戻る
大塚ムネトの超不定期日記(2004年5月)
2006年 1月 2月 3月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 10月 11月 12月


2004年05月31日 「細かく分類」から「大ざっぱな分類」に

全然整理が進まないので、資料の細かい分類を諦めて「同じ仕事(公演)に関するモノを1つの袋にまとめる」と大ざっぱに分類することにした。

制作資料、脚本、チラシなどを「とにかく悩まずに」袋にまとめていく。

この「悩まない」と言うのがいいみたいで、あっと言う間に分類が終了。まあ、「これで分類したといえるのか」とも思うが、どこに何があるかわからないカオス状態よりはまだマシ。この「開き直り分類法」で、ようやく整理が終わりそう。

2004年05月30日 歌舞伎十八番「暫」

NHKの劇場中継で「暫」が放送。ボクが初めて作った博多人形は、この「暫」に出てくる鎌倉権五郎景政という人物だった。作った当時は写真資料しかなくて全体をつかむのに苦労していたので、「今日の映像があればもっと忠実に作れたのになぁ・・・」と悔やみながら放送を見る。

写真ではわからなかった着物の質感も、動くときの「シワの出来かた」で布の厚みや重さがよくわかる。食い入るようにずっと見ていたら、また作りたくなってきた。1度作っているので反省点や改善すべき点もわかっているし、この映像もあるので(もちろん録画)、今度こそ納得のいく人形が作れそう。

2004年05月29日 「お蔵出し」稽古の初日

まずは初日恒例の、それぞれのおもしろ話や最近観た芝居の話から。1時間ぐらいワイワイやってたかな。で、ひとしきり盛り上がったところで稽古へ。

集まったメンバーで組み合わせを変えながら脚本を読んだが、どの組み合わせもそれぞれ味があって面白い。今回は短編をいくつか上演するので、それぞれの作品に合わせてうまく配役できればと思っている。

2004年05月28日 ハードディスクの整理

マシンのハードディスクに録画していた2時間映画をDVDに焼きたいのだが、最高画質だと1枚のディスクに入りきれないので困っている。標準画質にデータを変換すれば何とか収まるけど、そんな事したら画質が落ちてしまうし。

大体、「動きが激しい場面」になるとブロックノイズが出る画質を、標準なんて、よく言うよなぁ・・・。

で、「2枚にわけて焼くか、それともDVDを諦めてビデオにダビングするか」と悩んでるうちに、いつのまにか録画した映画でハードディスクが一杯になってしまったんだよねぇ。このままだと他の作業にも支障が出て来そうだし・・・さてどうしよう。

うーん困った、部屋と一緒で全然片づかない。

2004年05月27日 ようやく色んな締め切りから解放。

気が付くと部屋中が書類で埋まって散らかりまくっている。本番前以外でこんなに散らかったのは初めて。そういえば4月のきららからずっとバタバタだったからなぁ・・・。

とりあえずコーヒーを一杯飲んでから、覚悟を決めてひたすら片付ける。たまっていた新聞を切り抜いて、項目ごとに書類をわけて・・・で、2時間ぐらいしたところでふと気が付いた「あれ、全然片づいてないぞ!」。バラバラの書類の山だったのが、ジャンルごとにまとまった書類の山に変わっただけ。

うわーどうしよう・・・全然片づきそうにない。

2004年05月26日 名前を出すよりも

今日は「デイ・アフター・トゥモロー 」の試写会。ずいぶん前から楽しみにしていたのだが、今日締め切りの原稿が間に合いそうにない。で、映画を断念してひたすら原稿を書く。一足早く観れると思ってたんだけど・・・ちょっと残念。

この映画の予告編って、監督のことを名前じゃなくて「インディペンデンス・デイの監督」と紹介しているけど、これって監督本人は納得してるのかな。そりゃあ宣伝側からすれば、「ローランド・エメリッヒ監督の新作」と言うより、「あのインデペンデンス・デイの・・・」と言った方が、一般的なインパクトはあるもんね。ボクが宣伝担当でも、きっと同じ事をするだろうし。まあ娯楽映画だから、監督も全然気にせずに、「少しでも観客が増えればいいんだ」と思ってるかもしれない。

何たってハリウッド映画は「当てないと次がない世界」だし。

2004年05月25日 危なかった・・・。

DMデータを渡そうと天神に出たら、渡す直前で入稿データにミスがあることに気づく。どうも最終保存の段階で作業ファイルと入稿ファイルがごっちゃになってしまったらしい。しょんぼりしながら家に戻り、修正してからまた天神へ。まあ「間違ったまま入稿」せずに済んだだけでも良しとするか。

そう言えばマシンのハードデイスクがデータで一杯になりつつある。バックアップを含めて保存しないと、マシンに何かあったときに大変だ。

2004年05月24日 当日券の販売はありません!

明日入稿なので今日はDM作業。先週みんなに見せたときに出た意見も参考にしながら、最終デザインを仕上げる。苦労したのは表側の公演情報。ハガキの下半分しか使えない決まりなので、狭いスペースに情報をレイアウトするのに苦労する。

20日の日記にも書いた通り、今回はいつもと違う公演なので情報が多い。会場も変わるし、平日の夜2回公演だし、何といっても「限定800人の売り切れ御免公演」だし。

あと制作的に大きく違うのが「今回は、当日券の販売をしない」ということ。

当日ふらっと来れないとか、当日券がない弊害もあると思うが、今回の会場は100人ぐらいで一杯になるので、当日券の販売をすると入れないお客様が出てくるのが目に見えている。「せっかく来たのに入れない」という状況は何としても無くしたい。来ていただいたお客様を帰すなんて絶対やりたくない。で、思い切って「当日券の販売をやめる」ことにしたわけ。

前日までは前売券を販売するので、「何とか前日までにスケジュールを決めてもらえれば・・・」と思っている。どうか、今回当日券がないことをご理解いただきたい。

2004年05月23日 夢天神へ

幕末純情伝を観る。とまとママが最初から最後まで男役だったのが新鮮だった。あとギンギラでもおなじみの、劇団轍の次賀君も出ていて見事な立ち回りを披露していたなぁ。やはりうまい人がやる立ち回りはいいね。

秋には嘉穂劇場での復活公演も決まっているので、今日は「時代劇を舞台でやる場合の構成」に特に注目して観ていたが、30人ぐらいが舞台で大暴れする「圧倒的な大人数の立ち回り」など、見所がいくつもあって感心した。

終わった後は打ち上げに参加。知ってる役者たちから公演の裏話を色々聞く。30人ぐらいが大暴れの場面では、「1人が5回位斬られていた」とのことで、斬られてソデに引っ込んでは、また別の場所から飛び出していたらしい。という事は延べ人数で150人ぐらいが斬られていたわけか・・・道理でスゴイ迫力なわけだ。

打ち上げは深夜1時に解散。その後は、とまとママと2人で別の店で飲む。結局夜中の3時ぐらいまで飲んでいた。

2004年05月22日 収録

昼1時から収録がスタート。今回はFMでのステレオ放送なので「立ち位置」を決めながらの収録となった。

AMのモノラル放送だと「声が大きいか小さいか」による「距離感」だけでいいのだが、ステレオだと、さらに「声が聞こえるのは右側か左側か」と言う位置関係も再現しなければならない。出演者たちは、2本のマイクの間を移動しながらの収録となった。で、慣れていない子は「移動しながらも顔はマイクの方を向いたまま喋る」というのに苦労していた。あとリハーサルでも課題だった、「声の大小ではなく、ニュアンスを大きく表現する」というのでも、やはり苦労していたかな。

収録が終了したのは深夜0時すぎ。50分(正味45分)のドラマを収録するのに半日もかかるなんて、ドラマ作りってほんと大変な作業だ。出演のみんなはこれで終わりだが、あくまでも今日はセリフの収録だけなので、さらに効果音を加えたりと、スタッフの作業はまだまだ続く。

さてどんな仕上がりになるのか楽しみだ。

2004年05月21日 リハーサル

昼からリハーサル。今回はギンギラメンバー以外に、ばぁくうの佐藤さん、夢工房の石川蛍さん、北九州時代お世話になった響座のりゅうさんなど、「ラジオドラマのベテラン」の方々に集まってもらった。

まずは軽く読み合わせからスタート。ギンギラのメンツもがんばっていたが、何と言ってもベテラン組の表現力の深いこと・・・。声も魅力的だし、思わず聞き惚れてしまった。

で、さらにありがたかったのが方言の修正作業。「全国の人が聞いてもわかる範囲でありながら、ちゃんと博多弁に」と言うので苦労していてたのだが、ベテラン組のアドバイスのおかげで大体の妥協点が決まった。

2004年05月20日 DM作り

7月の「お蔵出し公演」のDM作り。来週頭には入稿なので、「ほぼ完成形」迄デザインを整える。あとはみんなに見せて「間違い探し&感想」を聞くだけ。

7月公演は、新しい試みがいくつもある。まず、「お蔵出し」と題して、これまで未公開だったネタやレアなネタを上演するのが初めてだし、ぽんプラザでギンギラ公演も初めて(まあボク自身は、かぶりモノ展やワークショップ発表会、4月のきららなど、この会場をよく使っていて、かなり気に入っている。ここは地元の劇団にも人気の小屋なのだ。)

ただ・・・人気が高いおかげで会場が思ったようにおさえられなかった。

今回は少なくとも一週間ぐらい会場をおさえたかったのだが、7月12日(月)から15日(木)迄の4日間しか連続してとれなかった。上演は60分なので一日2回公演をするとしても、全部で8回しか公演が出来ない。会場は100人ほどで一杯になるので、つまり今回の公演は「800人限定、売り切れ御免公演」という事になりそう。

2004年05月19日 お蔵だし公演に向けて

九州ウォーカーの演劇ページ用に、倉庫で写真撮影。今回は、山のようにあるかぶりモノを前に「あえてかぶらずに」みんなで集合した写真を載せることにした。

お蔵出し公演なので「何が出てくるかはお楽しみ」と言うわけ。

多分300以上ある(200過ぎてから数えるのをあきらめた)かぶりモノを並び替えながら、写真の構図を考える。

撮影が終わった後はみんなで煮込みへ。

2004年05月18日 細々修正

金曜日のリハーサルに向けて脚本修正が続く。で、「運送屋さん」と言う表現にクレームがついた。担当が言うには「〜屋」というのは、差別表現になるのだそうだ。例え「さん」をつけてもダメで、許されるのは「本人が自分のことを指していった場合に限る」とのこと。

確かに辞書を引くと、「屋号」と言う意味だけでなく、「相手の性格や職業につけて、少し軽蔑を込める言い方」と書かれていた(例えば気分屋とか)。この「少し軽蔑」という加減が難しいよね。言い方とか、相手との関係とかで印象も違うだろうし。

結局「運送屋さん」は「運送会社さん」に変更することに。

2004年05月17日 学生たちに発表してもらう日

今日で九大の授業は最後。先週、「自分たちで街を調べて芝居を作りなさい」と言う課題を出して、まあ難しいだろうから「2キャラが登場する5分ぐらいの簡単な話でいいよ」と指示を出しておいた。

発表が今日だったが、4つのグループのどれもがしっかり作品を作っていたので感動してしまった。まず驚いたのが、ちゃんとかぶりモノを作っていること、そして5分どころか10分以上ある作品のセリフをしっかり憶えていること。

芝居の経験がなくてここまでやるとは、ほんと予想以上だった。もう全員合格で単位をあげようと思う。

2004年05月16日 NHK特集で

アメリカで開催の「ロボットカーレース」の様子を放送していた。誰も人が乗らない無人のロボットカーが繰り広げるレース・・・こう書くと、夢がある話のようにも聞こえるが、何とこのレースの主催は国防省。

そして目的は「無人の戦闘車両を作る事」なのだ!

レースの舞台は砂漠地帯。つまり「砂漠での戦闘を想定している」というわけ。という事は・・・どこで戦うつもりか言わずもがなだよね。明るい未来どころか恐ろしい未来の話だった。

2004年05月15日 オーディション

夕方から局で出演者のオーディション。ギンギラのメンバーや、他のプロダクションの役者さんに、脚本の一部を読んでもらう。「大きな声」ではなくて「自然な声」をとの要求に、ラジオドラマに慣れていない子はちょっと苦戦していた。

今回の作品には「主人公のおじいちゃん」など年配の役があるので、ボクより年上の方にも出演をお願いしている(こっちは、地元で長年活躍されている方にすでにお願い済み)。いつもの公演では、自分が一番年上でやっているので、ボクよりもベテランの役者さんと一緒に仕事を出来るのがスゴク楽しみ。

夜はギンギラの飲み会。久々に松ちゃんや瀬戸さんも一緒に楽しく過ごす。

2004年05月14日 コンパス取材

昼から福ビルの西鉄本社へ。受付の子をはじめ、どんたくで一緒だった人がたくさんいたのでまずは「どんたく話」で盛り上がった。雨という悪条件が「苦難を共にした仲間」という意識につながっているので、何とも面白い。3日の日記にも書いたが、雨もまた良しと言うことかな。

今度のギンギラ新聞は「キップ特集」なので、まずは担当の方に記念キップなど色々見せてもらう。そのあとは福岡駅に移動して、自動改札機や販売機の裏側を見学させてもらう。回収した切符の山など、今回も面白いモノをたくさん見ることが出来た。詳しくは次回のギンギラ新聞をお楽しみに!

なお、ギンギラ新聞が載っている「西鉄電車情報誌コンパス」は福岡駅など主な駅のインフォメーションコーナーで無料配布中(最新号は西鉄グッズ特集)。数に限りがありますので欲しい方はお早めにどうぞ!

2004年05月13日 ワークショップ体験

6月に財団主催のワークショップに関するシンポジウムがある(ボクも3月にやった公演について話すことになっているのだ)。で、今日は関係者が集まって「ワークショップ体験」をする日。

世田谷パブリックシアターの方を講師に、同じく6月のシンポジウムに参加するK2の後藤さんや、財団の方々に混じってボクも一緒に体を動かした。

そのあとはジャンジャンで晩飯。パパさんママさんに頼んで、食事が終わった後はお茶を飲みつつ脚本作業をさせてもらう。営業の邪魔にならないようにカウンターの端っこでコソコソ書き直し。合間でケーキを頼んだり、アールグレイをおかわりしたりと、快適に過ごさせてもらった。

おかげでいいアイデアもひらめいたし、今度からに詰まったときはジャンジャンで脚本を書かせてもらおうかなぁ。

2004年05月12日 徹夜が続く

ラジオドラマの脚本修正が続いている。「場面を丸ごと書き換え」というのが1つ残っているが、それ以外は細かいセリフの修正だけなので、ようやく全体が見えてきたかな。

しかし苦労した。そもそもやりたかった話と、(色んな事情があって)どんどん変わってしまったので「自分は何をやりたいんだろう?」と、書きたいことを見失いかけたこともあった。

苦労した甲斐があって、何とかギンギラらしい作品に仕上がりそう。ただ、他にもやらないことが色々あって、そっちの遅れが出だしているのがちょっと心配。がんばらねば・・・。

2004年05月11日 ある意味サバイバル

昼から天神でナレ録り。ある劇団の女優さんと一緒になったので、ブースでの待ち時間に芝居の話を色々する。お互いにいい歳だったので、「大人な芝居をもっと増やしたいよねぇ」なんて話になった。まあそのためには、「大人な役者」が増えないと無理なんだけどねぇ・・。

若い劇団は、(福岡の環境がいいこともあって)ほっといても次々出てくるが、問題は、その子たちが長続きしないという事。経験を積んで「味が出てきたなぁ」と思う頃には、やめていく子が多いんだよねぇ。ボクも何度かやめようと思ったことがあったから気持ちはわかるんだけど・・・続けるって大変だし。

「こっちも頑張るから、お前も頑張ってくれよ!」と思う今日この頃。

2004年05月10日 九大でギンギラ

九大での講義2回目。今日は、いよいよ生徒の前でギンギラを見せる事になっている。で、まずは「他県から来て福岡のことを知らない学生」の為に、天神と博多の歴史を簡単に説明。

続いて約10分の短編を上演。

そのあとは学生との質疑応答の時間で、出演したメンバーにも参加してもらい、学生からの質問に答えてもらう。元気のいい学生ばかりなので、次々質問が出てあっと言う間に講義が終了。話し足りない子もいたらしく、引き続いての親睦会でもかなり盛り上がっていた。

次回はいよいよ最終回。学生たちに課題を出しているのでとても楽しみ。課題の中身は「自分たちで街を調べて2キャラ作り、約5分間、お互いの思いを語り合いなさい」というやつ。さて、どんなキャラが出てくるやら・・・。

2004年05月09日 「低俗は論外だが、良い意味での通俗を求めた」

NHKの日曜美術館で、写真家・秋山庄太郎の特集をやっていた。で、週刊誌の表紙を飾る女優の写真などで人気のあった秋山のことを、「芸術というよりは大衆に向けた写真だ」と批判する声もあったことが紹介されていた。今日のタイトルは批判に対しての秋山のコメント。

しかし、「お客様に喜ばれる」のを大切にすることを、どうして批判するんだろう?

どこの世界にも「表現とは○○でなければならない」と、一元論的にしか語れない人がいるんだろうなぁ。

ボクは今エンターテインメントを追求しているが、だからといって「エンターテインメントが1番で他はダメ」なんて全然思わない。他のジャンルでも素晴らしい表現はいくらでもある。

「違うこと」を否定するんじゃなくて、楽しむ方が豊かに生きていけると思うんだけどねぇ。

2004年05月08日 いかん・・・・ついていけてない!

天神のビックカメラでプリンター用紙を買おうとしたら・・・あまりの種類の多さに戸惑ってしまった。なんか全然ついていけていないぞ。他にも記録メディアとか、外付け機器とか・・・結構凝り性のはずなんだけど、コンピューターだけはどうもよくわからない。

どれがいいのか悪いのか、高いのか安いのか?

ちゃんと勉強していない自分がいけないのだが、このHPを管理してくれている藤尾君など「マシンに強い人」がまわりにたくさんいたので、つい甘えちゃてたんだよねぇ。

2004年05月07日 打ち入り

天神でギンギラの稽古。来週の九大の授業で短い作品を上演する事になっているのだ。何度かセリフをあわせて、そのあとは7月「お蔵だし公演」のミーティング。上演候補の脚本をみんなで読んで、大体の内容を決める。

稽古場が10時までだったので、親富孝通りのお好み焼き屋へ移動してミーティングの続き。で、「せっかくだから7月公演の打ち入りにしよう」ということになる。ここのお好み焼きはおいしかった。

途中で制作の立石さんから、CMオーディションの参加希望者を捜しているという話が出たが、先方が欲しいのは「キル・ビルな女性」とのこと。なんだそりゃ?

2004年05月06日 食い物に走るしかないか?

熊本に通っている間にたまった新聞の整理がまだ終わらない。終わらないと言うより、日々の新聞もあるので「どんどん増えていく」という感じ。やばい、切り抜いても切り抜いても全然ゴールが見えてこない。まるで内職か何かのように、ひたすら新聞のスクラップ作業が続く。

最初は脚本作業の気晴らしだったはずなのに、あまりにも新聞の量が多くてスクラップ作業が辛くなってきた。で、仕方なく脚本に戻って、煮詰まって・・・ああ、辛い。

いかん、楽しい事を探さなければ!

2004年05月05日 何がでるかな

7月に「お蔵だし公演」を企画している。これまでギンギラのイベントで上演したものなど、「一般に披露していない作品」を集めて、約1時間ほど上演しようとしているのだ。

で、これまで上演した各種イベントの脚本を読み直しているのだが、上演時間が5分ぐらいのものから1時間のものまでと、「よくこれだけやったなあ」と自分でも思うぐらい作品がある。

とびっきりのヤツを選ぶのでお楽しみに!

2004年05月04日 買っちゃった!

バカ映画「地獄甲子園」のDVDを買ってしまった。ダビングしたヤツは持っていたのだが、DVDコーナーで見つけてしまい衝動買い。いやー何度観てもバカすぎる。いい、スゴクいい。ボクの中の「バカメーター」は思いっきり振り切れてしまった。

忙しい日が続いた時は、「バカメーター」が振り切れる作品を観て気分転換。

2004年05月03日 どんたくパレード

昼過ぎに福岡駅に集合。駅2階の「空き店舗」を控え室としてパレードの準備をする。部屋の中には背が高いテーブルがいくつか置いてあったので、元々は立ち食いの何かだったのかな。

ギンギラからパレードに参加するのは10人。天神のど真ん中で着替えての移動だったので何だかテンションが上がってしまった。

昨日から激しい雨が続き、パレードを辞退する団体も相次いだが、西鉄バス軍団に「辞退」という文字はない。大雨の中、バスキャラ53人とギンギラ10人の行進がスタート!

雨のせいでコンディションとしては最悪だったのだが、逆に「雨なんかに負けるか!」と、みんな大盛り上がり。きっと、悪条件が逆にみんなの心を一つにしたんだと思う。(パレードをしたみんなが何だか戦友のように思えてきたもんね。)

で、パレードのあとは社長(ボクらと一緒に雨の中行進したのだ!)をはじめ参加者たちと握手。みんなが口々に「楽しかった」といってくれるのが嬉しい。記念写真を撮って、じゃんくうでの打ち上げに突入。さらに何人かで2次会のカラオケへ行く。今日は1日大騒ぎの日だった。

2004年05月02日 プロット完成

最初に考えた話は「不法駐輪日本一の天神を舞台に、一台の捨てられた自転車が色んな人に乗られながら冒険していく物語」だった。

自転車を野良猫に見立てて、その「ノラ自転車」がビルや乗り物に出会って成長していくという、ギンギラらしい話にしようと思っていた・・・が、すぐに「他人の自転車に乗るのは犯罪なので・・・」と設定変更が必要になり、さらに「モノだけでなく人間ドラマも入れて欲しい」と要望が出てきた。

で、色々変更が出だした時は、正直、この先どうなるやらと不安にもなったが、担当ディレクターも一緒になってアイデアを出してくれたおかげで、「人間とモノが語りあう世界の話」という、今までのギンギラとも違う「新しい物語」が見えてきた。

これから脚本にしていくのが大変なのだが、今までにない話が出来そうなのでとてもワクワクしている。

2004年05月01日 70時間!

CSのスーパーチャンネルで「まるごとスタートレック」と題して、1日中スタトレを放送する日がある。最初は「まるごと24時間(つまり1日中放送!)」だったのが、「まるごと48時間」になり、ついに今年は「まるごと70時間」にまで拡大。

ファンサイトの掲示板では、「どうやって全て録画すればいいんでしょうか?」とか、「まるごと70時間って・・・え、ほぼ3日!いつ寝ればいいの?」と、嬉しい悲鳴の書き込みが続いている。

今回の目玉は「エンタープライズ第2シーズン全話放送」だが、幸い福岡の局が「全国に先駆けて最新シーズンを放送してくれている」おかげで、まるまる見ずにすむので助かった。

いつもはボロボロになりながら全て見ているが、今年は体に優しく過ごせそう。