大塚ムネトの超不定期日記(2002年4月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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始まるのが部屋の掃除。 思うに、なかなかイメージが具体的にならない「結果が見えにくい」脚本の作業に対して、やればやるだけ、目に見えてきれいになる「結果がはっきりわかる」掃除という作業がうれしいのだと思う。そんなわけで、脚本執筆中の今が、年間を通して「1番部屋がきれいな時期」ということになる。 今日の「現実逃避のための掃除」は風呂場のタイル磨きだった。(そう、すでに煮詰まってるのだ!!)「タイルの目地に詰まった汚れを取る」という事だけに、全神経を集中してひたすらにブラシでゴシゴシこする。普段、全然掃除をしないので、もう見る見る汚れが落ちていく。行動への結果がすぐに出るので嬉しい嬉しい。 残りのページ数を気にしながら読む「お気に入りの本」のように、掃除をしてキレイになったところと、まだ汚れているところの境界線をしっかり確認しながら、「ああもう半分まできた・・・ああ、後残り3分の1ぐらいだ・・・」と作業を進めていく。調子に乗って、バスタブを裏返して(バスタブがはずれることを発見したのだ!)裏側まで掃除してしまった。 風呂場を隅々までピカピカにして今日1日を終了。 ・・・って、終了していいのかオレ? |
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太陽家具で一目惚れしてしまったアームライトを購入。これで我が家のアームライトは5台目になってしまった。もう部屋中にニョキニョキとライトが立っている。たいして広い部屋でもないし、机での作業用に1台あれば十分なのだが・・・。形に惚れ込んでしまうと、もう、どうにも自分を押さえられない。 こんな事なら、最初に「リチャード・サッパーのティチオ」(マンションの広告とかで、よく机の上にのっているおしゃれなライト)とかを買っとけばよかったかなあ。 |
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今日は1日脚本の作業。「現在のシーン」の構成を進めているのだが、連日、経済面をにぎわすニュースが続いているので、全然まとまらなくて困っている。まずは、「過去のシーン」を練習しながらギリギリまで粘って、「現在のシーン」に出来るだけ最新情報を盛り込みたいと思う。 気分転換にケーブルで放送の「シャイニング(キューブリック版)」を観る。初めて劇場で観たときには、スタディカム・カメラ特有の「全然ブレずに画面がぐんぐん迫ってくる映像」にドキドキしたのを覚えている。原作のスティーヴン・キングはこの映画が大嫌いらしく、自ら別にシャイニングを作ってしまったほど。たしかにキューブリック版は、ホラー映画のくせに「ちょっと気取りすぎ」な感じもする。まあ、主役のジャック・ニコルソンの顔が怖すぎると言うことですべてOKかと・・・。 キング原作の映画といえば、「デットゾーン」が1番気に入っている。(これは、超おすすめ!もう、むちゃくちゃ泣ける映画。主役のクリストファー・ウォーケンが最高にいい。) |
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ミッドセンチュリーといえば、映画「2001年宇宙の旅」に登場する「宇宙ステーションで使われていたソファー」もそうなんだよねえ。このソファー、オリヴィエ・ムルグのデザインによるジンシリーズと言うやつなんだけど、これって一体いくらで売られてるか知ってる?ソファー1つで58万円だよ!58万円!! 「はー・・・僕には買えないッス・・・」 イームズのシェルチェアだって、1脚で20万ぐらいするもんね。1つぐらいミッドセンチュリーな家具を部屋に置きたいんだけど、値段でビビッているようでは持つ資格無しかなぁ・・・。 |
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今回は「現在のシーン」を大幅に書き直しているので、演劇ページの写真も、現在の方々に登場してもらった。 それぞれ、笑ったり、泣いたり、何パターンもの写真を撮って、掲載する写真は編集の方が選んだのだが、岩田屋さん達の写真が「思いっきり泣いている写真」になっていたので、ちょっと寂しくなってしまった。・・・今の岩田屋って、やっぱりそんな印象なのかなぁ・・・。 |
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最近、ハトがベランダによく出没する。毎日のように2,3羽でやって来ては「ハボー、ハボー」と鳴きまくっている。これがうるさい、うるさい。何の話し合いだか知らないが、互いに、激しく「ハボー、ハボー」とやりあっている。しかも朝早くから「ハボー、ハボー」。こっちが寝ている事なんかお構いなしに「ハボー、ハボー」。 「まったく、人が疲れて寝ている横で、勝手に話し合いをするなー!」 と、アタマに来てベランダに出ても、なんとハトたちは逃げもせずに、知らーん顔。これ、ムチャクチャアタマに来るよ。ハトのくせに、人をバカにしてるんだもんね。 「おまえら、平和の象徴じゃなかったのかよー!」 あんまり悔しいので、ハトとの戦い用に強力水鉄砲を買った。(まあ、エアガンとかじゃあ、あんまりだしねぇ・・・)ところが、これが手で空気を圧縮するタイプだったので、いざ使おうというときに、まず水鉄砲のピストンを押して空気を圧縮しないといけない。で、どういうワケか、この音がするとハトが逃げていく。しかも、「さあ準備が出来た、水鉄砲発射!」という瞬間に、絶妙のタイミングで逃げていく ・・・どこまでもハトにバカにされてるボクだった。「きー悔しいー!」 |
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キャナルのゲーセンで「電車でGO!」のバス版みたいなヤツを見つけた。ちゃんと、お客さんをバス停で乗せて、ドアを閉めて、アナウンスを流してと、なかなか本格的なゲーム。1回200円と、ちょっと高めの料金だったが「ギンギラといえばバス軍団、これはやらないわけにはイカンでしょう」と挑戦してみた。 ・・・が、これが難しいのなんの! 調子がよかったのは、最初のお客を乗せるところだけ。発進した途端に後ろの車にぶつかり、慌てているうちに交差点の中で立ち往生。あちこちから車のクラクションが聞こえてパニックになり、ついには歩行者が交差点を渡っているところに突っ込んで、人をはねてしまった。 「ギョエー、お、おばあちゃんをはねてしまった!あわわ・・・」 この時点で、まだゲームを始めて1分も経っていなかったが、すでに画面の中の交差点は大騒ぎになっている。もうボクはこの場を逃げたい気持ちで一杯。 ほとんど走っていないのに、もうどうにも取り返しがつかなくなってしまったボクのバス。スタートしてすぐに交差点で立ち往生し、人をはねたところでゲーム終了。いつもなら、「もう終わりかよ!200円は高いなあ」なんて文句を言うんだけど、今回は別、だってハンドル握ってるのがホントに辛かったもんね。ゲームでよかった・・・・。 バスを運転するのに、いかに高度な技術が必要か、ちょっとだけわかったような気がする。 |
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スピリッツで読むマンガがどんどん減って、かわりにモーニングで読むマンガが増えている。ボクもオヤジ化が進んでいるということか・・・。 井上雄彦といえば、この前やっと完結した愛蔵版の「SLAM DUNK」はオススメだ。すでにコミックス版で全巻持っている人も多いと思うが(世界中で1億部売れてるんだって!)、何しろ愛蔵版は、本のサイズが大きくて(当然、コマも大きいので)一つ一つの場面に集中できるのがイイ。有名な、セリフがいっさい無く絵の力だけで試合が進んでいく様を見せるエピソードも、この愛蔵版で見ると、またたまらなくイイ。この人、どんどん絵が上手くなっていくよねぇ。「バガボンド」でも、ストーリーをセリフじゃなくて、絵が語ってるもんなー。 セリフで絵の意味がやっと分かる「カバチタレ」とはずいぶん違うよね(まあ、「カバチタレ」の絵にも、味はあるけど・・・って、フォローになってないか・・・。) |
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ウチのマシンのOSは、いまだに「Windows95」。1度「98」にアップグレードしたんだが、思いっきり不安定になったあげくマシンがフリーズして、「ウンともスンとも」言わなくなってしまったので、結局95に戻して今に至っている。自分としては使い慣れている「95」でかまわないと思っていたが、最近どうも、インターネットエクスプローラーの調子がおかしい。(なぜか、すぐ強制終了してしまう)いいかげん寿命なのかなあ・・・。 とりあえず、インターネットエクスプローラーだけでも最新バージョンにしようとネットでアップグレードしたら、ダウンロードに1時間もかかってしまった。まあ、これで安定してくれたらいいんだけど・・・。 ウイルスに感染していないかをオンラインで無料診断してくれるところがあるので、ついでにウチのマシンを診断。約10分ほどで診断結果が出たが、ウチのマシンは感染していないとのことだった。 脚本を書いたり、チラシを作ったりと、苦楽を共にしてきたマシンなので、健康との結果にホッとする。若いマシンにスピードはかなわないかもしれないが、「健康だけが取り柄の旧型マシン」として、1日でも長く頑張って欲しいと思う。 |
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忙しくて買い損なっていた先週号の「週刊東洋経済」を探しに天神へ。「先週号だし、もう売ってないか・・・」とあきらめつつ紀伊國屋に行ったら、経済本コーナーにあったのでホッとする。九州経済の特集だったので、返本されずに売られていたようだ。 ついでに、CDショップで「ビューティフルマインド」のサントラを買って、(ボクが大好きなジェームズ・ホーナーが音楽をやっているのだ!!)いつものごとく、ジャンジャンでチキンを食べてから帰る。 |
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今朝放送の「建てもの探訪」に登場した家は、さすが設計家の自邸だけあって実験的要素がふんだんに盛り込まれた家だった。久々に見応えがあったなぁ。「いや、お見事!!」(ただし、自分が住めといわれたら腰が引けるけど・・・。) この「建てもの探訪」は、設計家と家主の熱意の結晶である「超個性的な家」を毎週紹介するという番組。僕はこの番組のファンで、仕事で家にいないときは留守録するほど。昨日も書いたが、家って、ある意味舞台みたいなものだから、毎週毎週、設計家が、創意工夫で作り上げた家を見るのがスゴク楽しいのだ。 |
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録画しておいた「TVチャンピオン・リフォーム王選手権」を見る。(昨日は徹夜明けでで爆睡していたので見れなかった)今回は、古い長屋をまとめてリフォームする企画で、同じ間取りの家に住む「3つの家族の注文」を受けて、それぞれのチームがリフォームをし、どのリフォームが1番すぐれているかを競うというやつだった。 あるテーマに従ってリフォームをし、住んでいる家が変わっていく姿は、まるで芝居の舞台が出来上がっていくようでスゴク興味深かった。「テーマ」にしたがって空間を設計していくのが芝居の舞台なので、そういう意味では同じなのかもしれない。 それにしても、最近リフォームをバラエティ風にとりあげる番組が増えてきた。(昼の情報番組、ベストタイム水曜の、「必殺リフォーム計画」から流行ってるのかなあ・・・。) |
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予想通り、原稿が朝までかかってしまったので、そのまま赤坂の印刷所まで持っていく。本当は昨日の夜までに仕上げて、制作の立石さん(ギンギラ小さいものクラブ代表、役者だけでなく制作も担当している。)に持って行ってもらうことになっていたのだが、朝までかかってしまったから自分で持って行くしかない。またしても徹夜明けで出かけることに・・・。掲示板に書き込みをしてから家を出る。 ヘロヘロだけど、今日の入稿を済ませれば、しばらくの間締め切りに追われる事もないのでホッとする。あと残すは脚本だけだ・・・。 「ギョエー!それが1番大変だー!!」 |
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ここ数日、すっかり昼と夜が逆転している。明日の朝1番で入稿しないといけない原稿があるのだが・・・。 「きっと、今日も朝までだなぁ・・・。」 |
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今日は夕方から財団でうち合わせになっていたが、徹夜明けで夕方まで持ちそうにないので、朝1番で電話して昼に時間を早めてもらう。家にいると寝てしまうかもしれないので、(しかも、絶対時間になっても起きないのがわかっているので)キャナルで時間まで過ごすことにした。 まずは地下の「フランフラン」へ。アテハカの炊飯器を今日こそ買ってしまおうと思っていたが、フランフランのオリジナル炊飯器が8千円なのを見て(しかも、なかなかシンプルでイイので)、ちょっとひるんでしまった。(アテハカの炊飯器は3万近くするのだ!)とりあえず、もうちょっと考えることに。 同じ階の本屋で「わー週刊スターウォーズ、もう出てるよ!」と、慌てて買って、CDショップでサントラをあさってと、ホントは徹夜でヘロヘロなんだけど、 「ジッとしたらダメだ!気を抜いたら寝てしまうぞ!何としても打ち合わせまで起きていないと・・・」 と自分に言い聞かせて、強制的に楽しく過ごす。 |
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バレバレだと思うけど、昨日天神に行ったのは「進まない原稿」から逃げたから。 当然のことながら、昨日逃げたので原稿が全然進んでいない。昨日サボったから、今日は徹夜だなきっと・・・。 「あーあ、どうして、テキパキできないんだろう・・・。」 ついこの間「泣きながら宿題をする8月31日」を経験したばっかりなのに、まったく我ながら情けない。 |
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ビックカメラのDVDコーナーに1500円DVDのコーナーが出来ていた。「まあ、安いぐらいだからどうでもいい作品が多いだろう」なんて思ってみていたら、なぜかキューブリックの作品がズラリと並んでいるので驚く。おもわず、キューブリックの「時計じかけのオレンジ」を買ってしまった。うーん。この映画が1500円で買えるとはなー・・・。それに比べて、相変わらず日本のアニメDVDは高い。一緒に買った旧ルパンのDVDは定価4800円もした!!(キューブリックのDVDを3枚買ってもお釣りが来るなんて・・・!) でも、好きだから買うしかないんだよな・・・。 今日もジャンジャンでチキンを食べてから家に帰った。なんか、天神に来たらジャンジャンに行かずにいられない自分が怖い。好きなモノにはめっぽう弱い(そして飽きることを知らない)ボクだった。 |
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このところ、やけに忙しい。38歳なりたて、ヨボヨボのボクとしては、もうしんどくて、しんどくて・・・。締め切りに追われまくっている感じ。来週一杯までこの状況が続くのがわかっているので、スゴク悲しい。 「あーもうイヤ、よし逃げちゃえ!」というわけにもいかんしなぁ・・・。 今日楽しかったことと言えば、ハッチポッチステーションでグッチさんの歌が新しくなっていたことぐらい。今日の歌は「アバ」ならぬ「ババ」が歌う、どう聞いてもダンシングクイーンな歌だった。本歌のサビのところ「ダンシングクイーン〜」と歌うところを、グッチさんは気持ちよさそうに「単身赴任〜」と歌っていた。アバの名曲が、単身赴任の歌になるとは!素晴らしいですグッチさん! ちょっと楽しい気分になったが、そのかわり、いざ原稿を書こうとしても頭の中では「単身赴任〜」というフレーズが流れ続けていて全然集中できず。 強烈すぎました、グッチさん・・・。 |
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そんなチビッコ向けのマンガ映画なんか・・・とボクも最初はバカにしてた。が、観てビックリ!映画は大阪万博のシーンから始まり、そしてエンディングには吉田拓郎の「今日までそして明日から」(「私は今日まで生きてみました〜」って歌詞のやつ)が流れるという、 「もう絶対子供にはわからない」映画だったのだ! もちろんチビッコ向けのギャグも入ってるけど、「限りなく大人にしかわからない、せつない世界」に、劇場では涙を流す「いい年した大人」が続出した名作で、ボクも劇場で大泣きしてしまった。 この映画は「僕らが待っていた21世紀って、こんなでいいのか?こんな未来のために頑張ってきたのか?」というのがテーマなんだけど、これって、ギンギラで上演した「さよなら20世紀スペシャル」と同じテーマなんだよね。・・・そんなこともあって、よけいハマってしまったわけです。(一応断っておきますが、ギンギラ公演が先で、この映画が公開されたのはずっとあと。パクってないからね!)きっと、同じ世代が作ってるんだろうなあ。 おバカなのに泣ける映画、ギンギラ好きの方だったら絶対ハマると思う。 |
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普通、誕生日ぐらいは、実用度より「お祝いとしての意味」をこめた非現実的なモノを買う事が多いと思うけど、ボクの場合、普段からやたら「おもちゃ」にお金をつぎ込んでいるせいか、誕生日だしと改めて欲しいモノを考えた場合に、逆に実用的なモノしか浮かばない。そんなわけで、今1番欲しいのは、 「ダイソン社のサイクロン式掃除機かアテハカの炊飯器」。 どう?もうバリバリの実用品でしょ。・・・・でも、どちらもデザインが格好良くて、一般的な同じジャンルの商品よりはかなり割高だから、・・・・そういう意味では、十分「非現実的なモノ」といえるのかな。 |
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今回上演する天神開拓史は、現在の場面を全面的に書き変えるので、記事も現在の方々を中心に作ることになった。撮影したのは、 「泣いている松屋とショッパーズダイエー」 「手を取り合っている岩田屋とZサイド」 「不安げな福岡ドームとシーホーク」 の3種類。それぞれ、廃業が決まった松屋、伊勢丹傘下になる岩田屋、危うい福岡3点セットと、まさに「今話題の方々」に登場してもらっての撮影だった。 |
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今日はチラシの締め切り。間に合わせるために昨日から寝ずの作業が続く。さらに今日はコラムの締め切り。どう考えても時間が足りない。(睡眠も足りないぞ!) 「あーもう!どうして締め切りが同じ日に重なるかなあ・・・。」 締め切りが重なっていたのは前からわかっていたこと。結局は、早め早めに行動できない自分が原因なんだよねえ。誰のせいでもなくて、自分が1番悪い。それはわかってるんだけど・・・でも、いい年して、 「泣きながら宿題をする8月31日」 みたいな1日の過ごし方をするのは、ホント悲しい・・・。 |
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何の話かって? 飲料メーカーがいっせいに発売した中国緑茶ですよ、中国緑茶。 CM見て又驚きましたよ、今度は 「中国の綺麗な人が飲んでいたのは、実は緑茶でした」だって! おいおい、ついこの間まで「美容にいい」みたいな宣伝でウーロン茶を、ガンガン売ってたくせに・・・。 「所詮移り気なお客様、すべてはムード第一なのですよ。」ということか・・・。 (前回公演「外食王オムレット」で、吉野屋さんが言った台詞より) |
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タイトルからもわかる通り「戦隊もの」のパロディ−で、「愛で世界を包もうとしている」秘密組織と「愛を壊そうとする失恋した5人組」フラレンジャーが戦うという、超バカバカストーリー。「どう考えてもフラレンジャーの方が悪だろう!」という設定が、最後まで作品の面白さを支えていた。役者達もみんな元気いっぱいで、舞台だけにとどまらず、客席も走りまわる活躍ぶりに、満員の会場は大爆笑だった。 フラレンジャー達の派手なコスチュームはもちろんのこと、「フラレンジャーカード」を客に配ったり、芝居が始まる前に主題歌(もちろんオリジナル!へなちょこな歌詞と歌声が最高!)を流したりと、ちゃんとディテールをおさえつつ、バカバカに大暴れしているのがスゴクいい! ギンギラの舞台で、いつも一緒にやっている連中が多い劇団なので、ちょっとひいき目になってるかな・・・。 |
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今発売中の演劇情報誌「シアターガイド5月号」にギンギラの記事が出ている。(実は、編集の方が公演を観に東京から来たのだ!) 「福岡でしか観ることができない」僕らの芝居の記事が、東京から発信している全国誌に載るというのが、何だかスゴク愉快。 さらに、記事を見ると、スマップ草なぎ君の写真の上に、ギンギラの写真が出ているので、ますます愉快。 |
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留守録しっぱなしで、忙しくて見れなかった「スタートレックボイジャー」の最終回をついに見ることに! ここ何年間かずっと見てきた番組の最終回なので、見る方も気合いが入る。飲み物を用意して、途中で電話がなって邪魔されたくないので電話線を抜いて、もちろん100インチのスクリーンでの鑑賞。 ・・・だったんだけど、思った以上に、「フツーに終わってしまった」ので、ちょっと拍子抜けしてしまった。 1つ1つのシーンが短くて何だかバタバタした編集だったし、肝心のクライマックスシーンはわかりにくいし・・・ちょっとガッカリだった。気になってスタトレファンのHPをのぞいたら同じような感想で一杯だった。 あーあー、あとは「DS9」しか、楽しみな番組がない。 |
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庄ちゃんから受け取った原画をスキャナーで取り込んで、フォトショップで加工(色を塗ったり、大きさを調整したり)していく。 夕方からは、西鉄ホールである「とまとママのソロライブ」を見に行くので、時間まで、ひたすらチラシの作業。 すでに出来ているチラシのデータとあわせて、だいたいの形が見えてきたかな。 |
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中国の無人宇宙船「神舟3号」が帰ってきた写真が発表されたが、モンゴルの平原に、「コロン」と転がっているのが、なんかウソっぽい。 まるで、旧ソ連で作られたSF映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」の1場面のようだった。 そういえば昔、インドが有人宇宙飛行の実験をするニュースが流れたが、インドの宇宙局が「宇宙飛行士にヨガをさせて、宇宙でヨガが役に立つかどうか調べる」と、発表していたような・・・その後のことを聞かないんだけど、一体、宇宙空間でヨガなんて、何の実験だったんだろう? 地上の宇宙局に「ヨガの達人」がいて、神通力で宇宙と通信とかだったりして・・・。 |
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手作りの「ぶっさいくな新幹線」。当然走らせるレールセットがあるわけもなく、仕方がないので広げた新聞紙に「油性マジック」で線路を書いて、その上で遊んでいた。最初は新聞紙を広げた大きさで満足していたのが、そのうちに、どうしても東京〜小倉までの(当時は、まだ博多まで開通していなかった)距離感を再現したい衝動に駆られて、線路を延長し始めた。新聞を次々に並べて、自分なりに計算して、所々に駅を書き込みながらどんどん線路を書いていく。ここで、家に親がいてくれたら「いいかげんにしなさい!」で終わっていたのだが、何しろ一人で留守番中のこと、どんどん盛り上がっていく自分の気持ちが抑えられない。とうとう、東京から大阪までの線路を書いたところで、家の中は足の踏み場がなくなってしまった。 さあ、大変、まだ大阪から小倉までが残ってる。「何としても小倉まで開通させなければ!」ふと見ると、大阪で止まってしまった線路の前に、柱が天井にまで延びている。 「そうだ、柱だ!柱に書こう!」 ・・・当時の我が家は、新築一戸建てで、やっと父親が手に入れた自慢の家だった。でも、その時のボクには線路を書く場所を探すこと以外、何も考えられなくなっていた。 ボクは新築の我が家の柱に、お気に入りの油性マジックで線路を書き始めた。途中で手が届かなくなると、イスに上がり、天井まで線路を書いていく。そうやって、家中の柱に線路を書いて、ようやく玄関のところに、小倉駅を書くことができた。 1日かけて完成したボクの東京〜大阪間の線路。手書きでよれよれのレールの上を、マイ新幹線で走っていく。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 ・・・・と、ここで、いったん記憶が中断している。次の記憶は、父親にはり倒されて、踏みつけられている場面になっている。そこでは、まるで虫のように、父親に踏みつけられたボクが、足の下で泣きながら手足をバタバタさせている。父親はボクを踏みつけながら「油性マジックは、油性マジックは・・・・消えないだろー!」と怒鳴っている。小さい頃のことで、とぎれとぎれの断片的な記憶なんだけど、たしかにこの時ボクは「そんなに踏んだら死んじゃうよー!」と叫んだ。 |
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昨日、小さい頃に「油性マジック」がお気に入りだったことを書いたが、その「殺されるに違いないと思ったイタズラ」はまさに、この油性マジックが原因で起こった。 当時のボクは、お子ちゃま用の「指でなでるだけでインクが落ちてしまう、へなちょこ水性ペン」とちがって、何にでも書けてしかも、1度書いたらもう2度と消えない油性マジックが大好きだった。(あと、あの独特の匂いもスキだった。何だか、あの鼻につく匂いが気に入っていたのだ。) ある日、1人で留守番をしていた時のこと(だいたい「殺される」と思ったイタズラは1人で留守番しているときに起きている。)ボクは「新幹線ごっこ」をしようと思いついた。当時、男の子は、新幹線独特の「先が丸くなった流線型のスタイル」に夢中になっていた。ボクも大好きだったが、もちろん我が家で新幹線のおもちゃを買ってもらえるはずもなく、いつものように角材に油性のマジックで窓を書いた「四角い新幹線」で遊ぶしかなかった。 あれ?「おもちゃを買ってもらえない可愛そうな子供」の話に変わってる・・・「新幹線ごっこ」の話だったよね。 つづく |