大塚ムネトの超不定期日記(2003年2月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歯の治療中であまり固いモノが食べられないのに、なんと田舎からせんべいが山のように送られてきた。・・・・まったくこんな時に限って、なんでせんべいなんだ・・・しかもバリバリ堅焼きのヤツ。 で、困ったことにこれボクの大好物。そりゃ食べるしかないでしょう。目の前にあったら・・・ねぇ。 で、仮歯がポロリ。そりゃ取れるでしょう、固いモノかんだら・・・ねぇ。 で、試しにお茶につけてヤワヤワにして食べたら、これがうまいのなんの!大喜びで、「お茶につけたヤワヤワせんべい」を食べながら、ふっとあることに気がついた 「これっておじいちゃん?」 |
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歯医者さんでの治療中、衛生士さんがボクの口に手を突っ込んで何かの作業していた。ちょうどその衛生士さんの手は、ボクの鼻の穴をふさぐ感じになっている。 口の中には唾液がたまっていて、息をしようとすると咳き込んでしまいそうになる。「咳をして頭が動ごいたら大変」と思い、口で息をするのをあきらめる。 で、残るは鼻呼吸だけなんだけど・・・衛生士さんの手が鼻の穴の上に重なっているので「ああ、ここで鼻呼吸すると鼻息が手にあたるよなあー」と、うかつに鼻呼吸も出来ない。 「ああ!息が出来ない・・・く、くるしい・・・」と、顔は平静を装いつつ心の中は大パニックに!(・・・バカだよね) 結局、変に我慢して苦しくなったせいで、必要以上に激しく鼻で呼吸してしまった。きっと衛生士さんの手に「ムフッ・・・ムフッ・・・」と、ものすごい鼻息が当たったに違いない。うわー興奮してると思われたらどうしよう・・・。かっこわりーぞオレ! |
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伊勢丹の支援を受けることになってから今日でちょうど1年。1番ひどいときには283億円あった債務超過も減り、新しい本館の工事も進んでいる。 小さい頃、日曜になると朝から岩田屋に行っていた。開店待ちのおばちゃんたちに混じって並び、開店と共にダッシュでおもちゃ売り場に向かう。(電池で動くおもちゃを遊び倒すには、朝イチで売り場に行かないと、夕方にはもう電池が消耗していて動かなくなってしまうのだ!)お腹が減ったら料理器具を実演販売しているおばちゃんからご飯をもらって、今度は屋上へ。屋上から天神をぐるっと眺めて、10円ゲームをして、のどが渇いたらフローズンコーラを飲んで、「うわークセーなぁ」なんて言いながら、ペット売り場の子犬をながめて・・・・。本当に一日中楽しく過ごしていた。小さかったボクにとって岩田屋は「料金無料のテーマパーク」だったのだ。 今思えば「店にお金を落とさないジャマ者」なんだけど、そんなジャマ者のボクを誰も怒らずに遊ばせてくれてたんだよね。芝居に登場させても、怒るどころか逆にイベントに呼んでくれるし・・・。岩田屋さんの「懐の深さ」には、すっかり惚れ込んでいる。 |
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あと1回という焦りから、人形の着色が雑になってしまった。しかも、よりにもよって「1番上に着ている着物の模様」がグチャグチャ・・・。あーあ、もう最悪。先生からは「まあ、初めてでそのぐらい書ければ・・・」と、なかばフォローが入ったお言葉が! 「時間もないし、ほかにも作業が残ってるからしょうがない」と自分に言い聞かせ、授業のあとはそのまま稽古へ。 稽古中は集中していたので良かったが、稽古が終わるとまた「雑に仕上げた事」がスゴク気になって、心の中で「だって時間無いし」という自分と、「モノを作る人間として、きちっとやらないのは恥ずかしいぞ!」という自分が戦い始めた。 脚本を書いているときや、かぶり物を作っているときもそうだけど、この「自分との戦いをどこまで続けられるか」が、作品の出来を左右すると思うんだよね。 悩んだ末、来週家に持ち帰って、全部やり直そうと決めた。 |
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映像がないことが決まりしばらくへこんでいたが(今もちょっとへこんでるが・・・)「次回必ず作る!」と言うことで自分を納得させる。その代わり、ほかのスタッフへの注文が、思いっきり増えてしまった。照明、舞台、音響、衣装などなど・・・。 で、1番増えたのが舞台美術に関する注文。相談したら、しただけ形にしてくれる権藤君なので、つい頼ってしまうのだった・・・。というわけで、今日の打ち合わせでも注文出しまくりのボクだった。 |
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稽古場についたら、着物が床一面に並べられていた。「なんだ、ギンギラの衣装にも着物たくさんあるんだ・・・」なんて思っていたら、今回の公演で使えそうなモノはちょっとしかないとのこと。 まあ、役のイメージがはっきりしているので、「着物なら何でもいい」とはいかないのが難しいところ。どうやらイメージ通りの着物を集めるのにずいぶん苦労しているようだ。 「うん、それは、よくわかる・・・大変なのはよくわかるんだけど・・・」でも、諦めるわけにはいかない! 心の中で申し訳ないと思いつつも、「妥協はいやいや」とダダをこねるボク。やっぱり「姫は姫らしく」「殿は殿らしく」あってほしいもんね。 |
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稽古中に、ある役者の演技が変わっていたのでビックリしてダメ出しをした。すると、「この前言われて変えたんですが・・・」と本人もビックリしている。で、色々話しているうちに、どうやらボク自身がダメ出ししたことを忘れていたらしい事が判明。「おいおい、大丈夫かオレ?」とちょっと動揺しつつ、みんなには、 「脚本を書くときはコツコツ型で、ダメ出しはひらめきの天才型なんだよ」 と、苦しい言い訳をしてみた。 |
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各スタッフの「理想と現実」を突き詰めた結果、今回は映像の場面がカットになりそうだ。 今回上演する短編4本のそれぞれに、時代劇の王道のような「オープニングとエンディング」を作ろうと思っていたので残念でしょうがない。 実は、去年のうちに肥前夢街道に行ってロケハンも済ませていて「作る気マンマン」だったので、なかなか気分が切り替わらない。あーあ、せっかく、映像編集ソフトの使い方も覚えて、タイトルもほぼ完成してるのになぁ・・・。 まあ、確かに、「いちいち終わるごとに映像に切り替える」ってのが大変なのもわかるんだけどねぇ・・・。 |
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今日ついた荷物はコナミの「懐かしのSFビークル」と言うシリーズ。もちろん今回も箱買い。毎回書いてるが、このシリーズはホント出来がいい。全部で7種類のマシンはどれもほれぼれするモノばかり。 特にスペース1999に登場する宇宙船イーグル号の造形のすばらしいこと! 実際の資料写真と比べると、もちろん違うところもたくさんあるのだが、何が見事って、「ちゃんとそれらしく見える」と言うこと!これって、すごいよね。小さいサイズで、しかもコストが限られている中、「ちゃんとらしく」作り上げるなんて! 全体のバランスを破綻させずに、ちゃんと「省略と強調」を効かせた作品を作る。 この「バランス・省略・強調」って、モノを作る上でとても重要で、じつはギンギラのかぶりモノを作る時にも、このポイントをしっかりふまえて作るようにしている。と言うわけで、この食玩作品を手にとって眺めつつ「自分ならどう作るか?」を考えると、ものすごく勉強になる。 ボクがただ手に持って「キーン」とか言って飛ばして喜んでいるだけだと思ったら大間違いなのだ。 |
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稽古のあとにスタッフ会議。今日は衣装担当の立石さんも加わっての話し合い。13日の第一回目の会議をふまえ、それぞれが予算プランを出し、「理想と現実」のすり合わせが続く。もちろん、すんなり折り合いがつくはずはなく、10時過ぎから始まった打ち合わせは、夜中の2時近くまで続いた。 13日の会議と同じように、ひたすら「火をつけたり消したり」を繰り返したボク。 いや、今日は「絶対実現してくれなきゃイヤだー」と、火をつけてばっかりだったかもしれない。悪いなあーと思いつつも、ボクが諦めたらそこで終わりになってしまうので、「出来るだけ理想に近いプラン」に落ち着くまで、ひたすらねばる。 もちろん、それぞれのスタッフが頼りになるからこそ、ねばってるんだけどね。・・・って、フォローになってない? |
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今日の授業中に、人形の完成発表会についての連絡があった。日程は3月11日からで会場はリバレインとのこと。11日と言えばちょうど本番の1週前になる。よりにもよって、公演の準備で1番忙しいときに発表会とは!もしかしたら、全然会場に顔を出せないかもしれない。せっかくの発表会なのになぁ・・・。出来ることなら自分の人形の横で1日中ニコニコしていたいところ。 「でも本番1週前と言えば、絶対かぶりモノ作りでバタバタしているもんなぁ・・・。」なんて思いつつひたすら仕上げの作業が続く。発表会当日のことより、まずは発表会に間に合うように人形を完成させなければ! |
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なんのCMかって?週刊スタートレックのCMに決まってるでしょ!そう、宮城だけでテスト販売だったのが、遂に全国発売が決まったのだー!やったー!宮城版を無理矢理定期購読していた苦労がこれで終わる・・・。 トレッキーが集まるHPでの報告によると、なんと「スマスマ」の放送枠でもCMが流れていたとのこと!すごいぞー! 「え、たかがCMが流れたぐらいで嬉しいのかって?」 嬉しいに決まってるでしょ!だって深夜枠でひっそり放送されているスタトレの映像が、ゴールデンで流れたんですよ!ゴールデンで!こんな事あり得ないんだから! |
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稽古が終わったあと衣装会議。全部で60近く登場するキャラの衣装をどうするか相談する。ギンギラはかなり衣装持ちのほうだが、時代劇は初めてなので、とにかく着物が足りない。あと全然無いのが袴。 とりあえず「すぐやられるキャラの衣装」はありモノでいいとしても、結局ほとんどのキャラの衣装は「買うしかない」と言うことになった。集めてきたカタログで値段を調べたが、ちょっと豪華な袴だと1腰(袴を数える単位は腰って知ってた?)で3万円ぐらいする。着物についても舞台映えするようなヤツになるとやはり高い。 「衣装がしょぼくなるのは絶対いやだ!いやだー!」と言い張るボク。先日の舞台打ち合わせに続き、またしても「理想と現実」のはざまで話し合いが続く。 |
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今回客演してくれる次賀くんが夢街道の方を知っていたので、彼を通して協力をお願いしていたのだが、どうやら全面的に協力してもらえそうだ。やったーいいぞ夢街道! これで刀や鎧などの調達はうまくいきそうだ。 |
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太宰府天満宮の東側に「お菓子の神様」を祭った小さな神社がある。ウォーカーのコラムでこの神社のことを書こうと思い、改めて太宰府へ。 脚本に煮詰まったとき、公演の前後、そして年末年始と、ことあるごとに太宰府天満宮に行っているボクとしては、お菓子神社が太宰府にあることを知ったとき、またしても「何か縁のようなモノ」を感じてしまった。 |
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稽古のあとスタッフ会議。メンバーはボクと、舞台監督の横山君、舞台美術の権藤君、照明のアラマッキーの4人。 それぞれの部署とは打ち合わせもしているし、やりたいことも伝えているのだが、問題は「では、どれを取って、どれをあきらめるか」ということ。さっそく、舞台装置の話を権藤君がすると、アラマッキーから「そのプランでは照明がつれなくなってしまうから」と待ったがかかる。 さあどうする?もちろん予算だって限られてる。 あいだで仲裁するつもりで話に参加していたはずが、どちらかが諦めそうになると「いやいや、諦めないで戦ってくれ!最初に打ち合わせしたプランを実現させてくれ!」と火をつけるボク。 火をつけたり消したり・・・・ |
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今回登場する「敵ボス」の衣装は、脚本が出来る前から具体的な姿が頭に浮かんでいた。で、その衣装を借りるにはお金がどのくらい掛かるのかを調べてもらっていたのだが、今日金額の報告があった。その報告によると、1日レンタルで3万円かかるとのこと。 ということは公演6日間借りるだけで18万円! ただでさえ、今回は衣装、装置、刀などの小道具など、かなりお金がかかりそうなのに、1キャラ分の衣装だけで18万円とは! すでに具体的な姿が浮かんでいたんだけど、考え直すしかないかなぁ・・・。 |
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あと3回で博多人形体験講座が終わるというのに、ボクの人形が全然完成しない。本番が重なって仕方なく休んだ以外は、すべて出席して「黙々と作り続けている」というのに。やっぱり、「歌舞伎モノ」は初心者が作るには難しすぎたんだろうなぁ・・・・原型作りの時もギリギリまで時間が掛かったし。「どうせなら作り甲斐がある方がいい」なんて思ったボクがバカだった。 このままでは作品展示会でボクの作品だけ未完成なんて事になるかもしれない。それだけは何としてもさけたいので、1番時間がかかりそうな「顔」を持ち帰って、家で少しずつ作業することに。 |
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リバレインにある文化芸術振興財団で打ち合わせをしていたら、あんみつ姫の支配人に会う。ここで打ち合わせの時には、なぜか支配人に会う事が多い。「よく会いますよね」なんて笑いつつ、しばらくお互いの近況報告会になった。 で、財団の打ち合わせが終わって、今度は西鉄グランドホテルで取材を受けることになっていたのだが、ホテルロビーの喫茶店で、また支配人に会った。 |
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稽古前に制作からチケット販売状況の報告があった。ショッパーズのプレイガイドで状況を確認してきたところ、すでに9割近くのチケットが売れているとのこと。プレイガイドの方の話によると、電話予約だけでなく朝からたくさんのお客様が買いに来てくれたらしい。「お客様が楽しみに待っていてくれている」という幸せを改めてひしひしと感じる。 期待を裏切らないように頑張らなければ! |
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今日は先行予約の日。稽古の途中に入った報告によると、全体的に売れ行き好調で、先行予約分がすべて売り切れた日もあるとのこと。その報告を聞いてしばらくみんなで大喜びする。 もしかしたら、デートがあるかもしれない、見たいテレビがあるかもしれない、仕事が長引くかもしれない・・・などなど、いろんな事が起きるかもしれない「1ヶ月後のある1日」を、真っ先に「僕らの芝居を見る日!」と決めてもらえるなんて、本当に嬉しい。 |
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只今、最終話のクライマックスシーンを書き直し中。第1話が第3稿にまで変わり、それに伴い第2話、第3話の登場人物、物語の展開もだいぶ変わったので、その変更にあわせて第4話の最終シーンも書き直しているというわけ。 もともとの予定とかなり違うひろがり方をしてしまった風呂敷を、さて、どう閉じたものかと思案中。 問題は、全体の上演時間。今回は全体で120分以内にしたいと思っているが、今のままだと120分を超えてしまいそうなのだ! 出来るだけどの役者にも「時代劇特有のカッコイイ場面を作ってあげたい!」と頑張っていたら、つい場面が増えてしまったんだよねぇ・・・。 |
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資料用にいくつか新聞を取っているが、「占いコーナー」を見ると、自分の運勢が新聞によって違っているのがちょっと面白い。 今日のボクは、ある新聞では「自分勝手は慎め」と書かれてて、別のには「今日はあなたのワガママが通る日です!」とあった。まったく・・・結局、今日のボクは、勝手でいいの?いけないの? 一体どっちなんだ!同じ1日なのに、「要注意からラッキーまで」占いも様々。 もちろん、自分に一番都合がいいやつを選び、「ほぼ毎日」をラッキーデーとして過ごしているんだけどね。 |
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昨日の舞台に続き、今日は音響の打ち合わせ。稽古場で練習が終わったあとに音響担当のTKと打ち合わせ。まずはそれぞれの場面の音のイメージについて話す。今回は4部構成の脚本なので、音響のキッカケもかなりの数になりそうだ。 今回はサクサク脚本を書き上げて、更に、書き直しも進めているので早々と打ち合わせが出来ている。いいことだ。 このまま早め早めに準備を進められたらいいんだけどなぁ・・・。 |
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さっそく舞台美術担当の権藤君と打ち合わせ。ボクが今回の舞台でやりたいと思っている「装置をからめた演出プラン」について相談する。 で、そのプランのほとんどが、西鉄ホールで「無理じゃないですか・・・」と言われた事を権藤君に話したら、あきらめるどころか、逆に「彼の職人魂」に火をつけてしまったようで、「確かに今のままでは無理だけど、こうすれば実現可能です!」と、具体的な提案をその場でしてくれた。 彼には、去年の2月公演「福岡電話物語」で舞台装置を作ってもらって以来だが、この時も、ボクが言ったワガママを全部実現してくれたんだよね。ホント頼りになる。 というわけで、今回は「お馬鹿なモノから、とっても大きなモノ」まで、色々な舞台装置が登場する予定なのでお楽しみに!! |
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家で印刷できなくなってしまったので、天神にいた劇団員にメールでデータを送って、キンコーズで出力してきてもらった。あーもう!せっかく脚本が出来て嬉しいハズなのに、何かビミョーな気分。 連日の書き直しですっかりヘロヘロだったが、書き直した脚本をみんなが喜んでくれたので、ヘロヘロ気分は「やり遂げた達成感」に変わった。こうなると、疲れが心地いいんだよね。・・・・って調子よすぎるかな? |
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「よしゃー脚本が出来たー!よーし、あとはプリンターで印刷するだけだぜ!」 ノリノリでプリンターの電源を入れて、印刷を開始した。と、その瞬間「ウガガガガ・・・」とプリンターからものすごい音が!で、プリンターが動かなくなってしまった。 そんなのってありか?やっと書き上げたのに!あとは印刷して稽古場に持っていくだけなのに!みんな脚本を待っているのに!このタイミングで壊れるなんて、ひどいよね。ずっと大事に使ってきたのになぁ・・・。 「最後の1枚を印刷したところで壊れる」とか、 無事印刷して、稽古場でみんな大喜びして、気分良く家に帰ってきてプリンターのコンセントを見たら抜けてて、それを見つけたボクが「そうか、本当は電源が入ってなかったのに、喜ぶボクの顔が見たくて印刷してくれたんだね・・・ありがとう」とか、 もうちょっとアンビリバボーな展開が出来なかったのかね。「おい、もっと状況を読めよ!」と、プリンターに文句を言った。で、本当に声を出して文句を言った自分が寂しくなった。 |
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と、調子に乗ってバリバリ脚本を書く。徹夜も何のその、(筆が進むのってスゴク気分がいいから、徹夜なんて全然気にならないのだ!) が!!稽古場で読み合わせをしたあと恒例となっている「脚本ダメ出し大会」で、かなりツッコミが入った。それもシュンとなるぐらいに。「おお!!降りてきたぜー!」と浮かれ気分だったのでよけいへこんだ。トホホ・・・。 家に帰って書き直そうと思ったが、テンションが下がったら、とたんに徹夜がつらくなって、あっけなく力尽きて寝てしまう。が!!ここからがすごかった。「ある場面をひらめいて」目が覚めたのだ!ホントだよ、ホント!猛烈な勢いで一気に書き直す。「今度こそ、本当に降りてきたー!」・・・かな? すべては明日の稽古で明らかに! |