティアでやっている団体の方の話だった。
カンボジアに今でも地雷がたくさん残っていて、子供達がその被害にあっているというのは、何となくニュースで知っていたんだけど、(これがいかんよなー、「何となく知ってる」じゃ何の解決にもならんもんね・・・)。その団体の方が言うには、1メートル四方の地雷を撤去するのには、日本円で100円あればいいんだそうだ。
・・・たった100円だよ!

日頃、「100円ショップの鬼」として、100円の価値をひたすらに追求しているボクとしては、「たった100円玉1枚で、1メートル四方の地雷を撤去できる。」という話に、またまた衝撃を受けてしまった。

これ以上、価値のある100円の使い道があるだろうか?いや無いぞ!

きのうから「何が出来るのか」悩んでいたボクは、とりあえず仕事の空き時間に、「100円募金」に参加してみた。

2001/11/10(土) 「地球市民どんたく2001」

今日は、ソラリアゼファーで開催されたイベント「地球市民どんたく」の司会進行で1日中しゃべっていた。
この「地球市民どんたく」というのは、海外ボランティア活動をしている市民団体が集まって、自分たちの活動を一般の人に広く知ってもらおうと企画されたイベント。アフガニスタンで医療活動をしている団体や、カンボジアの地雷を撤去している団体など、この福岡だけでも30近い数の団体があるんだそうだ。(僕自身も、司会を引き受けるまで、こんなにたくさんの団体があるなんて知らなかった。・・・各団体の皆さん、すみませんでした。)

さらに、ほとんどの団体が、「普通の学生や主婦」に支えられているという事実に、ものすごくショックを受けてしまった。だって、政治家でも何でもない「普通の人達」が、ボランティアで(つまり自腹で)ガンガン現地に行って活動しているんだよ!

これまでアフガニスタンの戦争について、稽古場などで話をすることがあっても、いつも「でも、おれたち政治家じゃないから、どうしようもないよね。」という所で話を終わらせていた自分が恥ずかしくなってしまった。

なんか、もう、「ボクには出来ることがないし」なんて言い訳は出来ないよなー・・・。

・・・でも、ボクに何が出来るだろうか?

2001/11/09(金) つづき CDまで100円とは・・・

「クラシック音楽−若き日のカラヤン」というタイトルで、CDまで100円で売られているのには驚いてしまった。(若き日のカラヤンとは、よくいったもので、要するに、古い音源ということ。まあ、だから100円で売ってるんだろうけど・・・。)でもカラヤンもビックリするだろーなー、まさか自分のCDが100円で売られているとはね・・・。演奏だって、ちゃんとウィーンフィルだし。一応、「音源が古いので聞き苦しいかもしれません。」と、お断りが書かれている。

この100円CDに収録されている、J・シュトラウスの「こうもり序曲」が、何とも古い感じで良かった。

大好きなトムとジェリーのエピソードに「星空の音楽会(TOM AND JERRY IN THE HOLLYWOOD BOWL)」というのがあって、この中で「こうもり」が使われてるんだけど、このトムとジェリーで流れていた「古くさい録音のこうもり」が好きだったボクには、100円CDの「音の古さ」がちょうどよかった。(ちなみに、星空の音楽会の製作は1950年、100円CDの音源は1946〜48年に録音と書かれていた。)

「自分の好みにピッタリのCD」が、まさか100円ショップで手に入るとは思いもしなかった。

2001/11/08(木) 100円グッズに踊らされてしまうの巻(一部改訂版)

今日は編集部でぺージのレイアウトを打ち合わせ。(なんと、九州ウオーカーで、2月公演の特集ページを作ることになったのだ!)どんなページを作ろうか色々とアイデアを出し合う。面白い意見がたくさん出たので、今からページが出来るのがすごく楽しみ。写真は12日(月)に、ギンギラと轍のメンバー合同で撮影することに決まった。
次の打ち合わせまで時間があったので、ショッパーズダイエーの中にある100円ショップに行く。・・・・・恥ずかしながら、大好きなんですよ100円ショップ。もう、見渡す限り全ての商品が100円かと思うと、嬉しくて嬉しくて、売り場に行くと「よーし、今日も100円の価値以上の品物を見つけだして、絶対お得な買い物をしてやるー!」と、異常に闘志が燃えてしまう。どうやらボクの中には「お得な買い物に燃える、おばちゃんパワー100%の小さな自分」がいるらしい。

こんな経験ないですか?「あっ!これ100円なら絶対安いやん!うん、これはお得、買っとかんといかん!」と興奮して、ついよけいなモノを買ってしまうこと・・・ありませんか?買い物が終わってワクワクしながら家に帰って袋から出した途端に「わっ!おれ何でこんなの買っちゃったんだろう?」と恥ずかしくなること。・・・ボクは、よくやらかしてしまう。
最近やらかした「うわ、何で買ったのこれ?」的商品といえば、「伸び縮み式ミニ鏡」というやつ。
これはラジオのアンテナみたいな、伸び縮みする棒の先に小さな丸い鏡がついた道具で、「狭いところに落ちた品物を見つけるならコレ!」というキャッチコピーにしびれて買ってしまった。(こんな便利なモノが100円なら安いでしょう!と、その時は思ったの。)

いつものごとく、お得感いっぱいでワクワク家に帰り、そのミニ鏡を実際に使おうとして、やっとあることに気がついた。「ちょっと待てよ・・・あっ!オレ今、狭いところに何も落としてない・・・」(バカすぎるぞおれ!こんな事、家に帰るまで気がつかないなんて・・・。)

さらに、仮に狭いところにあるのを見つけたとして、「じゃあ見つけたあとはどうやって回収するのか?」と、致命的な欠陥に気づいてしまったのだ!(というか、買う前に気づけと自分に言いたい。)
「あっ!ここにあったのか、よかったー・・・」でおわりかよ!
何だよ、コレ全然役に立たないじゃん!

・・・100円グッズほど、いったん熱が冷めてしまうと邪魔なモノはない。また一つ、使い道のない100円グッズが、ボクの部屋の押入の奥にひっそりと作られた「100円グッズの墓場」に消えていくことになった・・・。

こんな経験ボクだけじゃないよね?

2001/11/07(水) ギンギラの目指すところ・・・

今日は劇団轍との合作「電話モノ」の脚本作業日。轍の日下部君と一緒に1日中脚本を書いていた。「2人で脚本を書くなんて、出来るんですか?」と心配されることがあるが、ボクはこれまでに脚本を書いていたときも、時々誰かに参加してもらっていたので抵抗はない。むしろ、まず相手に説明することで自分自身の考えが、より具体的になっていくので、誰かが一緒の方が作業が進む。お客様に満足してもらうには、まず目の前の相手を満足させることからというわけだ。
合作の「電話モノ」はオムニバスストーリーで、明治時代の電話誕生の話から携帯電話のシェア争いまで、様々なエピソードが登場するが、なんとギンギラの公演では初めて「かぶりモノがない」エピソードも登場する予定である。
 ・・・「おや、ギンギラはかぶりモノを辞めるのか?」と早合点しないように!常日頃からボクが目指しているのは、「何でもありの作品」。なんでもありなんだから、かぶりモノがないシーンがあったっていいでしょ?

ボクは「なんでもあり」が信条なので、新しいことにどんどん挑戦したいと思っている。でも、だからといって「なにかを辞める」なんて考えはまったくない。今までやってきたこと全てを、今後もやって行くつもりだ。そうやってギンギラの「表現の幅」を、どんどんひろげていきたい。 

まず来年2月は「あらたな挑戦!」として、劇団轍との合作で、一部かぶりモノがない話作りに挑戦。もちろん今までのギンギラを受け継いだ新作も書く。(前にも書いたが、来年2月公演は2本立て)

さらに来年は、ギンギラ初期の「飲んだり食べたりしながらワイワイ観てもらう」公演も、久々にやろうと計画している。もう、思いっきりバカな話(それも、感動ゼロの、ただひたすらにおバカな話)を作る予定!!

天神開拓史だって毎年6月19日には上演したいと思っている!(開拓史は、福岡の100万人に観てもらうまでやめない!)

ギンギラ太陽’Sは、これまでにやってきたことを大切にしながら、しかし、新しい事にも、どんどん挑戦していくのだ!(今日はちょっと力が入ってしまったかな・・・。)

2001/11/06(火) ギンギラのイラストといえば・・・

2月公演用のチラシ作りが着々と進んでいる。今日はチラシに載せるイラストの打ち合わせ。チラシ全体のレイアウトや文章などは、ボクが担当しているが、イラストは昔からずっと庄子智湖(僕らは庄ちゃんと呼んでいる)に頼んでいる。おなじみギンギラマークも庄ちゃんの作品だ。
チラシのイラストは、まずボクがイメージを説明して、それに基づいて庄ちゃんがイラストを描くという順番で出来上がる。庄ちゃんのすごいところは、「なんかポワーンとした感じで・・・」などという、ボクの「ムチャクチャ漠然とした説明」に対しても、見事に「なんかポワーンとしたイラスト」を書いてくれるところ。さすがだよなー。
ちなみに、ガリヤ11月号の表紙も庄ちゃん。ぼくは、表紙に登場している「ふんどしオヤジ天使」にすっかり惚れ込んでしまった。おなかがたるんだ裸のオヤジ(しかもふんどし姿)を天使にしてしまう庄ちゃんのセンス、もう大好きですね。

2001/11/05(月) 「ひたすらに自己犠牲を続けるキャラ」といえば・・・

小さい時に読んだ「幸せの王子」という童話も、自己犠牲の話だった。
物語の主人公は、公園の真ん中に立っている、金や宝石で飾られた「王子の彫刻」。
街の中央にある公園に立っている彼には、貧しさに苦しんでいる人々が見えてしまう。ある日、ついに見過ごせなくなった王子は、貧しい人々を助けるために、小鳥(つばめだったかな)に頼んで自分の表面を包んでいる金や宝石を少しずつ取っては、貧しい人々に分け与えるようになる。「もうすぐ冬になるから早く南に旅立ちたい」という小鳥を説得しながら、貧しい人々を助け続ける王子。そして街の貧しい人々は王子のおかげで幸せになりました。・・・というようなヤツだったと思う。
まあ、ここで終われば「うん、いいことするのは気持ちがいいね。」と、子供は素直に思えるのに、「幸せの王子」という話は、ここから「子供心をどんよりとさせる」展開をみせる。
なんと、自分を犠牲にして人々を助けた「幸せの王子」は、助けた街の人達によって「彫刻が汚くなった」という理由で壊されてしまい、さらに小鳥も冬の寒さに耐えられずに死んでしまうのだ!・・・いいコトした方々が死んでおしまい・・・助け損というわけ・・・。

「・・・最後に天国に行きました。」で、このお話は終わり。

これって、あんまりだとおもいませんか、ボクが神様なら、
「・・・汚くなって壊された王子と死んだ小鳥は、不思議な光線を浴びて、超モテモテくんとして生まれ変わり、いくらでもお金が出てくるポケットがついた上着の力で、金にモノを言わせて、あらゆる欲望をかなえました。今度は自分の幸せの番なのです。めでたし、めでたし・・・。」ぐらいしてやるけどなぁ。

2001/11/04(日) ゲームキューブは欲しくないけど・・・

ゲームキューブ用ソフト「ピクミン」のCMを見た。(「ひっこぬかれーてー、戦ってー、食べられてー・・・」というやつ)歌の最後は「それでもついて行くー」と思っていたが、正確には「それでも尽くしますー」だった。戦って、食べられて、それでも尽くすなんて、歌詞の意味を考えると、何だか恐ろしい。こりゃ、シルバスタインの「大きな木」どころの話じゃないな(昨日の新聞でたまたま知ったんだけど、シルバスタインってもう亡くなってたんですね。遺作となった絵本の広告が出ているのを見て初めて知りました。彼が最後にどんな話を書いたのか、とても気になるところだ・・・)
30日の日記にも書いた通り、ボクは「ひたすらに自己犠牲を続けるキャラ」が出てくる話に弱いので、「ピクミン」をやってみたくてしょうがないんだが、このゲームだけのためにゲームキューブを買う勇気がない。(掲示板に書き込んでくれたMMさん、ボクもあなたと同じ意見です。)劇団の誰かが買わないかなー。・・・「脚本を書く上でどうしても「ピクミン」をしないとダメだから劇団で買ってくれ」と頼んでみるか!・・・そんなのムリに決まってるよなー「なにいってるの!ゲームにハマって脚本がよけい遅れるでしょ!」と怒られるに決まってる。

「ピクミン」やりたいなー・・・。

2001/11/03(土) 轍の芝居がとても面白かった&駅のトイレでの出来事

大野城まどかぴあに轍の「福博桜館」を観に行く。会場は西鉄春日原駅から歩いて5分ほどの所。・・・西鉄春日原駅と言えば、いまでも「あれは、何だったんだろう」と忘れられない出来事がある。
いまから3年ぐらい前のこと、知り合いの芝居を見るために春日原駅に着いたボクは何気なく駅のトイレに入った。するとトイレの個室の中から、「いたいよーいたいよー」という子供の泣き叫ぶ声が聞こえてくる!慌てて声の方を見ると、泣き叫ぶ子供が入っている個室の前では父親らしき人が「パパがついてるぞー、○○くんがんばれー、パパがついてる!がんばれー・・・」とドアをたたきながら励ましていたのだ!・・・・このときは、かなりビックリしましたね。一息つこうと入ったトイレで、いきなり「手に汗握るやりとり」を繰り広げてるんだもの!まさか、リラックスしようと入ってトイレで、緊張させられるとは夢にも思いませんでした。しかし、一体何が起きていたんだろう?・・・・あの個室の子は何が痛かったのかなー・・・気になるなー(今、ボクの頭の中に「トイレでの出来事だけに、これがホントのチン事だね。」というセリフが浮かんでしまった。)・・・脚本を執筆中の大事なときに、こんなオヤジギャグしか出てこない脳味噌で大丈夫なのか心配になってきた。「大丈夫か俺!」

2001/11/02(金) ドラゴン商店はちょっと変わったお店だった。

ウォーカー編集部から、コラムと一緒に掲載する写真がFAXで送られてきた。ライオンキングを取材したときの分で、メインカットはスカーのマスクをかぶって喜んでいるやつ、サブカットはプライドロックをバックにやっぱり喜んでいるヤツに決まった。(今思い出しても、楽しい事ばかりの取材だった。まるでテーマパークのアトラクションをライドで、案内されているような感じで、「これがプライドロックですね・・・こちらがマスクです。・・・・こちらが小道具ルームです。」と次々と案内されて、そのたびにいちいち「おお!」と声を上げてしまったもんね。劇団四季制作の坂元さん、本当にお世話になりました。)
ギンギラ小さいものクラブの立石さん(彼女は役者だけでなくギンギラの制作も担当)に電話して、ローソンチケット先行予約の件を確認する。前回は電話が集中したために、先行受付開始から30分ほど電話がつながらなかったという報告を受けていたので、今回は、先行予約電話の回線を増やしてもらうことになった。
夜は、ぽんプラザに「ハムレット」を観に行く。帰りに高砂の「ドラゴン商店」という駄菓子屋と飲み屋が合体したお店へ。「オタクアミーゴスin福岡」のイベント関係者が飲んでいるところにちょっとだけお邪魔する。以前のライブのビデオを観ながらの飲み会でとても楽しかった。(どう楽しかったかは、とてもマニアックな話になってしまうのでここでは省略)

2001/11/01(木) ちょっとだけ発表 その2

最近徹夜続きで、どうも体の調子がよくないので、今日は家で静かに過ごしていた。

ここで「ちょっとだけ重大発表」!
来年2月公演の新作2本のうち、1本は劇団轍(わだち)との合同公演と決まりました!現在、轍の作・演出である日下部君と、一緒に脚本を書いています。脚本のテーマは「携帯電話!」ギンギラと轍の合作で、果たしてどんな作品が出来るのか、お楽しみに!

ちなみに2日(金)と3日(土)の2日間、大野城まどかぴあで劇団轍の公演があります。「ギンギラと合同公演する劇団とはどんな劇団なのか?」興味のある方は、どうぞ!

劇団轍ホームページ
http://www1.odn.ne.jp/~caa20380/index.html/