大塚ムネトの超不定期日記(2003年9月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今日は情宣用の写真撮影で、朝から某バス営業所へ。西鉄ホールの中村さんが交渉してくれたお陰で、何と「バス1台を借り切って撮影する許可」をもらったのだ!バス営業所というだけあって、構内はどこもかしこもバスだらけ。出入りもひっきりなし。「おーさすが日本一のバス軍団だぜ」とみんなで納得する。 撮影は、かぶりモノを変えながら何パターンか撮ったので、時々着替えるために、役者がバスだらけの営業所内を行ったり来たりしていた。 「本物バス軍団の中をチョロチョロするバス軍団」が楽しくて、持ってきていたカメラで自分たち用の記念写真もたくさん撮ってしまった。 営業所の皆様、撮影協力ありがとうございました。なお、今日撮影した写真はこれから宣伝するときに使うので(まずはウォーカーの演劇ページに登場する予定)お楽しみに! 夜、とまとママから電話がかかってくる。じつは中村タクジとコガキョが今月1ヶ月だけあんみつ姫の公演に参加していて、「いよいよ今日からです。」というご挨拶の電話だった。こっちこそ挨拶が遅くなってしまったが、「2人をよろしくお願いします。」とママに頼む。 というわけで、今月のあんみつ姫にはギンギラから中村タクジとコガキョが参加してます。いつもの公演と違ってかなり苦労しているようですが、2人とも頑張ってますのでよかったら観に行ってやってください。 |
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ギンギラ新聞の初校がメールで送られてきたので、確認して変更点を送り返す。いくつか修正すればもうOKかな。あとは使いたい写真の許可が下りるのを待つばかり。もしNGが出たら書き直さないといけないので、何とか借りれるといいんだけど。あと、まさかとは思うがホークスの優勝がなかったときも困る。だって今回の記事はホークスの優勝から始まってるし。でも、大丈夫だよね・・・・まさかね。 ちょっとドキドキしつつ、庄チャンからバイク便で届いた4コママンガをスキャナーでマシンに取り込んで着色。・・・うーん、このマンガも「ホークスの優勝」から始まってるんだよなぁ・・・。 確か、ホークスが4連敗して、ライオンズが4連勝したら、ライオンズの逆転優勝なんでしょ?しつこいけど・・・大丈夫だよね・・・・まさかね。 |
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模型誌によると、米国空母「ニミッツ」の72分の1サイズのペーパークラフトが発売されるらしい。何と完成全長4メートル60センチ!完成後は三つに分割収納できるようになっているらしいが、いくら何でもデカすぎだろう!あと値段もビックリ、この空母のペーパークラフトは6万8000円もする。 「紙だよ紙、約7万円の紙工作ってか!」 いや、驚いた。こんなの買うヤツいるのかなぁ?・・・うーん、ちょっと欲しいかもしれない。 |
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すでに入稿していたチラシデータにミスがあるとの連絡があった。慌てて修正版を作って担当の方に渡すことに。「出来るだけ早いほうがいい」という事で、何と朝の仕事前に、担当の方がわざわざ家にデータを取りに来てくれた。「今回はバッチリですよ」なんて言いながら渡していたボクとしては、もう、ただひたすらにお詫びするしかなかった。ホントすみませんでした。長年ギンギラの印刷を担当してもらっていて、仕事以外でも色々お世話になっている方なので、ボクも甘えてしまったが、今後は2度とこんな事がないように気をつけなければ! 昼は天神で庄ちゃんと「ギンギラ新聞4コママンガ」の打ち合わせだったが、今日終わらせないといけない原稿に手間取ってしまったので、夜電話で打ち合わせをさせてもらうことに変更。おかげで原稿は夕方でだいたいメドがついた。 夜の打ち合わせまで時間があったので、4コママンガのセリフを考えながらラフを自分で描く。ラフをFAXで庄チャンに送れば、ただ電話で話すより具体的に打ち合わせが出来ると思ったからだが、自分で書いておきながら誰が誰やら全然わからない。いくらラフとはいえ、自分の絵のへたさに愕然となる。仕方ないので絵の横にキャラの名前を書く・・・って、これじゃあ絵を描く意味ないじゃん! へたくそなラフを描き上げたところで天神へ。先日収録でお世話になったNHKのディレクターとメシを食べつつ、企画をあれこれ相談。実現したら楽しいんだけどなぁ・・・何を話したかはまだ秘密。 |
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午後からウォーカーコラム用の写真撮影。今回のコラムは「天神に出来る盲導犬用トイレについて」。恥ずかしながら、これまで「天神で視覚障害の方がどう過ごしていたか」なんて考えたこともなかった。「きちっとトイレで用を足す」ようにしつけられている盲導犬にとって、トイレがない天神で過ごすということは「トイレを我慢してご主人のために働く」という、とても残酷なことになっていたのだ。そのためユーザー(盲導犬を利用している人)も盲導犬をつれて長時間過ごすことが出来ず、スゴク不便だったとのこと。 じつは今回でウォーカーコラムが終了なのだが、あやうく「天神って楽しいよね・・・」みたいな内容で無難にまとめるところだった。で、このトイレのことを知ったので、急きょ内容を変更し、「盲導犬用のトイレ」を取り上げたというわけ。 「まだまだ天神には改善の余地がいっぱいあるぞ!」ってね。 撮影には、トイレを作ろうと運動したボランティア代表の信國さんだけでなく、わざわざユーザーの片山さんと盲導犬のユーミンまで来てくれた。ホントありがとうございました。 ちなみにトイレが出来るのはちょうどイムズの向かい側。便利な場所でよかったが「不法駐輪の自転車」で入り口をふさがれないか心配だ。 |
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天神でチラシデータの受け渡し。いったんは昨日受け渡しが終わっていたのだが、「背景とイラストのインクを変えたい」と相談したら、データを修正すれば可能だという事になったので、改めて修正版を渡すことになったのだ。 そのあと西鉄ホールで情宣用写真の打ち合わせ。いつも西鉄ホールで公演をしているし、更に今回は提携公演ということもあって、全面的に西鉄に協力してもらえることになっているので、どんな写真を撮ろうかプランを考える。 ジュンク堂書店で1時間ほど各種雑誌をチェックしてから帰宅。ちょっと仮眠をとってから、明日締め切りのギンギラ新聞の原稿を仕上げる。だいたい終わっていたはずなのに、色々修正していたら結局朝まで掛かってしまった。 |
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イベントが決まったので筑紫の電車車両基地へ下見に行く。当初は「電車を劇場代わりにする」という案だったが、相談した結果、出来るだけたくさんの方に観てもらえるように、休憩所で上演することになりそうだ。 続いて天神でギンギラ新聞の打ち合わせ。このところメールのやりとりだけだったので、直接会って相談させてもらう。今日はまだ打ち合わせが続くので、途中ジャンジャンでチャイを飲んで一休み。ワガママを言わせてもらって次の打ち合わせをジャンジャンでさせてもらった。 夜は舞監の横山君と1月公演の打ち合わせ。これで今日の打ち合わせは全て終了。帰りがけに横山君と「八っちゃんラーメン」へ。横山君との打ち合わせが夜になったときは必ずと言っていいほど、ここで夜食のラーメンを食べている。2日続けてのラーメンだが大好きなので全然平気。 ボクがいつも注文するのは、チャーシューメンと餃子。で、替え玉までして満腹になって店を出ようとしたら、店主から初めて声をかけられた。ボクは、「一見、無口で一徹に見える店主」のことを、勝手に健さんと心の中で呼んでいたので、声をかけられて本当にビックリ。 驚くボクに健さんが、「嘉穂劇場・・・・残念でしたね・・・頑張ってください」と笑顔で言ってくれた。さすが健さん!この一言がグッと来ましたよ。 |
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キャナルのラーメンスタジアムで晩ご飯。営業が今日までの尾道ラーメンで、ネギラーメンとしそ巻き餃子を食べる。他にも中華そばの店が今日で撤退とのこと。やはりトンコツ以外は苦戦してるんだろうか?月ごとの人気投票では、久留米の大砲ラーメンがダントツの人気だった。 ラーメンといえば、高校まで小郡に住んでいたボクは西鉄小郡駅そばの「いこまラーメン」が大好きだった。小学生の頃、半ドンで帰ってくる土曜日になると、いつも、いこまラーメンの出前をとって食べていた(出前は1杯だけではしてくれないので、いつも2杯注文するのが決まりだった)。 で、ラーメン2杯をテーブルの上に並べて「両手に箸を持って」交互に食べる。両手で次々麺をすするのが「超食いしん坊」という感じで、とても楽しかった(ホント、バカな子供だよねぇ・・・)。 でも今にして思えば、造形の仕事をするときに、利き手の右だけでなく左も同じように使えるのは、このラーメンの食べ方のおかげかもしれない・・・・って、ちょっと大げさかな。 |
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徹夜で書いていた原稿を朝方4時にやっと仕上げる。で、メールで送信。送信時間は午前4時20分だった。いやー短かったなぁ・・・朝型人間。 ちょっと仮眠してからチラシの修正作業へ。だいたい出来上がっているのだが、イラストの塗りむらの修正とか、汚れの削除など、ここから仕上げまでがちょっと面倒くさい。まあ、多少はラフな感じが残っている方が庄チャンのイラストらしくていいと思うので、修正はある程度でやめるつもり。 途中、おやつを買いにコンビニへ。食玩コーナーを見ると、フルタの「スタートレック・シップコレクション」が3つ売れ残っていた。もちろんトレッキーのボクとしては放っておけないので「ダブりを覚悟して」残っていた3つを買う。だって、スタトレモノが売れ残ってるなんて許せないもんね。ところが、家に帰ってきて箱を開けたら、何と3つとも持っていなかったヤツだった!ダブりが無しなんて、すばらしい!これでトレッキー心が報われたなぁ。 机の上にズラリと飾って、気分良く脚本作業へ。 |
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今日の武蔵は、いよいよ巌流島の決闘。空撮や、一瞬だけだけど「デジタルカメラをぐるりと並べて撮影する」マトリックスばりのシーンも登場。ようやくドラマが一段落ついた。ボクはこの決闘以降の「それからの武蔵」が好きなので、来週からが楽しみ。 武蔵といえば、第一回目が「七人の侍のパクリ」なんて週刊誌でたたかれていたが、マネも何も、時代劇ファンが見ればすぐわかるぐらい同じにしてるんだから、「パクリ」と言うよりは「オマージュ」だったと思うんだけどね。 続いてK−1のボブ・サップ復活戦を見る。勝負はあっという間だったが、相手選手の顔が「一瞬だったのにもかかわらず無惨に腫れ上がっていた」ことに驚く。 武蔵もサップも勝負は一瞬だった。なんか気分が燃え上がってきたので、昨日CSで録画していた少林サッカー(日本語版)を見る。基本的にボクは「字幕派」なので、もともとは字幕版で見ていたのだが、香港映画って大げさだから(特にこの映画はバカがつくほど大げさだし・・・)、日本語吹き替えのアニメっぽさがピッタリだった。 |
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そう言えば、雁ノ巣の格納庫が取り壊されたのは去年の9月だった。せっかく工事事務所から取り壊しの日を連絡してもらったのだが、都合がつかなくて見に行けなかったことが今でも悔やまれる。 「せめて「翼をくださいっ!」を通して雁ノ巣さんのことを語っていこう」と決めていたはずなのに・・・2001年9月の「空の日」に再演して以来、ずっと上演していない。 来年あたり、「翼をくださいっ!」の再演をしたいなぁ。 |
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入稿予定日は24日とまだまだ時間があるが、他にも色々締め切りがあるので、早いに越したことはない。なんとか、表側を最終候補3つにまで絞り込む。裏の情報面も、あとは細かい修正だけなので、これでなんとか「泣きながら徹夜で仕上げる」とか「宿題が終わらない8月31日気分」なんて目に遭わなくてすみそう。 夕方に代理店から「鉄道の日のイベント決定」との連絡が入る。ボクは思わず「スミマセン」と謝ってしまった。こっちが依頼されてるのにどうして謝ったかというと・・・もともとは、「予算がないので、ちょっと来てくれませんか?」ぐらいの話だったのを、「どうせやるなら10分ぐらいのお芝居仕立てにしましょうよ、そうだ!車両基地は電車がいっぱいあるんだから、電車を劇場代わりってどうですか?」と、ボクが調子に乗ってしまい、しかも脚本までとっとと書いてしまったので、先方としても「面白いけど、もともと予算がないって話からだったので・・・」と、ずいぶん苦労していたのだった。ようやく各方面の了解が取れて今日連絡が来たというわけ。ホントご苦労様でした。 |
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昨日の夜に知り合いの編集者から「福岡版トリビアネタ」を教えてとのメールが来ていたので、公演用に取材したことからいくつか書き出して返事を出す。「路線バスが引退するまでに走る距離は、地球を24周分(100万キロ)である。」とか「博多で最初に電球をつけたのは岩田屋呉服店である」とかね。どれもギンギラではお馴染みの話だが、思えば取材で初めて知ったとき「へーそうなんですか!」と、ボクも驚いたことばかり。 毎回、必ず「関係者への取材」をしてから脚本を書くようにしているのは、「当事者だからこその想い」を聞きたいのはもちろんのこと、この驚きと出会うためだったりする。 まずは、ボク自身が「最初の観客」として現場の方の話を聞き、普段何げなく見過ごしていたモノたちが持つ「誕生からのドラマ」に感動しているのだ。 |
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脚本とチラシの作業で、すぐに何時間も時間が経ってしまうのだが、じつは、色々な締め切りが迫っていたりする。今日は「果たして何からやればいいのか?」、あらためて日程を書き出してみた。いくつか電話で確認を取ってから、さっそく仕事に取りかかる。 まずはギンギラ新聞第2号の原稿から。今回は、ホークスの優勝にあわせて、天神開拓史でもお馴染みの「西鉄軍について」書こうと思っている。分量見開き2ページのうち、右半分をやっつけたところで、今日のところはここまで。 午後から打ち合わせを1つ。ちょっとの時間だったが、やっぱり外に出るのは気分転換にいい。で、家に帰る途中で公園を通ったら、犬を連れた飼い主がたくさん集まっていた。 「おお!こんな所で犬会議が開かれていたとは!」 思わぬ発見。犬はいいね、自分が飼ってなくても見てるとなごんでくるし。しばらく眺めていたら、たまたまコーギーが近づいてきた。ふー危ない、危ない・・・あやうく赤ちゃん言葉で話しかけるところだった「あら、どうちたの〜」って。でも、どうしてペットに話しかけるときって赤ちゃん言葉になってしまうんだろう? すっかり和んだところで家に帰り、チラシと脚本作業へ。 |
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脚本を書いてるときは時間なんて関係ないので、生活がかなりメチャクチャになる。徹夜で夕方まで続けて作業して、「夕方寝て夜中に起きる」なんて事も多い。「そんな生活してるから体調壊すんですよ」としかられるんだけど、そうやって追いこまないと本が出来ないんだから、こればっかりはしょうがない。それに調子よく書けてるときは徹夜でも全然平気だし、夜中の方が集中できるのでつい徹夜してしまう。 で、ずっとメチャクチャな生活が続いているが、そのツケで15日にへばったおかげで、たまたま今、「きちっと朝6時に起きる生活」になっている。 というわけで、現在「たまたま朝型人間」として活動中。いやーやっぱりいいね。朝から鳴る電話にもちゃんと出ることが出来るし、きちっとお腹も減ってくる(いかに、普段当たり前の生活が出来ていないかわかるよね・・・お恥ずかしい。) ただ1つ問題があるとすれば、外の青空につられて、ついお出かけしたくなってしまうこと。「いかんいかん!」うっかり昼間に遊び倒したら、また徹夜しないといけなくなる。そうしたらメチャクチャ生活に逆戻りだ! |
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網戸が破れたままになっていたのがずっと気になっていたので、自分で網を取り替えることにした。だいたいの網戸は、網の周りをゴムチューブで留めてるだけなので、じつは簡単に交換できる様になっている。ホームセンターで交換用の網と、網を止めるゴムチューブを買っても3千円ぐらい(もし、業者に頼むと何万か掛かるらしい)。 「え?なんで、そんなこと急に始めたのかって?」 そんなこと・・・・14日の日記を見ればわかるでしょ!と、ぼやきつつ夕方に庄チャンのイラストがバイク便で届く。いよいよチラシの仕上げ作業に突入。 |
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公演中止の告知は「お詫びDMの発送」、「テレビ、新聞での告知」と出来る限りやったが、もし知らずに来るお客様がいた場合「せめてきちんとお詫びしよう」と、朝から嘉穂劇場で待機。最初はボクと立石、仲の「制作チーム」だけで行くはずだったが、都合がついた役者連中、杉山英美、上田裕子、中村タクジ、古賀今日子、加賀田浩二もせっかくだから行きます!という事になった。 で、みんなでしみじみ劇場で過ごす事に。 幸い、知らずに来るお客様はゼロだったので、ホッとする。逆に「中止は知っていたけど、あえて劇場を見に来ました。」というお客様がちょうど昼公演の開演時間に来てくれた。これには感激してしまった。まずみんなでお詫びして、一緒に絵看板の前で写真を撮って、一足早く来年公演のお知らせをしてと、出来るだけのおもてなしで対応。 わざわざ久留米から車で来てくれて、本当にありがとうございました。 夕方から劇場の片付けを手伝って、夜は劇場の方をまじえてみんなで打ち上げ。今日は嘉穂劇場を満喫した1日だった。 と、ここで終わればよかったのだが、情けない事に、ボクが打ち上げが終わった途端にへばってしまった。そんなに飲んでいなかったので、これには自分でもビックリ。(しかも、酒豪の女優陣に「飲み過ぎないようにね!」なんて言っていたので、ものスゴク格好悪い。)ここのところずっと脚本で生活が目茶無茶になっていたからかなぁ・・・うーん、無理がきかなくなってきてるって事か? |
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今日は朝から季節はずれの大掃除。いつもこの日記を見てる方なら「ああ、また始まったなぁ」とわかってくれるハズ。 なんの事かわからない方のために説明すると、「公演前の大掃除」とは、「煮詰まった脚本からの現実逃避」ということ。具体的にならない作業のストレスを、やればやるだけ「きれいになる」という結果が見える掃除で紛らしてるというわけ・・・って、毎回毎回、公演前になるとこの事書いてるよなぁ。 まあ、公演までの通過儀式みたいなモノだから仕方ないか・・・。 夜は放生会をのぞきに行く。今年も見せ物小屋が来ていたが、口上がいつものおじさんじゃなかったのでちょっと気になった。お化け屋敷に、型抜き道場に・・・・相変わらずの賑わい。ついでに古本市をのぞいたら、昔の博多の写真集や地元経済誌など面白い本がたくさんあったのでいくつか買う事に。思わぬ収穫に大喜びの放生会だった。 |
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深夜に「ザ・ホワイトハウス」の再放送をしている。いよいよ10月から新シーズンに突入するので、楽しみでしょうがない。だって第1シーズンは「大統領暗殺か?」なんて凄いところで終わったもんね。 これは米国のTVドラマのシーズンファイナルごとのパターン(次シーズンに期待を高めさせるため、わざとスゴイ事件を起こして途中で終わりにする作戦。「次シーズンの解決編をお楽しみに!」ってわけ)で仕方ないんだけど、待たされるこっちとしてはたまらんよなぁ。 日本ではいまいちヒットしなかったTVシリーズ「ダラス」でも、暗殺事件の前編でシーズンファイナルになった事があったが、このときに米国国内は「誰が彼を撃ったのか?」で大騒ぎになったらしい。 |
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スーパーブランドシティ改め、「イニミニマニモ」が、いよいよ今日オープン。改装に10億円をかけ、九州初上陸ブランドも登場。初年度売り上げは130億円を目指すとの事 でも、なんでこんな名前を付けたんだろう?「1度で覚えられない名前」の時点でNGにならなかったのが不思議な気がするんだけど・・・。こんな名前つけたら、普段会話で出しにくいよね。きっとそのうち、「省略形」が生まれるんだろうな。 さあて、なんて省略して呼ぼうか? |
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行きつけのエスニックレストラン「ジャンジャン」でカレーとチキンを食べつつ、来年1月チラシのイラスト打ち合わせ。「ギンギラ御用達イラストレーター」庄チャンとの打ち合わせなので、いつものごとく、まずは「モヤモヤーとしたイメージ」を伝える。するとボクの言葉をもとに、その場でサラサラとラフを描いてしまう庄チャン。 いやーいつもながら感動してしまう。だって、あっという間にゼロからカタチにしてしまうんだもんなぁ。 あと面白かったのが、いま庄チャンが発注を受けてる仕事の話。某お店の「お豆腐キャラ」を頼まれているそうで、庄チャンが「外人風の可愛いキャラ」を提案したら、先方からNGが出てしまったとの事。 理由は「うちの豆腐は国産大豆しか使っていません!!だから外人じゃないです!」だって。 |
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来年1月公演は、去年の9月にマリノアで上演した幻の出来ちゃった新作「路線なき戦い」を上演する事にしている。 なぜ、出来ちゃった新作と呼んでいるかというと、「本来は再演のはずが、書き直しているうちにすっかり新作になってしまった」という、信じられない展開の中で誕生した作品だから! この作品は、本当は出来る予定のなかった新作なのだ!もう書いた自分でもビックリ(詳しくは去年6月後半から7月にかけての日記を)。 いつか改めてきちんと上演したいと思っていたが、ようやく来年1月公演で実現する事になった。現在、今度上演する西鉄ホール用に色々書き加えているところ。 |
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夜中にNHKで、艶やかな漆の上に輝く蒔絵で有名な「輪島塗の漆器」がピンチに陥っている番組を放送していた。番組では、蒔絵の細密な線を書くのに必要な筆が手に入らなくなってしまい、「今使っている筆がダメになったらどうしよう・・・」と、職人たちが途方に暮れていた。 筆が手に入らなくなってしまった原因は、毛先の材料となる野生のクマネズミがいなくなってしまったからで、京都に唯一残っている筆職人も、10年前に最後の筆を作ったきり、ずっと筆を作っていないとの事。 じつはボクも同じ悩みを抱えている。数年前から「かぶりモノを接着するときに使う道具」が製造中止になってしまい、「今使っている道具が壊れたらどうしよう・・・」とドキドキしながらかぶりモノを作っているのだ。 ちなみに、今日はもちろん人形講座の日。こっちは相変わらず袴で苦戦中。そう言えば去年も袴のうしろ側で苦労したっけ・・・。 |
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昼からスタジオ入りして準備。収録は夕方からだったが、照明の確認、リハなど、バタバタしているうちに収録開始となった。オンエアー上は「ひよ子侍が5分」「トーク5分」の計10分という事だが、とりあえずトーク部分だけで20分ぐらい収録。「さてどこまで放送されるのか?」とても楽しみ。 収録のあとに、番組MCの華丸さん、大吉さんやスタッフの方々と食事会。隣に座った大吉さんとあれこれ話しているうちに意気投合し、そのまま2次会へ。気がつくと午前3時をすぎていた。 「舞台にかける思い」を語りあえたのが嬉しくてつい飲み過ぎてしまった。 |
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明日の収録で、「かぶりモノを使ってスタジオに天神を再現しよう」という事になったので、倉庫からかぶりモノをNHKに運ぶ。 全部で50個と、本公演並の数だったので、ちょっと大変だった。 |
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ベストセラーになった本「バカの壁」を特集した番組がETVで放送。番組は著者である養老孟司氏のインタビューを中心に、いくつかの章に分かれて「バカの壁」について迫っていた。本とは違う切り口だったので、とても面白かった。 本の中では、「バカの壁」について、脳内での現象をy=axという方程式にたとえて説明している。脳に入った情報(入力)をx、情報を受けておきる行動(出力)がy、現実感とか、関心を持つという事をaという係数とした場合、入力が小さくても、関心が大きければ、出力の行動は大きくなり、逆にいくら入力しても、全然関心がなければ(係数がゼロなら)、出力はゼロのままとなる。つまり、「一見、話したり見たり聞いたりしても、その人が興味をもてなければ何も影響されない、それがバカの壁」というわけ。 この壁について、番組では「越えると、その先には見た事がない世界が待っている、可能性を広げる壁」と、プラス指向で語られていた。 |
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昼から天神でイベントの打ち合わせ。イベントの脚本を完成させて持っていく。内容については前回の打ち合わせにそって書いてるので問題なし。さて、あとは予算次第。脚本に書いてる事を全て実現できたら、きっと楽しい作品になると思うんだけどなぁ・・・。 イベントの中身は、鉄道の日に筑紫車両基地で上演する「電車を主役にした約10分の物語」。ポイントは、「実際の車両を丸ごと劇場として使う」って所なんだけど・・・果たしてどこまで実現できるだろうか・・・。 |
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今日の各新聞は全て「ハウステンボス再生」を記事に取り上げていた。圧巻だったのは西日本新聞。さすが地元紙だけあって、1面から経済面はもちろんの事、社説でも「ハウステンボス関連」の内容で、読み応え満点だった。 記事によれば、外資系の投資会社(いわゆる「ハゲタカファンド」)が援助を申し出ていたが、支援先が国内大手証券会社系の投資会社に決まり、関係者は喜んでいるとのこと。 ちなみに「ハゲタカファンド」とは外資系の投資会社の事で、会社を安く買収して価値を高め転売して利益を得るところから、こう呼ばれている。すでにシーガイアも米リップルウッド社によって再建中。福岡3点セットもこの「ハゲタカファンド」に狙われてたりする。・・・と書きつつ、必ずしも外資系の投資会社が悪いとも思えない気もする。だって国内で支援するところがないんじゃ仕方ないもんね。 2日に放送の「ガイアの夜明け」では破綻したゴルフ場を再建する外資系の話をやっていたが、担当者は「ハゲタカ」といわれる事をかなり嫌がっている感じだった。 |
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CSのスーパーチャンネルで放送中のSF大河ドラマ「バビロン5」が面白くなってきた。物語は、様々な異星人が入り乱れて生活している「バビロン5」と呼ばれるスペースコロニーを舞台に、正義と悪が戦う壮大なスペースオペラ。 ただ、あまりに壮大すぎて全然物語が見えてこず、最初の頃はあまり面白いとは思わなかった。(じつは、第10話ぐらいまで見て、力尽きてしまっていた。だって謎は多いし、話は進まないしで飽きてしまったのだ・・・) このバビロン5が、久々に見たらものすごい展開になっていた。特に第60話あたりの展開には度肝を抜かれた。(この60話も続いていたのにも驚くけど・・・)。何とようやく今頃になって、ずっと何年も引っ張っていた謎が次々解決しているのだ! これって、きっと放送を始める前から全てのエピソードが出来ていたんだろうなぁ。じゃなかったら、「3年近くたってから全ての伏線が1つの物語につながる」なんて絶対ムリだと思うもん。 この作り手の根気に驚いてしまった。もちろん番組はまだまだ続く。 |
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新連載「ギンギラ新聞」が始まった。第一回目は「初めて乗った電車を覚えてますか?」と題して、自分が幼稚園の頃、初めて乗った電車に会いに行く話。 西鉄の方に聞いたところ、ボクが初めて乗った電車は200系という丸顔の木造電車だという事はわかったのだが、残念ながらすでに廃車処分になっていて西鉄にも残っていない。そこへ、何と個人でこの「200系電車」を保存している方がいるという情報が入り、その電車に会いに行く事に。そこで見た電車の姿とは!・・・てな話。 チラシでお馴染み庄チャンの4コママンガもあり。福岡駅などに置いてるらしいので、興味がある方はどうぞ。 |
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ちょっと用事があって熊本に行った。で、驚いたのが、JR熊本駅とバスセンターが思いっきり離れている事。 「電車とバスのアクセスがいいのは当たり前」と思い込んでいたボクは、熊本駅からバスセンターまで歩こうとしてひどい目にあった。まさかあんなに遠かったとは! 地元の人には当たり前なのかもしれないが、「駅とバスセンターが離れている事」「複数の会社のバスが入り乱れて走りつつ、更に路面電車まで走っている事」など、熊本の交通事情にスゴク興味がわいた。 じつはきららの稽古場にも遊びに行こうと思ったのだが、月曜日は休みと聞いていたのでまた今度ということで・・・。 |